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【熱い季節2019】第28回びわ湖高島ペーロン大会(後編)

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2019年7月28日(日)、滋賀県高島市の琵琶湖畔
にて行われた、ターン有りの手漕ぎボート競技
「第28回びわ湖高島ペーロン大会」の模様より、
後編記事。
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本大会会場の最寄り駅は、JR近江今津駅である。
京都駅から湖西線で、各駅停車では1時間くらい。
京都駅で7時半前後の電車に乗れば、9時過ぎからの
第一レースの観戦には十分間に合う。

なお、休日の早朝は「新快速」が無いが、昼間は
新快速に乗れば、もう少し乗車時間は短縮できる。
JR近江今津駅からは、琵琶湖の方に向かって歩けば
10分~15分程度で会場に到達する。途中、コンビニが
あるし、会場には屋台もあるので飲食には事欠かない。

本大会は従来、地元のお祭り的な要素が大きい大会
であったが、ここ6~7年、いわゆる「ドラゴン専業
チーム」が多数、高島市市外から参戦、レベルが高く
なってきているとともに、競技志向も強くなって来た。

地元チームの一部は、ドラゴン専業チームに触発され
その漕法や戦術を大幅に取り入れ、大きく成長し、
他大会へも遠征して好成績を上げるなど、すなわち
「専業チーム」化したところもある。

しかし、多くの地元チームは、旧来のまま、1年に1度、
お祭り的に本大会へ参戦するだけであり、現状では、
「地元強豪 VS 市外専業チーム軍団」という構図が
ここ数年間続いている。
これは、競技的にはこれで良いが、運営的な視点からは
ちょっとまずい状況もある、つまり実力差が大きすぎて
一般地元チームが競技を楽しむ要素が少ないからだ。

この課題を回避するのは難しくなく、地元またはビギナー
の部と、競技志向の強い「チャンピオンの部」等を
カテゴリーで分けてしまえばよい。

本大会も旧来は、そのように「フレンドシップの部」
「チャンピオンシップの部」、そしてさらに昔では
「女子の部」もあったのだが、何故か現在は、単一の
カテゴリーしか無い。これは旧形態の方が適切だと
思われるので、そのようにした方が良いのではなかろうか?

それから、本大会の特徴として、あらゆるアクシデント
(蛇行、スピン、転覆、落水等)が頻繁に発生する点が
ある。今日は風は無いが水流のうねりや波の影響からか?
それが特に酷く、全体の35%程度の比率の艇が、何らかの
アクシデントに巻き込まれている。
高スキルのチームばかりの準決勝以降にかけても、まだ
その状況は続き、実力のみならず「運」の要素もある事
だろう。そして、ここでの「運不運」が、どのように
レース展開に影響していくのだろうか・・? 
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さて、本記事の前編では、準決勝の途中までの紹介
であった。今回は、その続きで、準決勝第3組の模様
から紹介しよう。

まずは対戦の組み合わせを再掲する。

準決勝第3組
1レーン:美浜町役場ペーロン部
2レーン:VICTORY南浜
3レーン:松陽台 守のシルバニアファミリー
4レーン:龍人

「美浜町」は、福井県にあり「三方五湖」や「美浜原発」
で知られている町である。
「美浜町役場ペーロン部」としては、数年前からの
参戦であるが、それ以前、およそ7~8年前からも
「美浜町」からのエントリーがあった模様だ。

「福井県? 何故、そんな遠くから本大会に参戦?」
と疑問に思うかも知れないが、本大会の会場である高島市
は、琵琶湖といっても北琵琶湖だ。美浜町(役場)迄の
直線距離は、僅かに25kmしか無い。
例えば、本大会には南琵琶湖である滋賀県大津市から参戦
しているチームも多いが、大津から高島市は約50km。
直線距離同士の比較だったら、福井県から参戦する方が
半分ほどの距離で、ずっと近いのである。

対する「VICTORY南浜」は、完全に地元である。
この大会会場は、地元では「南浜」とも呼ばれている
様子であり、最も距離が近いチームかも知れない。
そして地元チーム群の中では、かなりの強豪だ。
4年前には、ドラゴン専業チームに混じって決勝進出し、
「池の里」、「小寺」に続く3位に入賞した事もあるし、
さらに十数年ほど昔だが優勝経験もあるチームだ。

