
行われた「第5回スモールドラゴンボート日本選手権大会」
(以下、スモール選手権)の模様より、後編。
今回記事では「選手権 オープンの部」の結果について
伝えて行く事にしよう。
さて冒頭写真の1レーンは、熊本より参戦の「津奈木海龍」
である。こちらは「レジェンド」とも言える強豪チームだ。
ちなみに「津奈木」は「つなき」ではなく「つなぎ」と読む、
これは地名である。
九州のチームからは「海龍(かいりゅう)さん」と呼ばれて
いる模様だ、恐らく他にも地名を冠したチームがあるのかも
知れない。
九州で行われている幾つかの大会の戦績は調べるのが難しいが、
関西圏の大会の戦績は比較的容易にわかる。
まず日本選手権(旧:天神大会)は、1988年から行われて
いるが、1989年と1996年のオープンの部の覇者が
「津奈木海龍」である。
つまり初期の日本選手権での優勝常連チームと言う事だ。
しかし、20年から30年近くも昔の話である、当時の一部の
メンバーは今なお現役であるが、勿論「代替わり」は進んでいる。

そして、基本的に彼らは関西の大会では「選手権」クラスの
メジャー大会にしか参戦しない。まあ、九州から来るのは
簡単では無いからだ。前泊だけでは済まず、後泊も含め2泊3日
ともなれば、仕事の都合等の調整や遠征費用が大変であろう。
ちなみに、本日は台風22号が日本列島近海を横切っている。
もしこの日に熊本に帰るとなったら大変だっただろうが、
その点は、大会の後泊で月曜日に帰るという事で、むしろ
良かったと思う、台風は本日中に抜けて、明日月曜日は
天気は回復する予報なのだ。
「津奈木海龍」は、本「スモール選手権」の5回の開催中
過去2度参戦していて今回は3回目となる。
過去の戦績を振り返ってみよう。
第1回大会、2013年 オープンの部3位
(注:「磯風漕友会」のA/Bの2チームに阻まれた)
第2回大会、2014年 オープンの部、優勝、3位
(注:ダブルエントリーで両チームが入賞、2位は「bp」)
今回は3年ぶりの参戦だ、勿論基本的には優勝狙いであるが、
副産物として明確な目標がある、それは「bpを倒す事」である。
「津奈木海龍」が参戦していない第3回、第4回大会は
「bp」(軍団)が連覇中なのだ・・
「bp」にとっても、その話は「望むところ」であろう。
両チームは仲が悪いという訳では無い、話をしている所を見た事も
何度もあるし、「bp」にとっては「尊敬するレジェンド」のチーム
なのかも知れないのだ。
恐らく決勝戦では両雄が激突する事であろう。
観戦側としても、また今年も「bp」が勝って「3連覇」では
順当すぎる結果で、少々面白味に欠ける。
ここは凄い決勝勝負を期待したいところだ。

昨年に引き続きの参戦、昨年はオープンの部で3位の好成績
を納めている。
「川内(せんだい)川」を練習拠点とするチームだ。
鹿児島県では、2020年(オリンピックイヤー)に国体が
開かれる予定であり、カヌー競技等が、その「川内川」で
行われる為、現在、会場の整備が進んでいると聞く。
(ちなみに、この「びわこ競艇場」では、2021年に
「ワールドマスターズゲーム関西」のドラゴンボート球技
が行われる予定だ。30歳以上、という年齢制限があるが、
「団体競技の場合は平均年齢30歳以上にして欲しい」とは、
KIX大会を見学に来ていた担当者に伝えている)
それから、厳密に言うと「伊佐龍舟」と言うチームは
存在しない、との事で、こちらは遠征用のコラボチームだ。
「伊佐ドラゴンカップ」と言う大会が、例年4月頃に
その川内川で行われており、そこには前述の「津奈木海龍」や、
昨年の本大会に参戦の「JNC」、さらには、本スモール選手権の
第2回大会(2014年)に参戦し決勝4位となった「怒涛飛沫」
(どとうしぶき)といったチームが参戦している模様だ。
それから、近年、力をつけてきている「漕人」(こぎと)
と言うチームがあり、その「漕人」のメンバーが中心となり、
例えば「怒涛飛沫」(現在、活動をあまり行っていない)等の
メンバーを加えた遠征用混成チームが「伊佐龍舟」なのである。

