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【熱い季節2015】第10回びわこ1000m選手権大会(前編)

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2015年10月4日(日)に、滋賀県の瀬田漕艇場で行われた本大会、
正式名称は「第10回びわ湖ドラゴンボート1000m選手権大会」と
なっている。

さて、今年で10回目となった本大会であるが、例によって、
私は初回から全ての大会を観戦している。
他の琵琶湖での大会に比べ、比較的天候に恵まれる大会である。

私の記憶している限り、初期のころに大会当日の朝に雷雨が
あって開催が危ぶまれた年があった、電車が京都駅で20分
ほど止まり、遅れて会場に到着したころには、室内で開会式
が行われていて、その後、すっかり雨もあがって無事開催と
なった事があった。
また、昨年の本大会は、同日に開催する他府県の大会が
確か3つほどあったのだが、台風の接近で、他の3大会が
全て中止になった中、本大会だけは、なんとか開催された
という事もあった。
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まあ、近年、本大会は、10月上旬という、晴天になりやすい
日程になっていることも影響しているのかもしれないが、
何にせよ天候に恵まれるというのは良いことだ。
過去十数年、各地のドラゴンボートの大会を観戦しているが、
旧来は中止になる事など、まずなかったのが、ここ数年、
異常気象も影響してか、数多くの大会が中止となっている。

たとえ季節の良い10月であっても、昨年は続けての台風の来襲で
関空、ツナカップなどの主要な大会も中止になってしまっていた。
その点、本大会は過去一度も中止になった事が無いので、
恵まれている部類と言って良いであろう。
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天候が良い場合、季節的な事もあいまって、本会場は極めて
快適である、琵琶湖の眺望は素晴らしく、気温は暑くも
寒くもなく、湖から吹く風もまた心地良い。

さて、開会式が始まる。
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選手宣誓は、地元の雄「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」
本日の参加チームは、「オープンの部」では地元滋賀県が多いが
「混合の部」は、大阪や兵庫のチームが主体だ。

過去の本大会での優勝回数の多いチームは、和歌山の
コラボチーム「コロンズ」や、「関西龍舟」があげられる、
また、「Rスポーツマンクラブ」も入賞回数が多い。

昨年の大会結果では、相生の「チームSH」(IHI相生)が
オープンの部を制している。
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今年も「チームSH」は、本大会に参戦、デフェンディング
チャンピオンとして、連覇を狙っている。

1000mという長い距離の大会は、国内では他に例が無い。
元々、本大会は、それまで国内のドラゴンボート大会では短距離
(200~250m程度)から、せいぜい中距離(400~500m)の大会
ばかりであり、海外の国際大会などでは長距離(1000~2000m)
のレースが多いので、それに対応するための目的でスタートした
大会だ。

ただ、さすがに1000mという長距離はハードであるので、
大会の参加チーム数はさほど多くは無い。まあ、でも、貴重な
長距離大会だ、是非、多くのチームに参加していただきたいと
思っている。
まあしかし、1000mという長距離戦では、レース間隔も長くなる
例えば、レースだけでも平均5分程度のタイムであるし、
次のレースの為に、艇がスタート地点に向かうだけでも
当然それ以上の時間がかかってしまうわけだ。
短時間でテンポ良くレースを廻すのは難しい。

スタート地点は、以前は、そこまで歩いて行って撮影していた
事もあるのだが、行って帰って来るだけで2km、30分近くも
かかるので、その間、ゴール近くに集中しているテント(選手村)
の様子が撮れなくなってしまうので、近年は横着して、スタート
地点までは行かないようになってしまった。

さあ、時間はたっぷりあるので、テント(選手村)の模様を
偵察しに行ってみるとするか・・・
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匠「あれ、松陽台(しょうようだい)さん、テント無いの?」
松「あ~、面倒なので持ってきませんでした、これで平気ですよ」

「松陽台」は、もう何度もドラゴン(ペーロン)の記事で紹介して
いるが、地元滋賀県高島市のチームであり、地元で毎年行われる
「高島ペーロン」の強豪チームである。

近年、同じ滋賀のドラゴン専業チーム「池の里Lakers!」や
「小寺製作所」が同大会に参戦するようになってから「松陽台」
との交流も進み、「松陽台」も、多くのドラゴン(ペーロン)
大会に参戦するようになってきている。