「松陽台 守のシルバニアファミリー」は、もう説明の
必要も無いであろう。「松陽台」は、元々本大会の地元
強豪チームであったのだが、3年程前より、若手選手を
分離し、ドラゴン専業チームとして独立。他地区の様々な
大会に参戦を開始、本大会以外においても短期間で複数の
優勝や入賞の戦績を見事にあげている新進気鋭チームだ。

なお、本大会への参戦時では地元である「松陽台」の名を
チーム名に冠しているが、他大会へのエントリー時では
単に「守のシルバニアファミリー」とする場合が大半だ。
ちなみに昨年2018年末の本ブログ記事「ドラゴン総集編」
では、「2018年ベストチーム」の1つとして紹介している。
「シルバニア」は昨年本大会でも3位だ、さて、激戦の
準決勝を1位抜けし、決勝進出できるだろうか?

「龍人(どらんちゅ)」も説明不要であろう、
「琵琶湖の三国志」として、「池の里」や「小寺」を
ライバルとする強豪チームだ。
本大会へは、現状メンバーでは2016年からの参戦、しかし
その年、いきなり優勝している!
だが、2017年、2018年は、アクシデントに見舞われて
戦績無しであったので、そろそろ、また上位に返り咲き
たいところであろう。

この準決勝の事前予想では、「龍人」対「シルバニア」
の構図である。「龍人」の方が直線が速いとは思うが、
「シルバニア」の方がターンが上手い。
また「龍人」は、午前中の予選ではメンバーが不足して
いた状況だが、午後の準決勝あたりからは、仕事終わりの
メンバーが追加されてパワーアップすると思われる。

実際の準決勝第3レースだが、前半戦は予想通りの展開、
フルメンバーとなった「龍人」が、「シルバニア」を
リードしてターンインするが、後からターンに入った
「シルバニア」が芸術的なターンで、あっと言う間に
差を詰める。
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ターンの出口で両者はほぼ横並び、手前が「シルバニア」
で、奥が「龍人」である。
だが、依然「龍人」が僅かにリードしているし、帰路の
直線も速いだろうから、これは「龍人」の勝ちか・・? 

・・しかし、何と言う不運か!? 「龍人」の進路上に、
蛇行しつつ漂流して遅れていた他チームの艇が!


「龍人」は、蛇行艇を回避しようにも、よけると今度は
逆側の手前レーンの「シルバニア」に衝突する。
急ブレーキをかけるが、止まりきれずに蛇行艇と接触。
c0032138_09440009.jpg
「シルバニア」が通り抜けた後で、「龍人」もレースに
復帰するが、これで約40秒のタイムロス、残念ながら
これでは2位に入っても、決勝進出は無理である。
(注:今年は各準決勝の2位のチーム中、最速タイムの
1チームのみ追加枠で決勝戦に進めるレースフローだ)

避けようにも回避の手段は無かった状況と思われる。
「進路妨害では無いのか?」と、「龍人」側から
クレームが出てもおかしくない状況ではあるのだが、
本大会は「日本選手権」では無く、地方のお祭り的な
大会であるから、そんな厳密な対応措置はしない。

そして、仮に「日本選手権」であろうとも、同様な
状況は過去何度もあった。しかし、その際、進路妨害と
見なされた(蛇行)チーム側には、失格または数秒間の
タイム減点のペナルティはあるのだが、進路妨害された
方の被害者チームには、タイム加点をするという訳では
無い(=そうしようにも、いったい何秒を優遇するのか?)
まあつまり、どうしようも無い状況なのだ。

もし、どうしても皆が納得しないならば「再レース」と
するしか無い。
現に、他大会で(少数だが)そうなった前例はある。
(注:厳密にはレース前半でのアクシデント時のみに
適用されるルールだ)


しかし、仮に再レースとしたとしても、それにより
1回余計に漕ぐ事となるから、体力消耗がある。
時間間隔の短い準決勝や決勝戦あたりで余計に漕いだら、
疲労によるタイム低下は避けられるものでは無い。

すなわち、どうやったとしても、あまり公平な措置には
ならない訳だ。
結局、「龍人」もクレームをつけずに、準決勝敗退と
なった、「不運」としか言いようが無いが、しかたない。
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この結果「松陽台 守のシルバニアファミリー」が
昨年に続き、決勝進出となった。(上は集合写真)