予選での「伊佐龍舟」は、なかなか凄かった。
いきなり「津奈木海龍」との九州勢対決となったのだが、
その「津奈木」を僅差で破っての1位抜け準決勝進出である。
「これは一大事!」と、両チームに話を聞く事にした。
匠「伊佐龍舟さん、なかなか速かったですね!
いきなり津奈木さんを破るなんて凄いです!」
伊「いや、実は、今年は九州の大会で”海龍さん”には
勝っているんですよ」
匠「へ~、伊佐ドラゴンカップですか? それは凄い!」
(注:後日、伊佐ドラゴンカップの公式HPを見たのだが、
何故か今年のレース結果が、まだ載っていなかった)
まあでも「伊佐龍舟」は、今年はやってくれそうだ。
もしかして決勝で「bp」「津奈木」との三つ巴、さらに
「東ドラ」や、相生系チームも加わっての大混戦になれば
なかなか見ごたえのある決勝戦になるだろう。
では、「津奈木」にも話を聞きに行こう。
匠「予選、どうしましたか? ちょっと不調?」
津「いや、実はスタート時に固定ロープがパドルに絡まって
しまって(汗)それで2~3秒ロスしたと思います」
匠「そうでしたか・・ でも、ちょうど良かったのでは?
津奈木さんは、あまりこのスモール艇の乗船経験が
多くない。九州の艇は、ずいぶん形状が違うと聞いています。
・・でしたら、敗者復活で1本余分に漕いで、練習しておけば
良いのですよ、1本や2本、多く漕いでも大丈夫でしょう?」
津「そうですね! では練習して来ます」
匠「はい、”bp”との決勝戦、楽しみにしておきます」
さて、先ほど「相生系チーム」と書いたが、本大会には
「相生ペーロン競漕」で育った強豪チームがいくつか来ている。

基本情報だが、「相生ペーロン」では、ペーロン専業チームは、
Ⅰ部、Ⅱ部という実力制リーグに属し、サッカーのJ1,J2の
ように成績(順位)で毎年、昇格・降格の入れ替わりがある。
入れ替えの為に「相生ペーロン競漕」では、毎年きっちり順位
を決める、上位チームに関しては、ドラゴン界でもお馴染みの
「磯風漕友会」が毎年1位、次いで、少しタイムが開いて
堀和希(ほりわけ)や南風(なんぷう)が、トップ3の常連だ。
その下のグループでは、連合自治会、アムテック、IHI相生
相生市役所等のチームが居て、このあたりが「Ⅰ部」の
定着チームだ。
その下に「陸ペーロン」や「ヤンググリーン」が居る。
このあたりになると、入れ替え対象となり、Ⅰ部に残れるか
ぎりぎりの状況だ。
「セピア倶楽部」(上写真)は、Ⅰ部定着組の中間順位に属する。
今年の大会での順位を挙げれば、総合7位であり、もう10秒程
速くなれば、トップ3に追いつく(注、900m戦なので、10秒は
僅差だ)まあつまり、相生ペーロンでは速い方のチームだ。
これだと「セピア」の活躍には、ちょっと期待できる。
”ダークホース”として、一部のドラゴンのチームからは
すでにマークされている模様だ(さすが、情報が速い!)
余談だが、「セピア」と言うと、”セピア色の写真”とかを
連想して、”懐かしい”、”懐古的”、”淡い記憶”などの
ロマンチックなイメージの意味を想像すると思うが、
実際の「セピア」の意味は、なんと「イカ墨(の色)」だ!

