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【熱い季節2017】第7回ツナカップ(中編)

2017年10月8日(日)に、静岡市清水区のエスパルスドリーム
プラザにて行われた「静岡県ドラゴンボート大会第7回ツナカップ」
(以下、ツナカップ)の模様より、中編。
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今回の中編では、主に「混合の部」について紹介しよう。

さて、今回のツナカップ記事では(前編でもそうだが)レースの
写真が少ない、これは「本大会は”おもてなし大会”である為
レースよりも大会の雰囲気に主眼を置いている」と書いたのだが
もう1つ理由がある。

それは予選のレース形式が「バトルロワイヤル制」である事だ。
例えば冒頭の写真は、手前が「INO-G」(チャンピオンの部)
奥が「チーム☆ニライカナイ」(混合の部)である。
つまり、予選では異なるカテゴリーのチーム同士がマッチレース
を行うのだ。

この方式には長所短所があるが、まあ基本的には、レースを
行っているチーム側には短所は少なく、あまり問題は無い。
会場の都合で、2艘建てマッチレースを行う上では有効な手法だし
普段対戦しないチームとも戦え、レース運営効率も上がる。

課題は「観戦側」が順位がわかりにくいという事だ。
写真的な観点からも観戦側と同じだ、カテゴリーが異なれば
どっちが勝っているかわからない、確かに「INO-G」は速い、
なんと言っても、今年の日本選手権の覇者(日本一)なのだ。

じゃあ、奥の「ニライカナイ」は確かに出遅れてはいるが、
これって善戦している方なのか? 否か? その判断が
つきにくいという点が観戦側からの課題なのだ。

よって、レース写真を見ても、各カテゴリーでの順位の模様が
わかりにくい、結局、予選においてはレース写真の重要性が
低くなる。まあただし、決勝や順位決定戦では当然ながら
レースの模様は重要になる。
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さて、では、本大会における「混合(ミックス)の部」の
出場チーム全8チームについて紹介していこう。

それと、今回の記事は写真の枚数が多い、なのでちょっとだけ
いつもより小さめの解像度で編集している。ブログの容量は
(今のところ)有限なので、少しでも節約していく必要がある。
多少画質が落ちるが、その事は重要では無いので、了承あれ。
写真が必要とあればJDBAのアルバムページ等から取得可能だ。

では、まずはチーム名とその出身地。

1)どやめきツナイト(大阪)
2)東海ドラゴン アズーロ(愛知)
3)芦屋人(兵庫)
4)濱龍(改め、「チームアイドル」)(神奈川他)
5)IHI瑞龍丸(埼玉・東京)
6)CISライジングスター(東京)
7)チーム☆ニライカナイ(東京)
8)Bon Oyage(東京)

このカテゴリーでは、地元静岡県のチームが1つも無いという、
なんとも不思議な状態になっている。
全国の他の大会では絶対に有り得ない状況だし、本ツナカップ
においても、これは珍しい事であろう。

しかし、それは悪い傾向では無い、なにせ本大会のコンセプトは
「おもてなし大会」であるし、ここにゾロゾロと地元チーム名が
並んでいたら、その方針に反してしまう。

むしろ「ついにここまで来たか」と感慨深く思う。
全体の参加チームの8割が県外という事についても、他の地方大会
では絶対に有り得ず、概ね逆の比率だ(地元以外は2割程度)
本ツナカップ大会が数年前より、県外比率が過半数を越えた頃から、
「もっと県外チームが増えた方が好ましい」と思っていたのだ。

さて、個々のチームの紹介をしていこう。
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上写真は「どやめきツナイト」、昨年より本大会に参戦している
大阪の「多チーム編成」コラボである。

名前の由来は昨年の記事でも書いたが、もう1度。
少女漫画「ときめきトゥナイト」は、1980年代~1990年代に
かけて人気があった長編作品だ。
魔界の少女が人間界で普通に生活し、様々なトラブルを起こす
というのが基本コンセプトで、なかなか面白い漫画だ。
私はその作品を読んだ事があったので、そのチーム名が
この漫画を元にしている事はすぐ想像がついた。