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さて、次は準決勝第4組である、組み合わせは以下の通り。

準決勝第4組
1レーン:からしれんこん
2レーン:岸脇パワーズ
3レーン:松陽台 伝説
4レーン:びわにゃん

ここも大激戦区だ。
c0032138_09441253.jpg
「からしれんこん」は、3年前の本大会にて新規結成
された、ドラゴン専業チームのOBまたは現役選手による
「混成チーム」である。本大会が、いわゆる「ホーム
大会」であるが、新進チームにしては戦績が凄まじく、
初出場の2016年から決勝進出し、ターン時点でトップ
であったのだが、直後の落水アクシデントで最下位。
2017年、3位に初入賞。 2018年が初優勝!
今年は、近年の本大会では例をみない「連覇」を
目指している。

「岸脇パワーズ」は、地元のベテランチームだ。
ずいぶん前になるが、3位入賞の実績も何度かある。
本大会では、予選1位で準決勝に進出している。

「松陽台 伝説」は、「守のシルバニアファミリー」
と分割されたベテランクルーの方だ。本大会での重鎮
チームであり、かつて多数の優勝・入賞経験を持つ。
本大会では、予選で、まさかの転覆アクシデントを
起こしていたが、敗者復活戦をトップクラスの
タイムで上がってきて、無難に準決勝に進出している。

「松陽台 伝説」の幹部メンバーは、
松「来週の堅田(湖族船競争)には、ウチの若手
 (=シルバニアの事)が参戦するので、匠さん、
  よろしく見てやってください」
と言っていた。
(まあ、という事は、「伝説」の方は、堅田には不参加
なのだろう。そして「シルバニア」は同大会は連覇中で
相性の良い大会だ、私は当然観戦に行くし、シルバニア
の様子も要注目だ。堅田湖族船競争でのシルバニアの
戦績は、また続く記事で紹介しよう)

「びわにゃん」は、琵琶湖の雄「琵琶湖ドラゴンボート
クラブ」の別名だ。しかし、こちらの名前を使う際は、
その名の印象の「ゆるさ」と同様、チームとしても、
あまりガチンコの勝負モードで来ている気配は無い。

本大会には、まだ参戦2年目、そして予選でも、練習
がてらの、かなりのスローペースであった。
だが、もう後が無い敗者復活戦では、目立たないが
「松陽台 伝説」に次ぐ好タイムをたたき出しての
準決勝進出である。さすがに私が「試合巧者」と
呼ぶチームだ、肝心のところでは絶対に手を抜かない。

これが過去、非常に長期に渡り、様々な大会で安定した
上位をキープできる、彼らの「戦略」や「戦術」だ。
なお、かつて「びわにゃん」の名前で参戦した他の
大会でも「あれ?今日はお遊びモードなのかな?」
と安心していた他チームの無警戒の隙をついて、
優勝とか入賞の好成績を収めた事もあったのだ。
まあ、やはり、なかなかの戦略家のチームであろう。

さあ、では準決勝第4組のレースの模様。
c0032138_09441149.jpg
上写真はターン時点、左手3レーンが「松陽台 伝説」
右手奥4レーンは「びわにゃん」だが、こちらがターン
を終了していてリードである。
ただし、この時点で既に「からしれんこん」が先行
している(本記事の冒頭写真)こちらは決勝進出確定。

注目の「決勝追加枠」であるが、準決勝1組2位の
「池の里」はスピンでタイムロスしている(前編記事)
準決勝2組2位の「GPO」はタイムがあまり出ていない。
準決勝3組2位の「龍人」は、接触事故でタイムロス。

結局、本レースでの2位がタイム的にも決勝追加枠の
チームとなるだろう。
「びわにゃん」か?「伝説」か・・?