匠「松陽台さんも、今年は滋賀の大会は皆勤賞ですね~」

そう、「松陽台」は、今年は7月の「高島ペーロン」に続き
8月の「びわこペーロン」、9月の「スモール選手権」
10月の本大会「1000m」と、4ヶ月、4大会連続で
エントリーしている、昨年までには見られなかったアクティブさ
である。
松「そうなんですよ、なかなか勝てないので(汗)負けると
  次も出なくちゃと、思うようになってきまして・・」
匠「まあ、ペーロンからの乗り換えですからね、漕ぎ方も違うし
  ドラゴンであと4~5回、1年ほど出続けたら、松陽台さんの
  実力が発揮できるようになるのでは?」
松「どうでしょうねぇ・・ そうなりますかねえ?」

ちなみに、今年の「松陽台」は、地元の「高島ペーロン」を含め
4大会で入賞に恵まれない、これまでは「高島」ではほぼ常勝で
あったので、そのあたりの悔しさもあるのであろう、
まあ、でも、なかなか良い傾向だと思う、負ければ負けるほど
強くなるのがドラゴンの世界だ。

ところで、「松陽台」だが、地元の大会では大応援団が来て
大型のテントをいくつも立てているのだが、確かに他地区に
遠征する際は、テントを持って来ていない模様であった、
めんどくさがり屋だなあ、と思っていたら、実は、今日はそれが
大正解、11時ごろから非常に風が強くなり、各チームとも
テントが飛ぶと(すぐ横が車が多く通る道路の為)危険なので
テントをたたんでしまっていたのだ。松陽台と同じような様子
となり、それならば最初からテントを立てようともしなかった
松陽台が見事正解だ(笑)まあ、気候が良いので、テントが
なくても、むしろ日差しや風が気持ち良い状態ではある、
ただ、この時期でもまだ日焼けはするので、気を抜かずに
日焼け対策は忘れずに・・
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こちらは、松陽台の選手だが、和歌山国体のTシャツを着ている
聞くところによると、今年の和歌山国体でのボート競技の一部は
和歌山ではなく、ここ瀬田漕艇場で行われたようだ、確かに
この瀬田漕艇場は、ボート競技のメッカであり、高校野球の
甲子園、ラグビーの花園、と同じような伝統とネームバリュ-
を持っている、まあでも、さらに聞くところによれば、
和歌山国体開催の為、この瀬田漕艇場も、色々と整備工事が
行われた模様だ、まあ、元々環境に恵まれた本会場はますます
良くなっているという事であろう。
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「松陽台」しかし、今日もまた成績は振るわない、
タイムは5分オーバーと、オープンの部の優勝ラインと
思われる4分30秒台には遠く及ばない。

実のところ、風が強く、岸の方に押し戻されるコース
コンディションで、レーン毎に有利不利がわずかにある。
一見すると、外である2~3レーンの方が、岸への圧迫感が
少なく良さそうだ、ただ、岸近くの1レーンは、水流が
少しだけ速そうだ、そして、そのような微妙な違いはあるが、
1000mという長距離ともなると、そのあたりのコンディション
も各地点で変わってくると聞く、なので、まあ、最終的には
それらの条件も平均化されて、レーン毎の有利不利の差は
あまりなくなってきている模様である。

が、予選の模様を見ていると、調子の良いチームと悪いチームの
差がはっきり出ているように思える。メンバーの編成はもとより
長距離が得意か否か、など、そして、長距離であるから、僅かな
そうした差異が増幅されて、すべてがドラゴン専業チームで
あるにもかかわらず、最終的に好調のチームと不調のチームの
タイム差は、50秒前後まで大きく広がってしまう。
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こちらは、「龍人」(どらんちゅ)に見えるが、実際には
「GPO」とのコラボで、「GPO人」というチーム名だ、
どちらも入賞経験のあるチームであるが、今日はどうやら
「不調組」に入ってしまった模様で、2回戦での巻き返しは
難しそうな気配だ。