匠「この名前、元は”ときめきトゥナイト”でしょう?」
ど「正解。匠さん、よくわかりましたね!!」

大阪地区のコラボチームは、女子のチームを編成する際に
「どやさっ!」という名称を良く使っていた。
だから、原作の「ときめき」は、「どやめき」となり、
「トゥナイト」は、ツナカップなので「ツナイト」になる訳だ。

ちなみに昨年の大会ではチャレンジの部で3位に入賞している。
今年は「混合の部」にランクアップだ。
ランクアップの措置が自発的なものか?静岡協会からの提言か
あったのか?そのあたりの事情は知らない。

まあでも、強いチームがいつまでも「チャレンジの部」に居座る
のは、大会の方針的にも好ましく無い、チャレンジは、あくまで
ビギナーチーム向けのカテゴリーなのだ。

で、「どやめきツナイト」だが、昨年は本大会の為にわざわざ
ブルーの綺麗なデザイン・ユニフォームを新調していた。
しかし今年は新メンバーも増えた為、そのユニフォームの供給が
間に合わなかった模様だ。
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ど「いや~、今年はユニフォームが準備できなかったので、
  衣料店で無地のTシャツを人数分買ってきて、せっせと
  手書きで絵を描いているのですよ」
匠「へ~、なかなかいい感じじゃあないですか、頑張って、
  描いて貰って、それと今年も入賞目指してくださいね」

・・とは言ったものの、今年の混合の部は激戦区だ。
選手権クラスの強豪チームがごろごろいるだけに、なかなか
「どやめき」の入賞は難しいかも知れない。
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健闘を讃えあう「Bon Oyage」と「ドラポンズ」の様子。
これらは兄弟チームで、異カテゴリーへのダブルエントリーだ。

「Bon Oyage」は今年の日本選手権オープンの部での決勝進出の
強豪チーム(結果5位)、そして本大会も常連である。

初期(5~6年前)の本大会では男所帯のチームであったのが、
途中から女性メンバーを増強し、本大会において初めて念願の
「混合の部」への出場が始まった。

「混合の部」に出たいという事で、女性メンバーを増やしたが、
太鼓手は、静岡大会恒例の「エアロビ」のインストラクターの
先生が務める事も多いチームである。

なお、本大会での混合の部は、8人漕ぎであるから、女性漕手を
4名以上乗せる必要がある、というレギュレーションだ。

で、そもそも「Bon Oyage」とは、フランス語の「bon voyage」
(=良い旅を)を、もじったもので、「オヤジ」の名前の通り
当初は男性メンバーが中心だったのだ。

さらに余談だが「bon voyage」を名乗るチームは他にあって
それは大阪関空(KIX)大会での、空港役員チームである。
関西エアポート社の社長さんが鼓手を務めるVIPチームだ。

・・さて、混合にも出れるようになった「Bon Oyage」だが、
男性中心のチームを別途オープンの部に参加させる為には、
他のチーム名が必要だ。

その際、「Bon」を活かして、ドラゴンをつけた「ドラボンズ」
という名前で本大会(2013年だったか?)にエントリーしたのだが、
どこかでチーム名を書き写す際にミスがあって、「ボ」が「ポ」に
変化、「ドラポンズ」に、すり替わってしまった(汗)

しかし、皆から「ポン酢」の方がわかり易いという意見もあって、
しかも、その大会のチャレンジの部で「ドラポ(ボ)ンズ」は
初優勝していてゲンが良い。結局、それ以降「ドラポンズ」の
名前でエントリーを続けている。

今回の大会では、「Bon Oyage」が混合の部。
「ドラポンズ」がチャンピオンの部と、ちょっとチーム名の
イメージからは逆の雰囲気だが、男子中心だし、ゲンの良い
名前の方を主力としたのであろうか?
なお、日本選手権等の公式色が強い大会では、さすがに
「ドラポンズ」の名前は使っていない模様だ・・
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前夜祭では、各チームの出場レーン抽選が「マグロの1本釣り」
ゲームで行われたが、その際、第一レースを引いたチームが
開会式で選手宣誓を行う決まりになっている。

