
ずらりと並んだドラゴンの頭、そう、ATC大会前日祭編の最後で、
「どうやって固定しようか?」と悩んでいた入魂式用の設備だ。
結局誰のアイデアなのか? ライフジャケットを用いてドラゴン
の頭を固定している。

ということで、今回の記事は、2015年8月9日(日)に行われた
第2回大阪南港ATCドラゴンボート大会のレースの模様より。
まず、本大会の特徴であるが、いわゆる「ドラゴン専業チーム」
を対象とした「エキスパートの部」と、ビギナー、女子、シニア、
地元チームなどを対象とした「チャレンジの部」による
「完全実力別2カテゴリー制」であることだ。
うち、エキスパートの部の募集数は12と、若干控えめである、
本大会では、規定数どおりの12チームが集まっている。
規定の募集チーム数が少ないのは理由がある、その意味の
1つは開会式でのATC社長さんの言葉にもあった。

社長さんいわく「ATCは20周年を迎え、海、そして、親子
というテーマをもって、ドラゴンボート大会を実施している」
との事である。
なので、ドラゴンボート大会と言え、競技志向が強い訳ではなく
体験乗船会や関連イベントも重視しているという訳だ。
余談だが、本日朝、「bb」の選手達が地下鉄に乗って会場に
来る途中、隣に居たおじさんから
お「ドラゴンボートの選手の方ですか?」と聞かれたそうだ。
b「ええ、そうです。お詳しいですね、チームの応援ですか?」
お「いえ、主催者です!」
b「あ~、ATCの社長さんでしたか、これは失礼しました!」
というやりとりがあったそうだ(汗)
その後も、色々とドラゴンボートの話をしたとのこと。
----
で、ATC大会を紹介する上では、他の多くのドラゴンボート
大会と同じ視点では捉えられない重要なポイントがある。
それはATCは商業施設である、という事である。
だから、ドラゴンボート大会は、ビジネスの一環である、という
点が非常に重要だ、いや、ビジネスというと、なんだか金儲け
主義のような印象があるかもしれない、ちなみに言えばドラゴン
大会の開催は非常に費用がかかり、選手達から参加費を頂いた
としても数百万円の赤字になる事が殆どである。
それはここATC大会でも例外ではない。
お金儲けでは無いとすれば、じゃあ、どこが「ビジネス」かと
言えば、ドラゴン大会は、ATCにとってみれば、お客さんが
集まるための大規模なイベントである、という意味である。
そう「お客さんあってのATC大会」という事が最優先であって
それは、他の多くのドラゴンボート大会の「競技優先」という
視点からは、かなり異なるものだろうと思う。
そして、残念ながらドラゴンボート界においては、選手達も、
またスタッフも、あまり観客の集客や観客に見せる(魅せる)
意識を持っていない。
けれども、ATC大会においては、ドラゴンの選手達は、
少なくとも「プロ」なのだ、プロがプロであるには、常に
お客さんを意識しなくてはならない・・

