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【熱い季節2016】第6回ツナカップ(後編)

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2016年10月9日(日)静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ
(ドリプラ)前清水港にて行われた、他に類を見ない優良な大会、
「清水港マグロ祭り静岡県ドラゴンボート第6回ツナカップ」
(以降、ツナカップ)の模様より、後編。

上写真は埼玉から参戦の「INO-G」である。
本大会では、過去2回の優勝(「村田Black」と名乗っていた)
そして日本一のチームを決める大阪の「日本選手権大会」では、
過去3連覇の驚異的な実績を誇る、混合の部での超強豪チームだ。

本大会においては「チャンピオンの部」でのエントリー。
このカテゴリーでは他に、今年の日本選手権オープンの部の日本一
の「bp」そして同日本選手権4位の静岡最強「うみひ」(海猿火組)
さらに東京のベテラン「ドラぽんず」(Bon Oyage)が居る。
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上写真は、予選での「bp」の模様。

本大会は、ノンカテゴリーのバトルロワイヤル方式であり、
同じカテゴリーでのレベルの近いチーム同士が戦う訳ではない。
結果的に「bp」は、予選では他チームに大差をつけての勝利だ。

上写真では、予選第1回戦で、奥のチームは、横浜協会の「濱龍」で
あったので、大差と言っても10秒程度であったのだが、第2回戦では
今回大会運営が主体で、レースには初心者が乗る「鈴与龍舟」との
対戦であり、20秒もの大差がついてしまっていた。

MC(実況解説)のスナオさんは、
ス「”bp”速い! 10艇身も差がついているでしょうか!」
と、かなりオーバーな表現の実況放送(汗)

ドラゴン艇の長さは約10mあるので、10艇身だったら100mも
差がついてしまう、今日は150m戦なので、さすがにそこまでの
差はつかず、実際には6艇身程度の差だろう。

後で、スナオさんと「10艇身差はオーバーでしたね!」と言って
2人で笑っていた。

それと、ドリプラに来ている一般の観戦客が増えてきているので、
スナオさんには、
匠「チーム紹介の際、出身県を言った方が良いかも、
  埼玉とか兵庫とか、全国大会という雰囲気でしょう?」
と言っておいた。
ス「なるほど、格好いいですね!そうしましょう」

----
予選を終え、予想通り決勝戦は「bp」vs「INO-G」となった、
異カテゴリーでの日本一決定戦だ、この1戦を見るだけでも
静岡に来る価値がある。

なお、昨年の本大会も同様の決勝となり「bp」が勝利した。
「INO-G」は混合メンバーでは不利と見たのか、今年は男子選手
中心のメンバー構成として、「bp」と一騎打ちをする模様だ。
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予選の終盤、私は、審判艇に同乗して海上からレースの模様を撮影
していたのだが、順位決定戦(3位決定戦および決勝戦)となると、
陸上での選手達の様子も重要な被写体となる。
審判艇を陸に戻してもらう事とした。
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審判艇には美人女子選手も乗っていてスタート号令をやって
いたので、ちょっと残念だったが(笑)やむを得ない。
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さて、こちらは、同チャンピオンの部の「うみひ」(海猿火組)だ。
「うみひ」も今回の大会ではホスト役であり決してでしゃばらない。

同じく大会運営側の「鈴与龍舟」はビギナーが乗っているので
負けてもやむを得ないが、「うみひ」は今年の日本選手権で
4位の強豪チームだ。
まるで「接待麻雀」のように、勝ちすぎず、負けすぎず、という
微妙なポジションを狙ってくるのは、アスリートの心理的には、
なかなか辛いものがあるかも知れない。
事実、第1回の本ツナカップ大会では、軽く他のチームをひねり
潰して優勝しているのだ。でも、それでは自身が楽しいだけで、
他の遠征チームにとっては、わざわざ静岡に来て地元強豪チーム
に負けて帰るのでは、来ている意味が無い事であろう。