独特の「相生ペーロン漕ぎ」を、最も色濃く引き継ぐチーム。
ドラゴン大会にも常連なので「ペーロン漕ぎ」は、ドラゴンに
乗る際は、少し変化させている模様だが、それでもやはり
他チームとは明らかに異なるフォームだ。
真上からパドルを突っ込むようにして、引っ張る、一種の
ストローク漕ぎは、現在主流の前傾姿勢でのピッチ漕法よりも
長時間の漕ぎでの負荷が少ないのか?長距離戦には滅法強い。
ドラゴンの「1000m選手権」は無敵の3連覇中だ。
だが、ドラゴンの短距離戦では近年は大きな成果(優勝)が無い。
彼らと似た漕ぎ方をする「相生市役所」(ペーロン競漕Ⅰ部)も、
「びわこペーロン」(ドラゴンのルール)で、2位3位止まりだ。
「IHI相生」としても、なんとか、どこかの短距離大会で、
優勝を狙っていきたいところであろう。
なお、本記事の「前編」では「IHI相生」のサブチームである
「チームTAKAOオールスター」が普及の部の決勝に進出した話を
書いたが、彼らは同カテゴリーで惜しくも準優勝であった、
もう1歩なんだけどなあ・・ それがなかなか出ない。

ドラゴンには2015年の「日本選手権」から参戦、いきなりの
決勝進出の快挙(結果5位)で注目を浴びた。
その事からか、2016年にはユニフォームを新調して、また
日本選手権に参戦、2年連続で決勝に進出(結果5位)および
繰上げ順位で国際決勝にも進出した。
今年2017年も日本選手権に出場(準決勝敗退)
2017年8月には、KIX(関空)大会に初出場、見事に決勝進出
なるも、3つもの海外強豪チームに阻まれ、5位という結果だ。
なかなか強いチームではあるが・・
しかし、上写真では、なんとスピン中(汗)
予選では、このスピンで最下位。後で舵の方と話をしたが、
チャンピオン艇は初めてで「普段のペーロン艇とはまるで
舵の効きが違う」との事。まあ、それはそうだろう・・
ペーロン艇の舵は、長さが5m近くもある巨大なもので、30人
以上が乗る大きな艇をターンをできるように作られている。

ちなみに中央のチームは「Rowing Team 浪わ」である)
ヤ「匠さん、”協会派遣舵”って、どうなんですか?」
匠「彼らは、経験10年以上の超ベテラン舵手ばかりです、
彼らに頼むと、場合によっては2~3秒速くなりますよ」
ヤ「そうなんですか?! じゃあ、派遣を頼む事にします」
・・派遣舵の登用で万全か?と思われた「ヤンググリーン」だが、
敗者復活戦で当たったチームが怖い!
なんと「池の里」「bp next」「小寺製作所」「しげる」と
戦わなくてはならない、いずれもドラゴン大会等で優勝経験の
ある百選練磨の強豪チームばかりだ!(汗)
敗者復活戦どころか、このまま決勝戦と言ってもおかしく無い。
匠「これは無理だな・・」、せっかく台風の中、相生から来て
くれたのだが、残念ながらここまでだろう・・
が、「ヤンググリーン」は、この強豪揃いの中で健闘し、
見事3位となり、B決勝に進出となった。
ヤ「匠さん、B決勝って?」
匠「準決勝に出場できなかったチームが争う下位決勝です。
この大会では1位のみ賞品が出ます」
ヤ「賞品が出るのですか?」
匠「あまり期待しないで下さい、第3回大会のB優勝賞品は、
第1回大会のTシャツでした(汗)」
ヤ「Tシャツですか・・?」
匠「賞品は毎回違うのでわかりません・・
しかし、実はこの大会Tシャツ、最近は選手達の間で人気が
高いんですよ。汗を吸う素材で繰り返し洗濯しても痛まない、
なので”パジャマに最適”という事です(笑)
実は、私もパジャマとして、4年ほど愛用しています!」
「ヤンググリーン」は、見事「B優勝」して、賞品(ドリンク
だったか?)を貰って帰途についた。
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さて、九州勢、相生勢の状況はそんな感じである。
色々なチームを紹介していきたいが、オープンの部への参加は
18チームと多数で、記事の文字数にも限りがある。
今回紹介できなかったチームも、また別の機会があると思う。
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「選手権オープンの部」は、準決勝あたりからだんだんと
”恐ろしい事”になってくる。なにせ「選手権大会」だ、
何処のチームも過去に輝かしい実績のあるところばかりだ。
準決勝第1レース、出場チームをレーン順にあげよう。
1:東京龍舟ワイルド
2:すいすい丸 工場
3:bp next
4:セピア
5:近畿車輛 電龍