さて、こちらのタイガーマスク軍団は、チャレンジの部に出場の
「ドリーマーズ」だ、本年6月に行われた堺泉北大会での市内の
部の優勝チーム。その大会には、以前より「麒麟」の名で出場
していたと聞く、また、今年7月末に行われた、京都・京丹後の
久美浜大会(京丹後ドラゴンカヌー大会)にも出場、全70
チーム中9位に入ったと聞く、ビギナーチームとしては非常に
アクティブに他地区大会にも参加している模様だ。
私は、今後のドラゴンボート界の発展には、こうしたビギナー
チームの育成が必須だと考えている、だから「ドリーマーズ」
のようにアクティブな活動を行うチームが増えていくことは、
非常に好ましい傾向だと思っている。
しかも、この「目立ちたがり」の模様はどうだ(笑)
純粋に競技を楽しもうとするストイックな選手達には敬遠されて
しまうかもしれないが、ここATC大会のような環境では、
観客目線というものを常に意識しなければならない。
だから、「覆面レスラー」も「悪役」も大歓迎なのだ、
しかも、それで強ければ(速ければ)なお良い。
ただでさえ、コスプレのメッカであるATCだ、この程度では
あまり目立たない、むしろ、どんどん目立つように派手にやって
欲しいくらいである。
ちなみに「仮装推奨」という、観客の多い京都「宇治大会」の
記事でも書いたが、その時に、私がもぐりこませた数名の
”覆面調査員”、すなわち、まったくドラゴンの事を知らない
友人達に、宇治大会を観戦してもらって、その感想を収集した
時にも、派手な仮装をやっているチームに対しては、「楽しい」
「面白い」「興味が湧く」「応援したくなる」などの感想を得る
ことができた。
さて、今日の大会では、「ドリーマーズ」はチャレンジの部の
優勝候補である。競技優先という風に考えればチャレンジの部
に強豪チームが居る事は好ましくないであろう。
ただ、チャレンジのカテゴリーは順位をあまり重視していないし、
そもそも競技というよりは、参加する事が意味のあるカテゴリー
という分類だ。
真剣に競技をしたいチームは、エキスパートの部に上がれば
良い訳だし、それはあくまで参加チーム次第なのだろうと思う。
で、そういう視点においては・・

こちらはチャレンジの部にエントリーの「エスペランサ コスモ」
である。ATCを本拠とする企業で、本大会にも協賛して頂いて
いる、ただし、ドラゴンへの挑戦は、今回がまったくの初めて。
昨日の前日祭で練習会に参加して初めて漕いだ人ばかりだ。
これは、競技志向というよりは、まったくの逆の発想だ、
むしろ、ATCのビッグイベントである「ドラゴンボート大会」
を盛り上げようという意志で参加してくださっているチームだ。
自分たちが楽しみつつ、大会に関係する人達や、観客などにも
楽しんでもらえれば良い、結果的に、それが大会の成功に繋がる。
そう、ATC大会で言うところの「成功」とは、ドラゴンのチーム
がちゃんと集まって大会が実施できる事ではない、理想的な成功
とは、観客が沢山来てくれて、体験乗船にも沢山のお客さんが
来てくれて、盛り上がる事なのである。

チャレンジの部の参加チームは、全部で9つ、前述の2チームに
加えて、こちらも堺泉北大会常連の「JP堺」「JP泉北」の
郵便局の2チーム。 ATC本体からは、「ATCうさぎさん」
「ATCカメさん」の2チームが参加、こちらは、ATCおよび
関連企業からなるチームである。さらには、ドラゴンのベテラン
チームとして「Rスポーツマンクラブ 年寄り」および
「マーメイド」の2チームが参戦、両チームとも、平均年齢が
かなりご高齢の超シニアチームであるが、いずれもドラゴン経験
は20年近くになるという超ベテランである。
そして、もう1チーム「チームふじしろGB」も、今回ドラゴン
初挑戦、昨日の練習会が初漕ぎという「エスペランサ」と同様の
ビギナーチームである、ただし、昨日の練習の模様を見る限りは
「ふじしろ」は、かなり漕ぎが揃っていて、素質がありそうだ。