「うみひ」は現在では気持ちをがらりと切り替えて「おもてなし」
の精神を強く打ち出せるチームに大きく成長した。
これはまさしく「大人の対応」であろう。

チャンピオンの部の3位決定戦では「ドラぽんず」と当たった。
ここは東京からの「ドラぽんず」に花を持たせるのかな?
と思ったら、そのレースでは「うみひ」は容赦をしない漕ぎで、
「ドラぽんず」を蹴散らして3位を確保した。
まあ「ドラぽんず」と「海猿火組」は、かつて
「フジヤマ・オールスターズ」というコラボチーム名で、
日本選手権のシニアの部で2連覇し、日本代表として世界大会にも
行った事がある仲が良いチームだ。だから、変に気をつかう事なく、
ちゃんとアスリート同士の戦いを繰り広げたのに違いない。

負けて帰ってきた「ドラぽんず」に、私は
匠「”うみひ”さん、大人げ無いですねえ、”ぽんず”さんは、
  わざわざ東京から来ているのだから勝たして貰っても良かった
  ですよねえ。4位だったら入賞にならず、賞品も無いし」
ぽ「あはは・・・マグロ(賞品)無しかあ(苦笑)」

と、冗談交じりの会話をしていたのだが、まあ、”勝たせてもらう”、
というも失礼な話だろうし、勝負として、やるべき時には手を
抜かない事も、「大人の対応」の1つのやり方でもあるとは思う。

ちなみに兄弟チーム「Bon Oyage」は混合の部で決勝進出して
いるので、チームとしてマグロをGETできる事は既に確定している。
誰も口には出さないが、皆がそれぞれの立場や状況を理解し尊重し、
皆に満足してもらえる結果に導いていく、これが「大人の事情」
というやつだろう。

本大会においては、そのあたりの「バランス感覚」が極めて繊細で
あり、結果的に、こうした積み重ねが「参加選手満足度日本一」の
大会を構成しているのだと思われる。
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混合の部の決勝、「芦屋人」(あしやんちゅう=関西龍舟)の模様。
さすがに超強豪チームだ、速い!

3秒差をつけて「Bon Oyage」を下し、本大会初参加にして初優勝。

「関西龍舟」は、今年は惜しい準優勝が多かったのだが、
今回ツナカップで優勝して磐石だ。
「毎年連続優勝」という記録があればだが、それは途切れて
いないのではなかろうか?

「混合の部」の結果は以下の通り。
1位:芦屋人(初出場)
2位:Bon Oyage(昨年2位)
3位:IHI瑞龍丸(昨年優勝)
4位:CIC RIGING STAR(昨年3位)

レース写真は省略するが「チャレンジの部」の結果もあげておく
1位:東海ドラゴン アズーロ(初出場)
2位:中電龍舟(昨年2位)
3位:どやめきツナイト(初出場)
4位:チーム☆ニライカナイ(第3回大会3位)

---
さて、残るは「チャンピオンの部」だ、前述のように
「うみひ」が3位、「ドラぽんず」の4位が確定している。

後は、「bp」vs「INO-G」の異種格闘技戦のみだ。
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こちらは「INO-G」
本大会で、そう毎回「bp」に勝たせる訳にもいかない、
ここは真っ向勝負であろう。

余談だが、このツナカップ大会の数日後のニュースで、
東京オリンピックのボート競技会場に、宮城県に続き、埼玉県も
名乗りを上げたと報道があった。
その後は、その話は沈静化した模様だが、その埼玉の会場とは
「INO-G」が練習拠点としている場所の事なのかな?