第一レースを引いたのは「Bon Oyage」であり、無事この大役を
果たしている。

レースの方だが、強豪チーム故に上位入賞が期待できる
結果はまた本記事のラストで紹介しよう。
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昨夜、神奈川チーム「濱龍」のメンバー数名が、急遽仕事の
都合で参戦できなくなり、前夜祭の時に運営側の静岡協会から
各チームの選手達に対し

静「濱龍チームに他からメンバーを加えるのを認めますか?」
選「うお~っ!」(賛同の意味)
静「では、各チームの”われこそはアイドルだ”と思われる
  選手の方は志願してください」
選「うお~っ!?(笑)」

というやりとりで結成された「濱龍」改め「チームアイドル」
である。もっとも2レース目は男性メンバーの補充が中心なので、
志願メンバーは、アイドルっぽくは無いのだが(汗)

このチームの編成は結果的になかなか良く、4位相当のタイムを
出したのだが、臨時措置によるチームであり、結構、強豪チームの
メンバーも漕いでいた、という事情から、残念ながら順位決定戦に
進出する事は認められなかった。
来年は、是非正規メンバーでレースに臨んでくださいね。
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こちらは「東海ドラゴン アズーロ」である。
(本記事上から2枚目の写真も東海ドラゴン)

元々は、名古屋の名門「東海龍舟」であるが、一昨年まで
何度か本大会にエントリーしたが、ことごとく抽選で外れ(汗)
昨年は思い切って2チームで応募したら両方とも当たり(!)

そこで東京やらのチームの選手に急遽声をかけ、2チーム分の
選手数を確保、その1つがチャレンジの部で優勝していた。
(混成チームにしては存外な戦果で、自分達でも驚いた、と
後日に聞いている)

今年はメンバーに余裕を持っての1チームでのエントリーだ、
そして、チャレンジの部では既に優勝しているから、
混合(ミックス)の部にランクアップである。

ただ、正確に言えば、今回もこのチームは「東海龍舟」の
純血ではなくて、愛知の「闘龍者(とうりゅうもん)」等の
メンバーもコラボ参戦している。

「闘龍者」は、あまり聴かない名前かも知れないが、実は結構な
戦績を持つ実力派チームだ。まず昔は「びわこペーロン」によく
出場していた、メンバーの一部が滋賀県出身だからだ。
近年では、チームでの遠征は減ったが、滋賀の強豪「龍人」
(本大会チャレンジの部優勝)に混じって漕いで、高島ペーロン
で優勝(2016年)しだり、小学生大会の「ドラゴンキッズ」では、
小学生の部での大人のサポート漕手(20人漕ぎの中の4名が大人)
に入って漕いで、優勝や入賞をした事もあった。

そういう目立たない活躍の他、チームとしては静岡の御前崎大会
で3位入賞、4位と5位が各1回。そして愛知の中川運河大会では
「龍人」と「闘龍者」とのコラボチームで、強豪「東海龍舟」を
抑えて見事に優勝(2016年、未観戦)それから福井の九頭竜大会
では「闘龍者」単独で初優勝(2016年、未観戦)と、なかなかの
戦績だ。2016年には本ブログの「ベストチーム編」にノミネート
された事もあった。

「闘龍者」の話ばかりになって恐縮だが、「東海龍舟」も
勿論、私が「名古屋の名門」と称する強豪チームだ。 
結成は2000年代後半と、決して古くからのチームでは無いのだが
非常に多くの大会で入賞あるいは優勝の実績を持つ。
選手権クラスの大きな大会での単独優勝がまだ無いので、あまり
強烈な印象は無いかも知れないが、決勝進出率の安定感は抜群で
各大会で、およそ決勝に進めなかった事を、殆ど見た事が無い。
(2016年のびわこペーロン大会くらいか?)
レースマネージメントも「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」や
「東京龍舟」と並んでトップクラスの試合巧者であり、
その上手さが、決勝戦進出率の高さに直結している感じだ。