本記事中編では、混合の部の「東京龍舟」が優勝したと書いたが
この準決勝の時点では、まだそれは先の話だ。
今回はダブルエントリーだが、選手は厳選している、あわよくば
両カテゴリーで完全制覇を狙って来ている事であろう。
本日、東京龍舟の東京へ帰る新幹線の予約時刻は19時半と聞く、
まだ5時間半もある、まさかこんな所で負けて早くには帰れない。
初めから両チームは決勝に出て、入賞して、表彰台に立って
それから帰る予定なのだ・・
準決勝第1組の結果は「bp next」と「東京龍舟ワイルド」が
勝ち抜け確定、3位は「セピア」だが、これはもう1つの準決勝
の3位とのタイム比較で、速い方が決勝進出だ。
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次いで、準決勝第2レースの組み合わせだ(レーン順)
1:伊佐龍舟
2:bp
3:津奈木海龍
4:しげる
5:IHI相生
こちらも”怖い組み合わせ”だ、まず「bp」対「津奈木」は
決勝への前哨戦となる・・
ここは3位争い(決勝進出争い)を含め、注目のレースだ。

3レーンの「津奈木」は、ほぼ互角であるが、ここは「bp」が
僅かに上回った。しかしこの2チームはこれで決勝進出確定。
本レースの3位タイムは「伊佐龍舟」の56秒17
これは準決勝第1組「セピア」の 57秒01を上回ったので、
これで「伊佐龍舟」の決勝進出が確定だ。

撤収準備である。
「惜しかった」と言う事は出来たかも知れないが、こんな場合は
かける言葉も無い・・・
また来年、より強くなってチャレンジしていただきたい。
同時に相生勢の「IHI相生」も残念ながらここまでだ。
まあ、兄弟チーム「チームTAKAOオールスター」が、普及の部で
準優勝しているので、まあ良い戦果ではあっただろう・・
相生勢「ヤンググリーン」も前述の通り「B優勝」で終了。
皆さん、相生まで気をつけて、お帰り下さい。
鳥取から参戦の「しげる」も、残念ながら準決勝で敗退。
「しげる」だが、昨年の本大会の2日前に「鳥取県中部地震」が
起こった。幸い「しげる」のメンバー等に被害は無かったのだが、
大事を取って第4回大会を欠場する事にしたのだった。
「しげる」は、一昨年第3回大会(2015年)に「一般オープン」
の部(現在の普及オープンの部)で優勝している。
連覇の期待がかっていた状態での欠場が残念であったが、
今年は2年ぶりの本大会参戦、ただし上位カテゴリーである
「選手権オープンの部」は超激戦区であった。さしもの
「しげる」でも、準決勝敗退は、やむを得なかったか・・
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さあ、いよいよ「選手権オープンの部」の決勝戦だ。
オーロラビジョン(大型TV)に、出場チーム名が表示される。