----
さあ、注目の「チャンピオンの部」の決勝戦が始まった。

この会場は、レース観戦場所にはちょっと問題がある。
ヨットが沢山停泊しているマリーナなので、その隙間から狙う
しかなく、撮影アングルが結構限定されるのだ。

けど、そもそも望遠レンズを覗いたままではレースの模様が一部
しかわからない。このレースは、是非とも自分の目で見たいのだ。
写真は多くは撮れないが、この貴重なレースをしっかり見る事と
しよう。

さて序盤、観戦には距離があるが、
「bp」と「INO-G」は、ほぼ同等のスタートに見える。
昨年の対戦では「bp」はわずかに出遅れたが、今年はそれは無い。
昨年の日本選手権でも課題となったスタートをだいぶ練習したので
あろう。
例の高速スタートピッチ漕法で、「bp」が前半でじわりと前に出る。

しかし「INO-G」はストローク型だ、力強い漕ぎで、ぐいぐいと
速度を上げ、僅かに先行した「bp」に追いつこうとする。

今回は150mの超短距離戦だ、「bp」は本来ならばクルージング
(巡行)レートに入るべきところを、「INO-G」が追いつく様子を
見たからか?ハイレートのままで、中盤戦を乗り切ろうとする。

この結果「bp」の速度は落ちず、「INO-G」との差を少し広げてきた。
このあたりはレース展開による両チームの細かい戦術の応酬が
なかなか見ものだ。

終盤戦、残り50m、ここぞとばかりシャッターをきる。
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最後まで何が起こるかわからない戦いなので、とりあえず撮る
だけで、あまり望遠画角にはしていない、もし望遠にしてしまうと、
何か特別な事が起こった際に対応できないのだ。
(例:高島ペーロン大会での決勝のターン直後の選手落水事件や、
関空大会決勝でのビギナーチームの「bp」猛追のレース展開等)

写真では奥の「bp」が手前「INO-G」に対してアドバンテージだ。
コースに角度がついているので、正確な距離差はわからない。
勿論だが1艇身は無いことであろう。
半艇身差とすると、1秒半程度か?

さて残り30m、もう逆転はありえない、これで「bp」の2連覇が
決定だ。

「INO-G」はスパートして最後の追い上げを見せるが、
「bp」がゴール。
一呼吸遅れて「INO-G」、結果、1.3秒差であった。

匠「ふう・・ 今回も堪能した、しかし欲を言えば、もう少し
  接戦となって、"bp"が慌てる様子を見たかったな」

「bp」だが、「今年の目標は全大会での優勝」と言っていたのだが、
確かに最近までそれが実現できていたものの、実は、この前週の
10月2日に香川県坂出市で行われた「府中湖ドラゴンカヌー大会」
で敗れてしまっていたのだ。

前夜の懇親会で「bp」からその話を聞き
匠「え? いったい何処に負けたのですか?」
b「"GSD"というチームです」

匠「ああ・・ ”グランド・スウェル・ドラゴン”、
  つまり”磯風漕友会”の関連ですね。
   ”磯風”と言うより”相看”の若手メンバーかな?
  やられましたねえ、日本選手権の借りを返された・・」

まあ「磯風漕友会」又は「GSD」は同大会では何度も優勝して
いると聞く。「bp」は、毎年、いま一歩及ばない模様だ。

ちなみに坂出の女子の部では、「河童」が何度も優勝している
模様だし、「関西龍舟」も同様に何度か優勝していると聞く。

という事で「bp」の今年2016年の「全勝」はこれで無くなって
しまった、
まあでも、それも良いかも知れない、何でもかんでも思い通りに
なったら逆に面白くないだろうし、目標も無くなってしまう。
来年また「全勝」を目指して頑張れば良いと思う。
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さて表彰式の準備。 

表彰状等を用意する迄の間は、時間があかないように
「ジャンケン大会」が行われる。
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全員参加で、なかなか盛り上がるイベントだ。
この為に、各チームは予選敗退しても、撤収(帰宅)せずに、
大会最後まで会場に居る。

静岡の大会での「ジャンケン大会」は恒例であり、
2015年だったか?御前崎大会が大会当日の超強風により中止に
なった際にも、多数の選手達が集まっている中、「ジャンケン大会」
でピンチを切り抜け、賞品争奪戦で盛り上がった事があった。
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負けた人はがっかりする。

が、うずくまっている人を良く見ると「中電龍舟」の新婚ラブラブ
の選手ではないか。
そう、あれもこれも、思い通りには行かないのだよ(笑)
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やはり、なかなかの盛り上がりだ。