結果、「松陽台 伝説」が2位となって、決勝進出だ。
試合巧者の「びわにゃん」だが、帰路の直線では
ペースを上げられず、僅かに「松陽台」に遅れて、
残念ながら準決勝敗退。そういえば「びわにゃん」は
昨年も準決勝敗退であった・・・

---
さあ、これで決勝進出の5チームが揃った、
以下はレーン順である。(*印は市外専業チーム、
無印は地元強豪チームである)

決勝戦(レーン割り)
1レーン:小寺製作所 *
2レーン:中野ガンバルズ
3レーン:松陽台 守のシルバニアファミリー
4レーン:からしれんこん *
5レーン:松陽台 伝説

さて、今年の決勝戦では、多くのドラゴン専業チーム
が脱落している、という波乱だ。

「琵琶湖の三国志」であり、近年の優勝チームでもある
「池の里Lakers!」と「龍人」がアクシデントで脱落。
試合巧者の「びわにゃん」も居ない。

さらには「メタルスタイリスト福田」「GPO」の市外
専業チームも準決勝敗退である。

決勝戦の事前予想であるが、まず「小寺製作所」は
安定したターン技術と、多くの試合経験を持つ。
3分30秒台あたりの好タイムは確実であり、
まあ、1位~3位あたりの候補である。
c0032138_09441133.jpg
上写真は、本年限定の「小寺製作所」の新ユニフォーム。
通称「団長」の似顔絵が書かれている。
なぜ、トレードマークの「ピンク色」では無く、赤色
なのか?は、団長の”還暦”を祝っての措置である。
(還暦には赤いちゃんちゃんこを着るという故事にちなむ)
ここはメンバーは一致団結し、好成績を団長にプレゼント
したいところであろう。

さらには「からしれんこん」(冒頭写真等)は、新鋭の
チームながら、その実態は百戦錬磨のドラゴン選手達だ。
準決勝では適宜体力を温存していた模様なので、決勝に
向け、まだ1段上のギヤを隠し持っていると思われる。
アクシデントが無ければ、予想タイムは3分20秒台。
本大会において近年では初の「連覇」が見られるかも
知れない。

そして「松陽台 守のシルバニアファミリー」は、
ここ数年間でのドラゴン専業チームへの転進により、
様々なドラゴンチームの戦術を参考にして急成長株だ。
予想タイムは3分30秒台、予想順位は、2~3位である。

さあ、いよいよ決勝レースが始まった。
撮影ポイントはターン地点、超接戦となる予想はして
いないので、まあこの場所が妥当であろう。
c0032138_09442889.jpg
この写真は200~250m地点、ターン直前である。

手前が「小寺」、奥に見えるのが「シルバニア」
接戦だが、これは2位争い。既に「からしれんこん」
が先行している。
c0032138_09442852.jpg
ターンの模様。「小寺」と「シルバニア」の
ターン名手同士がターンインしようとしている。
だが、この時点で、すでに4レーン「からしれんこん」
はターンの出口に向かうところ。

「小寺」と「シルバニア」は、ターンで「からし」との
差を詰めるだろうが、「からし」のリード幅の方が大きい。
帰路の直線も「からし」の方が速いと思われる。
アクシデントが無ければ、「からし」の連覇が濃厚だ。

他チーム、「松陽台 伝説」と「中野ガンバルズ」は
やや出遅れているが、どちらも地元ベテラン強豪チーム
であり、蛇行やスピン等のトラブルは起こしていない。

すると、「からしれんこん」は、自身がアクシデントの
引き金にならない限りは、優勝は確定的だ。
「からし」の漕ぎは安定している、問題なさそうだ。

この時点で、レースの争点は「2位争い」となった。
レースを観戦しながらそう考えた、引き続き「小寺」と
「シルバニア」の接戦の模様を追いかけよう。
c0032138_09442761.jpg
ターンから抜け出た帰路の直線。
手前「小寺」、奥が「シルバニア」で、ほぼ同等だ。

シルバニアは昨年、「スタートダッシュ」を徹底的に
練習している。そのスタートレートは、100を超える
あたりの高速で、他のドラゴンチームにも衝撃を与えた。
その結果、昨年の各大会では入賞/優勝の好成績をあげて
本ブログでの「ベストチーム編」にも選出された訳だ。

だが、「シルバニア」にも課題があり、それは
「ラストスパート」への移行が出来ていない事だ。
昨年、その件を「シルバニア」に伝えると。
シ「まだ練習していません、この先がんばります」
とのことであった。

