2018年10月21日(日)に滋賀県大津市びわこボートレース場
(びわこ競艇場)にて行われた、正式名称「第6回スモール
ドラゴンボート日本選手権大会」(以下、スモール選手権)の
模様より。
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大会当日の天候は珍しく晴れ、前身の「びわこスプリント」
と合わせて15回の開催の内、晴天になったのは数回しか無い。
気温は10月下旬にしてはやや高目、日中は23℃くらい迄
上がり、長袖では暑いくらいだが、朝晩は急速に冷え込む。
レース撮影条件は、午前中は完全な逆光、そして夕方には
競艇場の巨大な観覧席の影が入り、とても撮り難い・・
レギュレーションは200m直線、「スモール」の名の通り
10人漕ぎ+陀手+鼓手による12人が1チームである。
レースフローは、予選→敗者復活→(B決勝)→
準決勝→決勝戦→(国際決勝)となっている。
カテゴリーは、普及、選手権女子、選手権混合、
選手権オープンの4つであるが、カテゴリーによっては
上記のレースフローにならない場合もある。
----
さて、今回後編記事では「(選手権)オープンの部」の
模様を紹介する。
言うまでも無いが「オープンの部」とは、10人の漕手の
性別や男女比などは無制限である、という意味である。
(まあ、たいていの場合、男子漕手が中心となる)
また「選手権の部」とは、簡単に言えば「公式レース」
という意味である。参加資格は事前に協会に登録を行う事、
ここでA登録となる場合には、世界戦への代表選考の対象
チームとなり、各選手権大会で好成績であったチームが、
世界戦代表出場権を与えられる事となる。
また、B登録の場合には、世界戦の代表選考対象外だ。
この点が、本大会にある「普及の部」(協会未登録チーム
が対象)との差であり、また、加えて「選手権の部」では
入賞などにおける賞品も豪華だ。
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それでは、「(選手権)オープンの部」の見所であるが、
これはもう単純に、本大会の「花形カテゴリー」であるから
ここで優勝したチームが「真の日本一である」と言える。
ただし、現状では、このカテゴリーは「bp(軍団)」が
3連覇中だ。
ここで過去数年間の本大会のオープンの部の決勝順位を
述べておこう。
<2014年:第2回大会>(晴れ)
1位:津奈木海龍A(熊本)
2位:bp(大阪・兵庫)
3位:津奈木海龍B(熊本)
4位:怒涛飛沫(どとうしぶき、熊本)
<2015年:第3回大会>(雨)
1位:bp(大阪)
2位:bpジュニアB(大阪)
3位:bpジュニアA(大阪)
4位:池の里Lakers!(滋賀)
<2016年:第4回大会>(曇り)
1位:bpネクスト(大阪)
2位:東京龍舟ワイルド(東京)
3位:伊佐龍舟(熊本等)
4位:bp(大阪)
5位:東海龍舟(愛知)
<2017年:第6回大会>(台風)
1位:bp(大阪)
2位:津奈木海龍(熊本)
3位:東京龍舟ワイルド(東京)
4位:bp next(大阪)
5位:伊佐龍舟(熊本等)
となっている。
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なお「bp」は、2012年末に結成され、上表以前の2013年
に本大会に初参加したが、磯風と津奈木(つなぎ:これは
熊本県の地名である)に決勝進出を阻まれた。その後は
毎年決勝進出。2014年には「津奈木」に負けているが、
2015年以降は「bp」、又は「bp軍団」のサブチーム
(注:サブチーム名は毎年変わる)が必ず優勝している。
圧巻は2015年の「ワンツースリーフィニッシュ」であろう。
「bp軍団」の入賞独占は、南港ATC大会でも前例があるが、
それはローカル大会だ。国内最高峰のスモール選手権で
入賞独占をやられてしまったら、もう手のつけようが無い。
で、本大会で唯一bpを倒した、「津奈木」だが、熊本県
からの遠距離参戦につき、毎年参戦できるものでは無い。
2017年に両雄は当たっているが、ここは僅かにbpの勝利、
(同大会ラストの「国際チャレンジカップ」では、津奈木は
bpに勝ってはいるが、これは公式戦では無いレースだ)
同様に九州勢としては、2014年決勝進出の「怒涛飛沫」や、
2016~2017年に決勝進出した、熊本近郊の混成チームである
「伊佐龍舟」が居る。
まあつまり、九州から参戦があった場合には、それらのチーム
が活躍する大会であると言えるし、「九州勢は強い!」とも
言い換える事も出来るであろう。
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また、「混合の部」での連覇等の活躍に目を奪われやすい
「東京龍舟」であるが、実際のところは「pp]にあと少しの
位置まで毎年迫っていて、2016年は、0.5秒差であった。
今年もまたオープンの部の「東京龍舟ワイルド」は、漕げる
選手達を揃えてきていて「打倒bp」を虎視眈々と狙っている。
で、今年は「津奈木」も「伊佐龍舟」も不参加となっている。
そうなると「bp」の連覇は固いような気もするが、東京龍舟
に頑張ってもらうか、あるいは、今年は国内外でいくつかの
新規参戦チームがある。まず、それらの新鋭チームの様子を
見に行き、情報を仕入れるところから始めるとするか・・・
![c0032138_16432590.jpg]()
まずは「漕遊人」(そうゆうじん)、沖縄県からの初参戦
となるチームだ。沖縄にもドラゴンボート類似の競技である
「ハーリー」があり、強いチームもいくつかあると聞いては
いたが、遠距離につき、関西圏のドラゴン大会への参戦は
皆無に近い。確か10年近くも前に、KIX(関空)大会に
沖縄の航空会社チームが参戦していたように記憶しているが
他では殆ど前例は無いし、ましてや本大会でも同様だ。
匠「え~と、こちらが沖縄からの”漕遊人”さん?」
漕「はい、そうですよ」
匠「あれっ?? 見た顔の人達が多いですね!