ジャンケン大会の賞品はあまり多くは無いが、それでも全員に
チャンスがあるというのが良い、レースであれば、どうしても
強いチームには勝てないのだ。

ちなみに、すでに参加選手全員には、「ツナ缶」が参加賞として
配られている。私はスタッフ扱いなので、これまで「ツナ缶」を
貰った事が無かったのだが、昨年、余ったものをいただき、
なかなか美味しかった。
今年も、どさくさに紛れ(笑)1つ貰ったので、家に帰ったら
食べるとしようか。ちなみに「ドリプラ」のお土産ショップでも
売っているが、結構高価な高級品だ(スーパー等で売っている
タイプの4倍程度の価格)
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さあ、表彰状の準備も整ったので、これから表彰式だ。
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各入賞チームが表彰状や賞品をいただく。
発泡スチロールの箱だが、これが冷凍マグロだ。
ちなみに、1位~3位では、マグロの種類が違うらしい。
もちろん1位のものが高級品で美味しいのであろう。

昔の静岡の大会では「冷凍マグロ丸々一匹」という賞品もあったと
記憶しているが、それではさすがに持って帰るのも捌くのも大変だ。

箱の中に、どれくらいの量のマグロが入っているのかは知らないが、
まあ、この大きさであれば、仮に新幹線で来た場合でも持ち帰れない
訳でも無いであろう。
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大阪の「どやめきツナイト」も3位に入賞、さすがに遠征に強い。

「どやさっ」の時からの恒例で「貴族のような上品な受賞ポーズ」
をするのだが、いつ見ても笑える。まあ大阪のチームなので、
どんな場合でも「笑い」は意識する。そんな感じであろう。

けど、ODBA(大阪協会)の選手達が、地元大阪の大会では勝てず、
滋賀や静岡の大会で活躍するのを見ると、本当に大会運営の負担
は大変であり、重責なのだろう、とつくづく思う。大会がちゃんと終わる
まで、自分たちのチームの戦績を意識する余裕は無いのだろう。
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クールな雰囲気の「bp」でさえも、最近はちょっとお茶目だ。
静岡協会のY理事長に抱きつき、優勝の喜びを表す。

ちなみに、小さいフォトフレームに入っているのは、静岡協会の
スタッフが各チームの写真を撮って、それを速やかにプリントして
フレームに入れて渡しているのだ、これは昔からやっていて、
各チームには、かなり喜ばれる「おもてなしサービス」なのだが、
今年は乗艇のシーンでスタッフが撮影していたので、艇の上では
鼓手や舵手を含む全員を写すことが難しく、ちょっと(だいぶ)
苦戦していた模様だ。

ここは従来のように、別途チームメンバーを陸上で集めて
集合記念撮影形式にした方が容易であろう。

ただまあ、知らないチームの選手達に声をかけるのは結構難しい。
私も、様々な大会を撮影に来るカメラマンを良く見かけるが、
選手達とコミニュケーションを取って撮影できるカメラマンは、
プロアマ問わず皆無という状況だ。
そもそもドラゴン大会を撮るとかの非日常においては、なかなか
気持ちの上でも余裕が無い事であろう、おまけにミスが許されず
ごく短時間の瞬間で、そのシーンを絶対に撮らなければならない
撮影だ、実際それは、そう簡単な事ではない。
デジカメを渡して「適当に撮っておいて」では誰が撮っても失敗は
免れないと思うので、「1回戦降艇後に全員で記念撮影」のような
ルールを決めておき、チームにも予め伝えておくのが良いと思う。

余談だが、今日の大会では、JR清水駅付近で行われている
「マグロ祭り」のスタッフの名札を下げてカメラを持った方が来て
いたが、私は目ざとくその名札を見つけて、こちらから声をかけた。

匠「あ、マグロ祭りのカメラマンさんですか? こちらの大会の
  取材も、大変ご苦労様です、どんどん撮ってやってくださいね」
カ「あ、え~と・・ そこ(乗艇場)に入っても良いですか?」
匠「はい、どうぞどうぞ。
  ただ、海に落ちると危ないので、一応ライフジャケットを
  つけてくださいね、ここにあります、これをどうぞ」
カ「あ、ありがとうございます・・」
匠「(スタッフに)は~い、マグロ祭りカメラマンさん入りま~す」