本大会のルールは、2回戦合計タイム制である。

どれくらいのタイムであれば良いか?、という点だが、
長距離戦なので風や水流の影響が蓄積していくので、
正確な優勝予想タイムは出にくい、ただ、経験的に言えば、
各レースで4分30秒台、2レース合計で9分少々という
くらいであれば、優勝争いには十分絡んでいける。
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手前は、長距離戦を得意とする大阪のベテラン専業チーム
「Rスポーツマンクラブ」である、舵取りは、「現役選手の
最高齢」と言われているOさんだ、76歳と聞く。
ただし、さすがのOさんも、本年、すなわち本大会をもって
名目上は引退、後進の指導に廻ると聞く。
せっかくの引退試合、良い成績を残せれば良いのだが・・

しかし、「R」の1回戦は5分台と、やや出遅れている
そのタイムだと、だいたい5~6位であろう、入賞を狙う
のであれば、2回戦で大幅にタイムを伸ばし、可能であれば
30秒程度はタイムを短縮したいところである。
(入賞予想タイムは、合計9分30秒を切る位だ)

さて、1回戦のタイムが4分50秒台で、入賞の当確線上と
思われる「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」の様子を見に行って
みよう。
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「琵琶ドラ」も強風なのでテントをたたんでいる。
匠「やっぱ、風が強いからですか?」
琵「はい、飛びそうで危ないですね」
匠「この会場の横は車道ですが、2年前の関空大会は
  ちょっとヤバかったですね、なにせテントが飛んだら
  横は飛行機の滑走路ですからね・・」
琵「ああ、あの時も風が強かったですねえ・・」

E「ヘイ、これを見てくれ、フクシマに行ってきたぞ」
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と、英語で話しかけてくるのは、琵琶ドラの外国人選手の
Eさんだ。私も英語に切り替えて話をする。
匠「おお、福島の猪苗代大会に行ったのか?どうだった?」
E「先週行ってきたよ、景色が良くて最高だった」
匠「成績は?」
E「え~と、エレメンタリースクール(小学生)のチーム
  とかが出てきていて・・ え~、よくわからない(汗)
  ちょっとちょっと・・(と、他の選手を呼ぶ)」

日本人の選手がやってきた、今度は日本語に切り替えて・・
匠「猪苗代の戦績の話をしているところでした・・」
琵「ああ、小学生のチームと同じレースになって、最初は
  なめていたのですが、びっくりするほど速くて・・
  いい勝負になりましたよ、さすがに、マリンスポーツの
  環境ができているみたいですね」
匠「なるほど・・」

結局、琵琶ドラの戦績については聞けなかった、もしかすると
勝てなかったかも知れないので、あまり聞いても失礼にあたるし、
WEB等でも結果は発表されていない模様だし、良く分からない
が、まあいいとしよう。そして結局どさくさにまぎれて、今日の
琵琶ドラの調子も聞きそびれた(汗)

まあ、実のところ「琵琶ドラ」は、入賞がちょっと厳しい状態の
2回戦の前とか、トーナメント方式だと準決勝以降とか、そんな
ピンチの状況において、驚異的な粘りがあるのを、私は各大会で、
多数の「琵琶ドラ」のレースを観戦してきていて知っている。

1回戦を終えたところで現状4位、こういうパターンでは
2回戦は多分全力だ、きっとタイムを大幅に伸ばしてくるのに
違いない、しかも現状の3位チームは、長距離戦を非常に
苦手としている「小寺製作所」だ。

「小寺製作所」は昨年(2014年)は絶好調で、参加した滋賀県
周辺の大会の、ほぼ全てで入賞している、しかし、唯一、入賞
できなかったのがこの1000m大会であった、苦手意識も強い・・

匠「小寺さん、現在のところ3位ですよ」
小「長距離で入賞するなんて、過去の小寺製作所の歴史の
  中では無かったことだなあ・・」
匠「まだ3位と決まったわけではありません(笑)
  気を抜かないで頑張ってくださいね」
・・とは言ったものの、やっぱ、入賞は厳しいだろうなあ。
残念ながら「琵琶ドラ」の猛追に敗れる可能性は大だ・・(汗)

結局1回戦の1位は、「チームSH」(IHI相生)だ。
昨年に引き続き好調、タイムは唯一、4分30秒台。
漕ぎは例によって、上からバドルを水面に突っ込むような
「ペーロン漕ぎ」だが、漕ぎも揃っているし、若手中心なので
パワーがある、900mを漕いできて、最後の100mで
ラストスパートするだけの余力も残している。
磐石な雰囲気だ、このままだと2連覇の可能性が高い。