さて、「東海ドラゴン アズーロ」だが、
本大会では、昨年のチャレンジから混合の部にランクアップ。
しかし、その状態においても、依然決勝戦進出の期待がかかる。
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こちらもお馴染み「チーム☆ニライカナイ」だ。
日本選手権等にも出場していて、チームの出自(香港の
沖縄系居酒屋で知り合ったという国際的な出会いだ)とか
「ニライカナイ」が沖縄弁で「理想卿」を表す、等については
色々な記事で紹介済みだ。

本ツナカップは、毎回では無いが、半数位には出場していて、
2013年には混合の部で3位に入賞している。

「ニライカナイ」には美人選手が多く居たり・・
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象に乗ってパドリングの練習をする等(笑)
・・と、なかなか楽しいメンバーが集まっているチームである。
上手くすれば順位決定戦に出れる実力値がある、今回も頑張って
頂きたい。

なお、今回は参加していないが、かなりのカメラマニアの方も
メンバーの中に居る。(「濱龍」にも超マニア氏が居るが、
前述の、仕事で急遽来れなくなった、という事だ)
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「芦屋人」(あしやんちゅ)チームである。
ご存知、兵庫の超強豪「関西龍舟」(関ドラ)の遠征用チームだ。

ちなみに「芦屋」は関西屈指の高級住宅街だ。
東京で言えば田園調布か成城か、と言う感じであろう。

ツナカップには昨年より参戦、混合の部で順当に優勝している。
なんだか、ずいぶんと本大会が気に入ったみたいで、リピーター
として、参戦2度目ながら既に常連チームの貫禄だ(笑)

さて、「関西龍舟」は今年は極めて調子が良い。
圧巻は、6月の堺泉北大会での、ワンツーフィニッシュ、そして
8月のびわこペーロンでも同様にワンツーフィニッシュ!

かつて、関西龍舟は、日本選手権でもワンツーを決めた事が
あったが、前人未到の年間2回は、ちょっと手がつけられない
雰囲気であり、今回のツナカップでも混合の部では当然、
完璧な優勝候補チームだ。

どうせならば、チャンピオンの部で「INO-G」と戦って欲しい
気もするが、まあそれは今年の様子を見てから、来年に
おいてのチームの決断であろう・・

「芦屋人」の結果はまた後述する。
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東京の「CICライジングスター」、本大会の常連チームだ。
日本選手権にも出場しており、良く知られたチーム名であろう。
(ただし、今年の日本選手権では「チーム青緑」という名前で
”ジャングルマニア”(千葉)とのコラボチームであった)

「CICライジングスター」としての、本大会での戦績だが、
2015年に混合の部で3位に入っている。

実は「あれ?、もっと入賞していたのでは?」という記憶があった、
しかし良く思い出してみると、3位決定戦で破れて4位というケース
が多かった模様であり、実力値は高いが、運に恵まれていないの
かも知れない。

今回は、ちょっとメンバー構成も変わり、東京近郊の他チーム
からも何人かが入っている微妙なコラボチームの模様だ。
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まあともかく、今回も入賞を目指して頑張っていただきたい。

後、コラボ編成が上手であり、東京近郊の他チームにも顔が
利く模様なので、東京地区の新鋭ビギナー級チームをまとめる
存在にもなっていただきたい気もする。
(特に、東京の女子コラボチーム「KACHIDOKI CHEERS」の
再編は是非お願したいところだ)
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混合の部のチーム紹介のラストは「IHI瑞龍丸」

本大会の常連で、2014,2015年に混合の部で連覇と見事な
戦績を残している。本大会は全国から強豪チームが集まる
大会ではあるが、不思議な事に同カテゴリーにおける連覇は
「IHI瑞龍丸」と「bp」の2例しか無い。
(注:「INO-G」の別名、「村田Black」は異カテゴリーで
連覇している)