大雨となり、まったくレースの写真が撮れなくなってしまった。
昔の事なので(デジタル)カメラやレンズの性能が低かったと
思うかも知れないが、実のところ、「使うべき性能」は
ほとんど当時と今では変わっていない。
今時のカメラは実際には余り必要とされていない性能だけが
向上しているのだ。(超高感度、超高画素、超高速連写等)
・・で、大雨でしかも暗く遠距離で、被写体としてのボート
自体のコントラストが低すぎて、殆ど捉えられなかったのだ。
その時、やむなく、このオーロラビジョンに映し出される
ボートの映像をカメラで撮っていた事があった。
この大型TVは十分に明るく、雨でも良く見えていたのだ。、
でも、今日の状況もまた同様だ、記事中にチームの記念撮影の
写真が多いのは、それは、軒下でコンパクトカメラで撮れる
からであって、一眼レフのレンズは結露で曇って殆ど撮れず、
一眼レフ自体もズブ濡れで故障寸前の状況だ(汗)
これではレースは殆ど撮影不能なのだが、残りあと数レース、
撮影機材は、もう、騙し騙し使っていくしか無い。
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さて、いよいよ「最後の戦い」が始まる。
もう何処チームが勝っても、どんな順位になっても不思議では
無いし、それはもはや「ドラマ」なのだ。
「Are You Ready Attention」 パン!
火薬ピストルの音、一瞬遅れてドンドンドンという太鼓の音。
いつもの会場の歓声はほとんど聞こえない。雨なのでデッキで
観戦する選手の数も多くは無い、皆、室内や軒下から見守って
いるのだ。

この時点では、既に「混合の部」の決勝が終了し、兄妹チームの
「東京龍舟」の優勝が確定している。
ここは、「両カテゴリー完全制覇」の偉業が想定されるので
「東京龍舟ワイルド」の様子は注目だ。
私の観戦場所は、150m地点のあたり、予想している「終盤の
大混戦」に備えてである。
ここからだと角度がついていて序盤戦の順位がわかりにくいが、
先頭集団は、やはり「bp」と「津奈木」であり、
「東京龍舟ワイルド」は、やや出遅れている感じだ。
風はアゲインスト(向かい風)の約3m/s、あまり強くは無い。
波は無い、雨は弱め、が、全体的にコンデイションが悪いので
優勝タイムは予選より1秒ダウンの55秒前後となると予想される。
レース終盤、さあ、全チームが目の前を通過する。

2レーンの「bp」は、半艇身(約2秒)のリードで、暫定1位
3レーンの「東京龍舟」は「bp next」と差が無い。暫定3~4位
4レーンの「津奈木海龍」は、頭1つのリード、暫定2位
5レーンの「伊佐龍舟」は、半艇身の遅れ、暫定5位
レースは残り数十m、もう逆転は無い、この順位で確定だ。
「ゴ~~ル!!」 DJ西尾さんの絶叫アナウンス、
まあ気持ちは良くわかる、なかなか凄い戦いだった。、
オープンの部決勝、最終結果を示そう。
1位:54秒96 bp
2位:55秒93 津奈木海龍
3位:56秒19 東京龍舟ワイルド
4位:56秒46 bp next
6位:67秒40 伊佐龍舟
タイムを見ると接戦ではあったが、まあ順当な結果だとは思う。
「bp」は「bp軍団」としては3連覇、これはまあ「予定調和」だ。
「津奈木」は準優勝だが、bpに勝てなかったのは悔しいだろう。
”bpに勝ちに来た”というのが目標ならば、残念ながら未達成だ。
「伊佐」は、昨年より順位ダウン、こちらも悔しい事であろう。
「東ドラ」は、優勝(混合)と、3位(オープン)の「アベック
入賞」は、満足いくべき戦果であったと思う。
「JR湖西線」は、なんとか動いているみたいなので、安心して
京都駅から新幹線で帰ってください・・
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さあ、結局「津奈木海龍」が、不完全燃焼か・・
もし”bpに勝つまでは熊本に帰れない!”と思っていらっしゃる
のであれば(汗)、もう1回、ラストチャンスがあります!
混合決勝1位2位(東ドラ、関ドラ)と
オープンの部1位2位(bp、津奈木)に、カナダの「HORIZON」を
加えた「国際決勝」が、最後にエキシビジョンとして行われる。
さあ、「津奈木」はここで「bp」に勝たないと帰れませんぞ(笑)