予選2位は「池の里」だ。ああ、例のパターンだよね、
つまり「万年2位」だ(汗)ちゃんと記録を調べた訳ではないが、
私が記憶している限りでは、本大会での「池の里」の優勝は無く、
かつ、2位が非常に多い、それこそ、ここ5~6年は
もしかすると、文字通りの「万年2位」だったかも知れない。

う~ん、私が何か言うと、ますますプレッシャーになるし、
今日の「IHI相生」には、恐らく勝てないと思うので、
「池の里」には、今日はあまり近寄らないようにしておこう(笑)
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こちらは「混合カテゴリー」の1回戦の模様。
手前から「チームバナナ」、奥が「みっくちゅじゅーちゅ」

このカテゴリーには、超強豪の「関西龍舟」が居る、
したがって、これは2位争いのシーンだ。

「関西龍舟」は、本大会との相性が良く、出場した数回の
大会では、記憶にある限り、ほぼ毎回優勝していると思う。
かなり初期の時代の本大会で、艇を蛇行させてしまい、
1回戦で大きなタイムロスのピンチもあったのだが、確か
その時も、2回戦で大幅にタイムアップし、優勝したように
記憶している。
また、数年前の本大会では、前日に台風が通過し、瀬田川の
水門を全開放流、流速1m/秒近くの、超追い潮状態において
非公式記録ながら、3分50秒台と、通常タイムを40秒も
上回るような驚異的なコースレコードを出したのも「関西龍舟」
だったと思う。

今日は他地区でも同日開催の大会があって、超強豪チームの
一部は、それらの大会に分散している、なので、まあ、
「混合」の部は「関西龍舟」の優勝はほぼ確定であろう・・

選手達に話を聞いた感じでも、メンバーも揃っており、
モチベーションも高く、何も問題ない、こちらも「IHI」と
同様に、磐石という感じであろう。
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匠「あれ、今日も応援に来ていたの?」
「関ドラ」外国人選手、いや、正確には選手ではなくて応援団だ、
数年前から各大会に応援に来ている、福井県在住の英会話の
講師という事で聞いていたが、確か、今年大阪に引っ越したと
言っていなかったかな? もう日本暮らしも長いだろうから
日本語でも話ができるかもしれないが、今まで英語で会話
していたので、今日も英語で話しかけてみよう・・

匠「え~と、大阪の堺に引っ越すと言っていたっけ?
  もう引っ越したの?」
外「ああ、引っ越したよ」
匠「おお、そうすると、ついに結婚されましたか?」
外「Yes」(照れくさそうに言う)
匠「それはおめでとう! まあ、仕事もうまく転勤できたと
  聞いているし、よかったねえ」
外「ああ、その点はラッキーだったよ」
匠「で、今日も応援だけ? 漕がないの?」

すると、横で話を聞いていた奥様の「関ドラ」選手の方が
奥「そうなんですよ、この人、まったく漕がないので・・
  今度、無理しても乗せてやろうと思っていますよ」
と日本語で話をすると、横で聞いていた旦那さん
外「あは・・(汗)」

なんだ、もしかすると日本語がだいぶ理解できるのでは
ないのかな? 今度は日本語で話かけてみようか(笑)

そもそも欧米人は、世界中何処へいっても英語が通用する
ものだから、外国語(彼らにとっての)を習得しようとする
人の比率がかなり低い。なので、他言語を習うという事が
いかに大変かを理解している人も少ないのではないか?と
個人的には昔から、常々疑問を感じていたところなのだ。
(まあ、これは一般論。関ドラの彼は、英会話講師なので、
他言語習得の苦労は非常に良くわかっていると思うが・・)

で、たとえばアジア圏の人達で日本に在住する人であれば、
あっと言うまに日本語を習得してしまう、日本に来たら日本語
で話すというのが、彼らのルール(暗黙の了解)なのだろう。