チームの出身地は微妙で、東京、埼玉、神奈川、と複数ある。
まあ、勤務地東京、練習場所埼玉、なのだが、チームリーダーの
住所で出身地が決められるので、毎回変わっても不思議では無い。

昨年3連覇を逃した(「芦屋人」が優勝、「瑞龍丸」は3位)ので、
今年は大幅なチーム強化だ。
まず、相生から兄弟チーム「IHI相生」(相生ペーロンの強豪)を
呼び寄せ、そちらをチャンピオンの部にエントリー。
さらに「IHI瑞龍丸」を増強し2分割し、主力の方をチャンピオン
の部の「IHIゆめ'98」とする。
手薄になった「IHI瑞龍丸」には、新人の美女選手3名を導入し、
こちらは今年は恐らく「大会への慣れ」が主体であろう。

都合トリプルエントリーの本大会最大勢力が「IHI軍団」だ。
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こちらはIHI軍団の美人選手達の大集合写真(笑)
華やかな雰囲気になってきた。

新規編成なので、今年の戦績は振るわなかったが、まあそれは
やむを得ない、来年以降に備えてのチーム再編時期だからだ。

IHIは大企業だ、私の希望としては、どんどん美人選手を揃えて
華やかな美女チームに成長して貰いたい(・・それで良いのか?笑)
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さて、混合の部の全チーム紹介が終わったところで、
上写真は大会本部側が手配した、お弁当(海鮮丼)である。

これは結構美味しいので、選手達にもなかなか人気がある。
マグロなど鮮魚類は足が早い(痛み易い)ので、一般的には
弁当には出来ない。ここ清水の大会ならでは、と言える。

ただ、私としてはちょっと量が足りないので、旧来本大会が
清水駅の鮮魚市場の前で行われていた頃は、市場の隅のあまり
知られていないすいている店で、よく追加で食事をしていたのだ。
昨年から本大会はドリプラで行われるようになったのだが
まだ試合の合間に行きやすく、追加の食事がすぐ食べれそうな
店を探しきれていない。

今年は、ちょっと昼休みもチーム巡りが忙しく、ジャンケン
大会もあった為、追加の食事が出来なかった(泣)
まあ帰路にコンビニ等で菓子か軽食でも買って帰るとするか・・

----
さて、今回も記事構成の都合上、このまま「混合の部」の
レース結果を伝える事とする。

まず、2回戦の予選を終え、タイム上位で順位決定戦に残った
4チームは以下となる。

3位決定戦出場チーム
「Bon Oyage」(東京)
「CICライジングスター」(東京)

優勝決定戦出場チーム
「芦屋人」(兵庫)
「東海ドラゴン アズーロ」(愛知)

地元静岡のチームが無いが、まあ最初からこのカテゴリーには
1チームも入っていない。

他地区決戦は、この時間(昼過ぎ)あたりから、ドリプラでの
観戦客も増えてきているので、MCのスナオさんとしては、
「今度は東京のチームです、次は兵庫のチーム」等と
全国大会のような実況が出来るので、好ましい状態だ。

しかも強豪チームばかりだ、「日本選手権優勝チームです」
のように実況放送をすれば、これは地元静岡での小さいボート
大会のようには観客には思われず、なかなか「ハク」が付く。
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順位決定戦で3位に入ったのは「Bon Oyage」(写真手前)
「CICライジングスター」とは、1秒差の接戦であった。

「Bon Oyage」は昨年2位で、今年もまたマグロをゲットした。
後は兄弟チーム「ドラポンズ」もダブル入賞してくれれば、
結構な量となり、マグロパーティが出来るかも知れない(笑)

「CIC」は、今年もまた僅差の4位、毎回いいところまで行く
ものの、どうも運が無い。

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さて、続くは混合の部決勝戦。
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疾走する「芦屋人」の模様。いつもながら速い!