普通はカメラマン同士となると、お互い各々の撮影の目的(というか
雇用主)が違っていて、口もきかず、無言で撮影場所を取り合うなど、
険悪な状況になる事が殆どだ。
だが、私も長くこの大会撮影の経験がある、上記のようなやりとりを
予めしておくと、極めてスムースだし、場合によっては、撮影場所を
「どうぞ、ぞうど」と譲ってくれる事も良くあるのだ。

他にも1名、大きな望遠レンズを持ってきたカメラマンが居た、
こちらはアマチュアであろう、場合によりマナーや配慮面で、
なかなか扱いが難しい事もあるのだが、こういう場合でも、私には
経験が多々あり、近寄って話かけておき、その際に(自慢の)機材
を褒めておく等すると、トラブルが起こりにくくなる。
今回もそうしようか?と思っていたら、殆ど何も撮らないで、
去っていってしまっていた。
まあ、500mm級の望遠を手持ちで自在に振り回して、
レースのある瞬間を撮るのは、確かに高難易度の撮影なので、
一般カメラマンにはなかなか困難だとは思う。

ちなみに、職業カメラマンの場合、高価な撮影機材はなかなか
使えない。例えば100万円の機材を買えば、それで収入を
100万円以上増やさないとならない、勿論それは困難だし、
そうでなければ大赤字になってしまう。

仕事としてやる以上、儲けなくてはならない訳だ。
あるいは機材を会社等から支給してもらうか、だが、その場合は
機材に色々とシールやら企業名やらが貼ってあったりする。
あるいは税金対策で、機材を買って利益を減らす等だ。

だから実際には、自費で買う場合は、できるだけ安い機材で、
効率的に、できるたけ高い収入を得なければならない。
まあ、そういった収支を意識するのが、ビジネス上での基本的な
考え方であろう。

なので、近年においては、高価な機材とか最新の機材を持っている
のは、費用対効果を考える必要の無いアマチュアか、お金持ちの
マニアばかり、という皮肉な状況になってしまっている訳だ・・
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さて、表彰式は続く。
一応入賞は3位までだが、それ以下の順位であっても全チームに
賞品がある。

賞品の内容はともかくとして、チームにとっては、これはなかなか
嬉しい模様であり、この大会の満足度が高い一因にもなっている。

さらにまだ余った賞品がある、「鈴与」関連でエスパルスの試合の
観戦券とか、フェリー券や食事券だったりするが、これらはさすがに
地元の人達でないと関係ないので、希望者への配布だ、それが多い
場合は、またジャンケン大会だ。

以前「IHI瑞龍丸」の選手だったかな?エスパルスの観戦券を
「何処であっても見に行く」とか言って貰った方も居た。
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観戦券とエスパルス選手のサイン入り色紙を貰ったのか?
喜ぶ地元選手。地元清水では、エスパルスはヒーローなのだ。
(昨夜も、ここドリプラにエスパルスの選手が来場していた)
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最後に「bp」の記念撮影、2連覇おめでとうございました。

昨夜「bp」のビューティー氏と話をしていたが、

注:「bp」とは「beauty party」であり、「ビューティー氏の仲間」
という意味だ。私がその話をMCのスナオさんにすると、スナオさんは
ス「なるほどね、”杉山清貴とオメガトライブ”のようなものですか」
匠「なんというたとえですか! でも、あながち間違いでも無い(笑)」

その際、ビューティ氏に、
匠「各大会で、あまり連続で勝つと、他チームに煙たがれますよね、
  「bp」さんも、だいたい2~3回勝つと、もういいやという感じで
  出なくなるみたいだし・・ あ、「びわこペーロン」とかも
  そうでしたよね?」
b「そういう訳でも無いのですが・・」
(理由は知っている、海外遠征と未勝利の他大会出場の為だ)

b「でもまあ、あまり勝ちすぎるのもね・・」
匠「けど、ツナカップはチャンピオンリーグなので大丈夫でしょう」

ということなので、通常のオープンの部ではなくチャンピオンの部
なので遠慮せず、また来年も「INO-G」をはじめとする、各地の
超強豪と激戦を繰り広げてみてください。