また、ちょっと極端な例だが、力士も相撲界に入ったら外国語
禁止だ、当然、彼らも、みるみる日本語を習得してしまう。

けれど、英語が母国語の人達だと、なんとかそれで通用して
しまうという事から、日本語を、無理してまで勉強しようと
しない人があまりに多いように思うのだ。

日本のTV番組で活躍する外国人タレントは、皆、日本語を
流暢に話すが、まず彼らは皆、頭が良いという事もあるし、
それに、タレント業をやるならば、日本語ができなければ
お話にもならないから、そもそも、日本語の出来る人しか
タレントには、なれないのであろう、まあ、だから、これも
角界と一緒で、やや特殊なケースだ。

そう、ドラゴンボートに関わる外国人選手達にも、私はついつい
英語で話しかけてしまうのだが、これは甘やかしてしまって
いるのかもしれない。今度から、厳しく、日本語で対応する
ようにしてみることにしようか、まるで鬼コーチだが(笑)
まあ彼らの為を思っての事もある。

英語だけでは日本人の友人もできにくく、日本の文化に親しむ
事も難しい、ましてや日本在住だったら、仕事や交友に影響も
あるし、あるいは、そもそも、生活するのに困るでしょう・・
やっぱ日本語の習得は彼らにとって必須だと思われる。
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さて、混合の部、引き続きのチーム紹介は、
「みっくちゅじゅーちゅ」である。

ODBA(大阪府協会)加入チームによるコラボチームに
この名前を冠する事が良くあり、今日は、「チーム風」
「打艇龍舟倶楽部」「チームいっとこ」あたりによる
コラボだ、ちょっと未確認だが、場合により、もう1チーム
くらいコラボしているかもしれない。

MCや実況解説泣かせの、言いにくいチーム名であるが、
確か、どこかの大会で、和歌山放送の、Oアナウンサーは、
このチーム名を見事に発音していたように記憶している。

「きゃりーぱみゅぱみゅ」と同程度の難しさかもしれない。
ちなみに、フランス人は、パ行の発音などが非常に得意な
模様で、日本人がほとんどできない高難易度の早口言葉
「かえるぴょこぴょこ みぴょこぴょこ・・・」を難なく
発音できるフランス人が、いくらでも居ることを、以前の
TV番組で、街頭インタビュー形式の実演で証明していた。
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「みっくちゅじゅーちゅ から、おせんべいをいただきました」

ヤバイ・・ 私は、これは文章では書けるけど、もしかすると
声に出して読めないかもしれない(汗)

そうだ! 先の、ドラゴン関連の外国人達に、こういう日本語を
話させてみたらどうだろうか?もしかすると、恐ろしく上手に
発音するかも知れない、あ、でも、これを口伝えに教えることが
まず無理か、こっちがしゃべれなければ、どうしようもない(笑)

---
さて、「混合の部」の1回戦での「関西龍舟」は、思ったよりも
タイムが伸びず、5分ちょっという状況だが、それでも
他チームには10秒以上の差をつけているので、優勝は固い
ところであろう。

注目は2位争い、前述の大阪の「みっくちゅじゅーちゅ」か
兵庫の「Team BANANA」の争いになるのだが、両者、短距離戦
であれば、互角、または、やや「BANANA」が有利という感じ。

ただ、「BANANA」は長距離に強い、本大会でも、何度か
好成績を残したことがある。
しかし、同様に「みっくちゅじゅーちゅ」の一部を構成している
「Team 風」も、長距離を比較的得意とするチームだ。
さて、結果はどうなるか?2回戦の様子を見守ることにしよう。
c0032138_20244379.jpg

オープンの部の勝敗も注目である。
1回戦の結果では、今のところ↑写真の「チームSH」(IHI相生)
が、僅かに有利ということになるのだが、滋賀県勢の強豪たち、
すなわちタイム順で、「池の里」「小寺」「琵琶ドラ」が
「IHI」の、すぐ後を並んで追いかけている。

「チームSH」の2連覇(本大会では珍しい事だ)はなるのか?
「小寺」は、過去入賞の無い、苦手な長距離を克服できるのか?
「琵琶ドラ」のピンチからの粘り腰逆転は今回も炸裂するのか?
「池の里」は万年2位モードから脱出できるのか?
はたまた、本大会と相性の良い、ベテラン「R]が、驚異の
大逆転劇を魅せるのか?

見所は沢山あるが、長くなってきたので、注目の結果は、次回
「後編」にて・・・

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