まあ優勝は確定的なのだが、注目点は別にあった。

それは、本大会での「最速タイム」争いである。
予選で「芦屋人」は 41秒70の好タイムを出している。

今年の日本一チーム「INO-G」は、は、予選タイム41秒79で
これは「芦屋人」に負けているのだ(汗)

で、今年7月の日本選手権での混合の部決勝戦では「INO-G」が
「関西龍舟シンバ」に約1秒の差をつけて優勝(関ドラは3位)
している。 

このツナカップでは、メンバーも違うし、漕手数も違うし、
カテゴリーすらも違うのだが、お互い「最速」は譲れない。

もしかすると来年の本大会では両者は「チャンピオンの部」で
戦うかも知れないのだ。
その前哨戦が、この決勝の水面下で(水上だが・・笑)
行われている訳だ。

結果、「芦屋人」の決勝タイムは43秒台、
これで優勝なのだが、予選より少しタイムを落とした。

後は、チャンピオンの部の決勝で「INO-G」が「芦屋人」の
持つ本大会レコードタイム 41秒70を上回れるかどうか? 
というのが見所になる。

直接対決では無いものの、こういうところもまた「人間ドラマ」
であろう、それがわかってレースを見ているのと、そうで無い
のとでは観戦の面白味が全く違って来るのだ。
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2位「東海ドラゴン アズーロ」は「芦屋人」には及ばなかった
が、今回はコラボチームであり、ベストメンバーとも言い難い。
まあ、昨年は優勝しているし、今回も無事マグロをゲットして、
まずまずの結果であろう。
それと決勝進出率の高さはあいかわらずで、レースマネージメント
がとても見事だ。
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優勝した「芦屋人」の集合写真。

近年は「関西龍舟」もベビーブームなのか?色々な大会に
子供さんを連れてくる事が多い。
まあ、将来の「関西龍舟」の主力選手になりうる子供達なの
かも知れない訳だ。例えば「関西龍舟」には15歳前後の若手
(メンバーの実子)選手が居て、既に活躍している、もう数年で
彼も主力級としてチームをひっぱっていってくれる事だろう。
さらに、10年後、15年後のチームを背負って立つのが、この
世代の子供達なのだ。

まあでも、滋賀の町内会チーム「池の里」の様子を見ていると、
実子とは言え、反抗期の年代ともなれば、親父やお袋の居る
チームには、なかなか入りたがらない様子もあるが(汗)
まあそこは家庭の問題だ(笑)それぞれで解決して頂きたい。
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各カテゴリーで3位までの入賞には冷凍マグロが出る。
順位に応じてマグロの種類のランクが上がるので、優勝の場合は
かなり美味しいマグロが貰えるのであろう。

で、3位迄に入れなかったと言っても悲観する事は無い。
本大会は、なんと全チームに賞品が出るのだ!
他にこんな大会は無く、なかなかの「おもてなし」精神だ。

スポンサードに応じて、カテゴリーには以下のように名前が
ついている。

チャレンジの部:鐘壱(しょういち)杯
→清水区殿沢にある飲食店。
 カレーうどん、自家製チャーシュー、静岡おでん等が自慢で
 下位チームには、うどん、ラーメン、焼き豚などの食品の
 パックが後日郵送される。

混合(ミックス)の部:旭町酒店ぬまた杯
→清水区旭町にある日本酒酒店。
 日本酒名門酒会加盟店、船舶免税酒取扱店
 下位チームには、上写真のような日本酒が賞品として出る。

 なお、私が知っている清水の美味しい地酒に「臥龍梅」
 (がりゅうばい)がある。清水の本店や提携販売店で買える
 のは勿論、小瓶だが全国の「イオン」でも販売されている。
 今回も下位チームへの賞品で「臥龍梅」の純米吟醸が出て
 いた。(ちょっと羨ましかったので、帰宅後にイオンに
 買いに走ってしまった・笑)

チャンピオンの部:ドリプラ杯
→大会会場のエスパルス・ドリームプラザの協賛。
 下位チームにはドリプラでの飲食や買い物に使える金券が
 貰える。

---
さて、混合の部の記事は、このあたりまでで、後編に続く。


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