こちらは「エキスパートの部」に出場の大阪のベテランチーム
「team いっとこ」だ、こちらの「いっとこ」や、同じく大阪の
「風」は、多くの競技運営スタッフを出して下さっている。
ドラゴンボート大会の運営は、他のスポーツ競技の大会運営に
対して非常にスムーズであることが特徴だ。それは、大阪の
チーム選手を中心とした手慣れた運営からなる事は間違いない。
「いっとこ」のお父さん、暑いので子供は日傘の中でお休み中、
そう、今日もまた大阪は猛暑日となっている。
思えば、私もここのところ4週連続のドラゴン撮影だ、
天神(大阪)、高島(滋賀)、キッズ(滋賀)、ATC(大阪)
という順だが、いずれも猛暑日、というか、この1ヶ月ほど
関西は、ほぼ毎日猛暑日なのだ。例年ならば、暑さのピークの
ような日があって、その後は、ああ、少し涼しくなったかな?
とか思ったりするのだが、今年は、いつ終わることもなく
延々と、猛暑日が続いている。私が思うに、一番暑かったのは、
8月2日のキッズ大会であろうか・・ この日は38℃か
それ以上あったように思う。しかし、今日のATCも、多分
ほんの1~2℃ほど低いだけで猛暑日である事は変わらない。
そうした関係で、ドラゴンボート大会の観客は予想していた
よりも少ない、これはATCにお客さんが来ていないという
訳ではなく、ATCの館内に入ると、混雑状態である。
単に、暑いので、殆どの人は外に出たがらないのだ・・・
本大会の目的からすると、困ったなあ・・と思うのだが、まあ、
酷暑の中でのドラゴン観戦を強要するわけにはいかないので、
今後、本大会を真夏に行う際は、観客への配慮が必要になる事
であろう。(たとえば、テントの中で観戦できる、ミスト装置を
つける、冷水をサービスする、などである)

こちらは、エキスパートの部、隣県の和歌山から参戦の
「クマもっこり」だ。ご存知和歌山の2つの強豪チーム、
「熊野水軍」と「もっこりドラゴンボート部」の2チームの
コラボで、最近はこのペアで様々な大会に出場、実力派なので、
どの大会でも入賞を狙ってきている。
予想であるが、本大会でも決勝進出は固いところであろう・・
ちなみに「熊野水軍」は、その名前に変わったのが数年前で
「熊野水軍」の名前で出場するよりも「クマもっこり」で
活躍する方が多かったと思うので、関西近郊チーム以外には、
あまり「熊野水軍」の名前は知られていないかもしれない。
しかし「熊野水軍」は、数年前迄の「椅子に座ったNECOO」
そして、さらに数年遡れば「田辺の谷地自動車」という
名前で活躍していた、と言えば、「ああ・・」と思い出して
いただけるベテラン選手の方も多い事であろう。
(そうそう、和歌山放送のドラゴン実況アナウンサーさんが、
「田辺の谷地自動車」は、なかなか言いにくチーム名だった、
と言っていた)
その「クマもっこり」だが、予選1回戦は56秒台となかなかの
好タイムだ、本日の大会は、200m、22人艇の10人漕ぎだ、
この変則ルール(とは言え、ここ最近は珍しくないが)での
タイムの感覚が私もまだつかめていないのだが、
50秒台前半であれば、超強豪クラスの好タイム、
55秒~1分jくらいが、強豪クラスのタイム、
1分~1分5秒くらいが、中堅クラスのタイム、
という感じであろうか。
今日の大会は、予選1回戦、2回戦のベストタイム制だ、
上位4チームが決勝進出というわかりやすいルール。
ただ、午後からは海上の条件が悪くなることが予想され、
午前中の1回戦のタイムで、ほぼ勝負が決まるという感じか。
「クマもっこり」の56秒はなかなかのもので、これを超えてくる
のは、ご存知「bp」と、あるいは、可能性として、後で紹介する
コラボチームくらいのものであろうか・・(?)

こちらは大阪の消防士チーム「一寸防士」だ、
高石(堺泉北大会)の記事で「ひさびさに出場」とか書いたが
ATC大会にも連続で出場だ、どうやら、ずっとメンバー不足に
悩まされていたのが、若手の新メンバーが入ったので、最近は
またアクティビティが増してきている模様、そして、本大会は
10人漕ぎなので、そのあたりも参加がしやすい理由なので
あろう。思えば、ほんの2年前まで、大阪の大会で10人漕ぎ
は無かったのだが、昨年のATC大会や、猪名川大会で10人
漕ぎを採用したことで、チームから見れば、確かに参加しやすく
なっている事は間違いないと思う。