撮影ポジションはスタート直後、ここは最終結果がもつれる
事は有り得ないからだ(チーム間のタイムの差が大きい)
予想通り、というか「筋書き通り」に1レーンの「津奈木」は
猛ダッシュ、しかし2レーンの「bp」は、スタートレートが
120(1秒で2回漕ぐ)という、とんでもない速さでの練習を
2015~2016年にかけて積んできている。
ここは「bp」が、少しスタートでは上回った。
しかし差は殆ど無い、後半戦が見ものだが、撮影ポジション
的に無理である・・・
実況放送を聞くと「bp」と「津奈木」がほぼ同着でゴールした
模様である、写真(ビデオ)判定になるだろう。
しばらくして結果が・・
「津奈木」が「bp」を、0.46秒上回って勝った模様だ。
「お見事、津奈木海龍!」これで安心して熊本に帰れる。
はい、これで全て終了だ、どのチームも、いずれも悔いは
無い事であろう。見事な大会結果のエンデイングである。
台風の中、最後までレースが続けられるかが危ぶまれたが、
幸いにして、ちょっと風が強かった程度で、そこも問題無かった。
すでに台風は通り過ぎている、これからの選手達の帰路にも
まあ影響は無いであろう。

・・と延々と続くので、本記事での写真掲載は省略する、
協会アルバムの方に全チーム分、アップロードしてあると思う。

いつものように参加チーム兼協賛企業の「小寺製作所」製である。
ちょっと話を聞いてみよう。
匠「小寺社長、メダルはいくつ作ったの?」
小「1チーム15人分、それを金銀銅で4カテゴリー分だよ」
匠「え~と、15x3x4だから・・ 180個!」
小「うん、それくらいだな、ワシが夜なべして作ったよ」
匠「大変お疲れ様でした、いつもありがとうございます!」
「小寺製作所」チームの方だが、今回はトリプルエントリー
であり、本大会の最大勢力であった。
「小寺」の戦績だが、混合の部は予選1位抜けなるも準決勝敗退、
オープンの部は予選敗退、女子の部は「準優勝」であった。
自分達で作った「銀メダル」を持って帰る事になったのだが、
まあチーム全員が同企業の社員と言う訳でも無いのだ。
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さあ、私も帰途につこう、台風は過ぎ、電車も動いている模様だ。
家に着いたらすぐやる事がある、カメラやレンズのメンテナンスだ。
ズブ濡れになった機材を、タオルなどで水分を丁寧に拭き取り、
カメラ等での開けれる部分は全て開けて、1日~2日ほど乾かす、
レンズの結露の曇りも1日程で完全に無くなった、その後は
本来は防湿庫に保管だが、超望遠レンズ群はかなり大きいので、
防湿庫に入れると場所を取る、そこで超望遠専用の、乾燥財入り
の保管ボックスを用意してあるので、そこに収納する。

ホコリだらけになっている(汗)まあ、およそ20年前のレンズ
だし、15年近くも使っている古い物なので、やむを得ない。
より新型のレンズも勿論持っているが、それは現状晴天時用だ。
古い物を廃棄するとしたら、さらに最新型を買い足さなけば
ならない、そうしないと雨天時等での「二軍機材」としての
予備が無いからだ。
これはカメラも同様だ、本日使用の一眼レフは、EOS 7D(2009)
であるが、これは雨天用の二軍であり、晴天用はEOS 7DMarkⅡ
(2014)となっている。またCANONのみならず、SONY,NIKON,
PENTAXでも同様に一軍、二軍のフォーメーションがある。
これは一眼レフでの話で、さらに各社ミラーレス機もある。
それらの機材を常に更新していくのは、なかなか大変なのだ。
まあでも、今年の大会は殆ど終わりだ、来年のシーズンイン位に
機材の整備は、また考えるとするか・・
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さて、本記事はこのあたりまでで。
本シーズンのドラゴン関連は、もう数記事だけ続くと思う。