今年初めてみる「シルバニア」の漕ぎは、スタート
のレートをさらに上げ、見た目だが110回/分にも
到達していた。

長年、本大会の実況解説をしているアナウンサーも
これには驚き
ア「守のシルバニアファミリー、凄い漕ぎです! 
  はたしてこのペースで最後まで持つのか??」

と絶叫アナウンス。しかし、100mほどで、シルバニア
が巡航(クルージング)レートに落とすと・・

ア「ああ、なるほど、最初だけ速く漕いで、勢いを
  つけるわけですね、なかなか良い作戦です!」
と、冷静な分析での的確な解説。

まあ、いつのまにか、本大会は「地元のお祭り」から
本格的なドラゴン(ペーロン)レースとなっていたのだ、
実況放送も、専門解説者並みの知識が必要となりつつある。

レース後半、「シルバニア」は巡航レートからの
ラストスパートに移行できていない、今年のこの段階では、
まだ、そこまでの練習を行っていないのだろうか?
ジワリと「小寺」が「シルバニア」の前へ出て行く・・

さて、決勝戦の結果は以下となった。

1位:3分31秒:からしれんこん(2連覇)
2位:3分41秒:小寺製作所
3位:3分45秒:松陽台 守のシルバニアファミリー
4位:3分52秒:松陽台 伝説
5位:4分32秒:中野ガンバルズ


予想タイムより(又は例年のタイムより)10秒程度遅いが、
これは恐らくレースコンディション(風や潮流)の悪化が
理由であろう。

c0032138_09442807.jpg
上写真は、優勝の発表に喜ぶ「からしれんこん」の
メンバーである。

時刻は午後3時すぎ、多少早めの閉会となる事が
本大会の常であり、中距離からの日帰り参加も
難なく可能である。

以下は表彰式の模様、様々な特別賞がある大会なので
できれば敗退したチームも閉会式まで残っておくのが
望ましい。
c0032138_09444171.jpg
特別賞の受賞の模様。

賞品は、スポンサー企業等により、そこそこ豪華で
あるし、上位入賞チームには賞金もある。

さらに抽選で「メタルスタイリスト福田」が、
サプライズ賞に当たったのだが、残念ながらメンバー
が撤収してしまっていた為、対象外。
再抽選で別のチームが賞品を受け取っていた。
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上写真は、3位入賞の「守のシルバニファミリー」
昨年に続いての3位だ、今年も調子が良さそうである。
この後、「シルバニア」は、「堅田(船競争)」そして
「びわこペーロン」にも恐らく出場するであろう。
引き続き様子を見守って行く事にしよう。
c0032138_09444218.jpg
上は、準優勝となった「小寺製作所」の集合写真。

十数年間見慣れたピンクのユニフォームが赤色となって
いる事には若干の違和感があるが、追々慣れるで
あろう。でもまあ、これは今年だけの措置だと思われる。

最近、「小寺製作所」は優勝にいま一歩届いていない
状態が続いている、赤色ユニフォームで心機一転、
今年は、是非、どこかの大会で優勝を目指して頂きたい。
c0032138_09444154.jpg
上は優勝(2連覇)の「からしれんこん」の表彰式の
模様である。「からしれんこん」は大阪のチームでは
あるが、(2016年の)初出場が本大会であったので、
本大会は「ホーム大会」とも言えよう。
4年間で、4位、3位、1位、1位の成績は、大変立派な
ものであると思う、引き続き来年以降も連続優勝を
狙って貰いたい状況だ。

さて、これにて本大会は終了、ラストは恒例の
司会の芸人「ファミリーレストラン」と、本大会
実行委員長のO氏による、「来年もまたここに来るぞ~!」
の掛け声と唱和だ。
c0032138_09444943.jpg
ところが、これが毎年「グダグダ」なのである。
まあでも、実は、これは「お約束」なのだ。
今年も、たっぷりと「引っぱって」皆を楽しませてくれた。

---
本大会は無事終了、汗だくであるが、帰路は冷房の
効いた新快速電車(近江今津駅始発なので座れる)で、
快適に帰るとしよう。なお、大会会場から駅までは
さほど遠くなく、10分強ほど歩くだけで帰れる。

北琵琶湖で、距離的には京都や大阪からはやや遠いの
だが、意外にアクセスは悪く無い。
風光明媚で、大会環境は抜群に良いという感じだ。

来年以降も、ドラゴンボート専業チーム、および
特に相生系ペーロンチームには、文句無く参戦を推奨
できる優良な大会である。

では、次回ドラゴンボート記事に続く。


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