エキスパートの部で、予選タイムが好調なのは、1回戦で
驚異の51秒台を叩き出した「bp」(写真奥)と、前述の56秒
の「クマもっこり」(写真手前)である。他、1分を切ったチーム
として、昨年の本大会決勝進出の「吹田龍舟倶楽部」が59秒で
予選3位につけている。
他、1分台の前半は混戦模様だ、それに条件が悪くなるとは言え
予選2回戦で頑張ってタイムを伸ばしてくるチームが出てくる
可能性も無きにしもあらずだ、すると、決勝進出タイムは
1分ジャスト位まで、という風に予想しておくのが良さそうだ。
1分を切ってきそうな、新鋭コラボチームが1つある。

それが「勝手に漕ぐで!らおしゃん」チームだ。
関西龍舟、河童、BANANAなど強豪チームのメンバーにより
組織されたコラボチームだ。
元々は、大阪の「チーム未来」の「らおさん」の呼びかけにより
集まったチームなのだが、肝心の「らおさん」は「チーム未来」の
メンバーとして漕ぐ必要があるためコラボチームに参加できず、
「勝手に漕ぐで!らおしゃん」という名前になったそうだ。
いちおう「勝手にシンドバッド」のパロディとの事だが、
「勝手に」くらいしか文字が合ってないように思うのだが(笑)
まあともかく、実力者揃いのスーパーコラボチームだ、
息が合えば、かなりのタイムを出してくるにちがいない・・

予選1回戦
「あれ~?」という表情の「勝手に漕ぐで!らおしゃん」チーム
う~ん、確かに、タイムは1分3秒と、やや伸び悩んでいる。
前述のように決勝進出タイム予想は1分ジャスト、まあ1分1秒
でもぎりぎりセーフかもしれないが、ともかく2回戦で2~3秒
タイムを縮める必要があるだろう、レーンの条件の悪い午後では、
それは、なかなか厳しいかもしれないが・・

こちらは、予選1回戦で「bp」が51秒の好タイムを出した時の
模様、勿論、いまのところ予選トップのタイムだ。
いつもの「bp」とイメージが違って見えるのはライフジャケット
のせいだと思う。そう、「bp」は、小型の自動膨張式の
チーム専用のライジャケを使っているのだが、今日はドラゴン
協会からの借り物のライジャケだ。それは、今日の「bp」の
メンバーが若手の選手ばかりだからだ。若手、といっても、
海外のユースの大会に出場予定の実力派だ、さもなければ、
51秒なんていうタイムが出るはずもない。
海外大会への出発はこの翌週だ、最後の練習ということで、
頑張っているのであろう。
ちなみに、奥のレーンで「bp」にさほど離されずに、喰らい
ついているのは、京都の「すいすい丸」だ。
「すいすい丸」は、ここ1年くらいでめきめきと実力をつけて
きている、聞くところによると練習量もかなりものらしい。
「すいすい丸」のタイムは1分1秒台、決勝進出の当確ライン
ギリギリのところだ、午前中の予選1回戦を終えた時点での
順位は4位、そのままであれば決勝進出だが、2回戦でタイム
を伸ばすチームが出てくると危ない。
できれば自力で、2回戦のタイムをあと1秒でも良いから
縮めたいところ。

こちらは、今日の大会の実況解説を務めるMC「スナオさん」だ、
静岡県の各大会の解説でおなじみの名解説者だ。
今回の大会では、私から無理を言って、静岡から来ていただいた。
慣れない大阪での大会ながら、私の期待通りの見事な解説で
選手やスタッフにも好評だ、わざわざ来てもらって良かったと思う。
ス「関西のチームは、匠さんのブログを読んで勉強しています」
なるほど、だから関西のチーム事情にも詳しいのであろう、まあ、
少しでも解説のお役に立てたならば、私も嬉しい気持ちだ。