----
さて、これにて「第6回ツナカップ大会」は無事終了。
新幹線で帰る場合、まずドリプラから、無料送迎バスでJR清水駅
に向かう。そこから最寄の新幹線駅は静岡だ、JRなら十数分で着く。

関西方面であれば、順路なので迷わずそうするが、東京方面だと
新幹線の新富士や三島までは距離が長いので、逆行で静岡に
戻るかどうか?は、迷いどころであろう。
まあ現状、東京方面からは、たいていどのチームも車で来ている
模様ではあるが・・(以前、自転車で来た選手も居た!)
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1時間もかからずに静岡駅に到着。静岡には「のぞみ」は停車しない。
午後6時半までならば大阪まで直行の「こだま」がある、それ以降の
時間帯だと、「こだま」は全て名古屋止まりになってしまうので、
1時間に1本ある「ひかり」を狙うか、「こだま」を名古屋で降りて
乗り換えなければならない、後者のケースでは曜日や日にちに
よっては、立ち席となってしまうので注意が必要であろう。

大会終了時刻が未定なので指定席はなかなか取りにくい、
まああえてやるとすれば、あらかじめかなり遅めの時間の
指定を取っておくかだ、
だが、その為に、駅等で1時間も2時間も待つのも効率が悪い。

今日は連休の中日なので「こだま」は、すいている事が予想された
ので、指定席はあえて取っていない。

案の定、自由席はガラガラであった。
名古屋を過ぎたころには、一車両に4人くらいしか乗っていない
状態だ。ちなみに、「こだま」であっても何時間も遅い訳ではない、、
あえて次の「ひかり」を待つ必要はなく、数十分後のそれを待って
いる間に、先に目的地に到着するであろう。

ちなみに、金券ショップで買う区間接続型回数券は、写真のように
なんと4~5枚も渡されてしまう。JRでは、長い乗車区間を買うより
分割した方が安くなるのは常識だ。だが、新幹線乗車区間と微妙に
異なるこの東海道線接続型回数券は、近年、新幹線の自動改札
では通らないように変更されてしまった様子だ。

よって、駅員の居る改札で全チケットを検札してもらわなければ
ならない、ちょっと面倒だが、やむを得ない。
別に違法という訳ではないので、少しでも安く買える方が良いで
あろう。
加えて、利用日指定の特急券にしている、その日にしか使えないが、
さらに100円程度相場が安くなるのだ。

ちなみに往路は、もっと安価な「ぷらっと こだま」を1ヶ月前から
買ってあって、それで来ている。これは、金券ショップのように
数百円安くなる程度ではなく、数千円も運賃が安くなるのだ。
(最寄のJTBなどで、1ヶ月前から購入できる)

帰路もそれを使えば良いのだが、事前予約必須である事と、
前述のように帰宅時間が未定というのが苦しいところだ。
遅めの時間帯で確保しておき、早く終わったらどこかで時間を
潰すように覚悟しておけば、「ぷらっと」も十分に利用できる。

関西人の場合、このように「同じ事をするならば(同じ電車に乗る
ならば、同じホテルに泊まるならば、同じ物を買うならば、など)
少しでも安いやり方を探す」のは常識である。

安くあげること自体が、能力であり自慢出来る事なのだ、
このあたりは商人の町大阪の文化が、現代になお根強く残っている。
他地区においては、こうしたことは余り気にしないかも知れない。
まあ、関西圏チームの遠征も増えてきている様相もあるので、
新幹線情報は、各地への遠征の際の参考まで。

という事で、ツナカップ大会観戦記事は終了。
今年の「熱い季節」も、そろそろ終了だ、残るは後1試合だ・・

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