さて、「チャレンジの部」の予選1回戦も既に終わっている、
写真は「ATCうさぎさん」チームだ。
ATCおよび関連の企業、テナントなどのメンバーによる
混成チームなのだが、昨年の大会で漕いだメンバーも居るとは
言え、まあ、ビギナーチームであることは確かだ。
それが予選レースでは、他チームに勝利して1位。
もう1つのATCチーム「カメさん」からは、
カ「おいおい、ホストチームが1位になってどうするんだよ、
うさぎさんだったら、途中で休まなくちゃ(笑)」
などと言われていたが・・
まあ、順位戦だったらよかったのだが、今日の大会はチャレンジ
の部もベストタイム制だ、ちなみに、ATCうさぎさんのタイム
は、1分16秒、ビギナーチームであれば標準かやや速い位だ。
チャレンジの部の決勝進出タイムは、1分10秒というところで
あろう。
ここまでのタイム順は、優勝候補「ドリーマーズ」が1分1秒と
さすがに速い、これだったらエキスパートの部でも決勝進出が
できそうなタイムだ。次いで予選2位が「Rスポーツマン年寄り」
平均年齢60代(?)のスーパーシニアチームだが、1分4秒と
エキスパートの部にエントリーしている「Rスポーツマン若手」
の1分4秒台と同等、いや、ほんのコンマ秒単位で上回っている。
(ちなみに、チャレンジの部での、シニアは、50歳平均以上を
目安としている、競技としてのドラゴンのルールでは、シニアの
定義は40歳平均以上となっているが、それとは異なっている)
予選1回戦の3位は「JP堺」1分13秒台だ。
このあたりのタイムが決勝進出ライン、ただし、コース条件が
悪くなる午後の2回戦とはいえ、ビギナーチームの場合は、
漕ぐたびに速くなることが良くあるので、やはり1分10秒位を
目指しておかないと、決勝に進めないかもしれない。
当確線上ぎりぎりが、現在4位の「チームふじしろGB」
こちらは前述のように「今日が初漕ぎだが、素質有り」の
チームである、タイムは1分14秒、いちおう予選4位だが
決勝進出安全圏を狙って、もう3秒程度タイムを伸ばしたい所。
ちなみに「ふじしろ」とは、「藤白台」という大阪の地名で
そこにある企業のメンバーでのチームということだ。
まあ、でも、チャレンジの部は、順位戦というよりは、参加する
事に意義のあるカテゴリーだ、賞品なども順位で決まるという
より特別賞などが用意されているので、ともかく頑張ったり
目立ったり、大会を盛り上げていただければ良いわけだ。
そして「チームふじしろGB」は、私の方より、本大会のルール
とか、だいたい何秒くらいで漕げばよいのかとか、他のチームの
実力とか、色々な情報を伝えると。がぜん「やる気スイッチ」が
入った模様で、決勝進出に並々ならぬ意欲を示していた。
そう、これは悪いことではない、こうしてビギナーチームが
ドラゴンの世界に興味を持ってくれれば、今後のドラゴン界に
おいても、良いことなのだから。

大会レースのさなかでも「親子体験乗船会」は2回行われる、
今日の体験乗船は、暑い中非常に盛況で、朝から申し込みが
殺到、1回の体験乗船で20人漕ぎ艇を3艇出すような状況だ。
昨年以上の、かなりの数の体験乗船のお客さんが来て頂いたの
だが、もし、これが猛暑でなければ、もっと増えるのか?
あるいは暑いから(涼しげな?)ドラゴンに乗りたがるのか?
実のところ、その因果関係は良くわからない、何年か続けてみて
そうした情報を集めないと、まだなんとも言えない段階な訳だ。
まあ、レースの最中でも「体験乗船」を行う、すなわち「顧客」
を重視する、というATC大会の特徴(目的)が出てきている
とは思う、選手の皆様には、体験乗船で時間が開いてしまうの
だが、まあ、そのあたりATC大会が他の大会と異なることを
理解していただければ幸いである。
さて、長くなってきたので、以降は「後編」に続く・・