え~と、そちらは「磯風漕友会」の方ですよね、
それから、こちらは確か「津奈木海龍」さん、
あ、相生の半田病院の「ハンダーズ」の院長先生も居る
いったい何ですか、これはドリームチームなのですか?」
漕「あはは、バレましたか」
この時点では私は知らなかったのだが、後で本部に行って
大会パンフレットを貰うと、そのチーム紹介のところに
「磯風と津奈木の協力を得て、沖縄からの初参戦が実現」
といった旨が書かれていた。
・・う~ん、でも、チーム紹介のところに、それを書いて
しまうと、他チームからマークされてしまうのは必至だ。
もしかすると、これは戦術的には、黙っておいた方が良い
事だったかも知れない。他がノーマークであった状況で
「滅茶苦茶速い!」ともなったら、他チームを文字通り
「出し抜ける」かも知れない訳だ。
だけどまあ、「面が割れている」(見た顔の選手ばかり)
という状況であれば、私以外でも、他でも気づく選手達は、
いくらでもいるだろうから、秘密にしても無駄か(笑)
それに、もしかすると「漕遊人」も、「(磯風)漕友会」
とのコラボ名であったのかな? だとすると、もうやはり
バレバレですわな・・・(汗)
さて、他の新規参入チームだが、「ROA'S」が居る
こちらも初参戦だ(下写真)
![c0032138_16432563.jpg]()
匠「ROA'Sさん? こちらはロワーズと読むのですか?」
R「はいそうです」
匠「え~と、確か今年のツナカップに初参戦予定だったのが
台風で中止になってしまったのですよね。
噂は聞いております、お会いしたいと思っていました。
確か千葉の「舞浜河探検隊」の関連チームですよね?
東京近郊の大会では活躍していると聞き及んでおりますが
関西の大会には初参戦でしたよね?」
R「はい、はい、よくご存知で・・」
匠「強いとも聞いていますよ、今日は頑張って下さいね」
まあつまり、「舞浜河探検隊」の後継の若手チームという
事であろう。ちなみに「舞浜河探検隊」は、2000年前後に
大阪の「天神大会」(現:日本選手権大会)で、3回ほど
オープンの部で優勝した往年の古豪チームだ。
私が丁度ドラゴン大会の撮影を始めた頃に、実質的に勇退
していった形となっている伝説的チームであり、そこから
既に約15年、ついに新世代のチームが出て来た事となる。
これはまた、楽しみなチームの新規参入である。
さらに余談、当時の天神大会で混合の部で連覇を続けて
いたのは、相生地区の「陸(くが)ペーロン」である。
「陸(くが)」も2000年代中頃には代替わりで勇退した
形となり、私が数年前に「相生ペーロン競漕」を見学に
行ったら、「陸ペーロン」は、中学生選手が混じった
超若手チームに世代交替していて、ちょっと驚いた。
しかし、そこから数年、今年の「相生ペーロン競漕」では、
「陸ペーロン」は「Ⅱ部」(準上位カテゴリー)で優勝した
と聞く。これだと「Ⅰ部」(最上位カテゴリー)への昇格の
可能性もある。また、さらに数年後には、この伝説のチーム
「陸ペーロン」が、装いも新たにドラゴン界でも復活するかも
知れない(?) もしそうなって「ROA'S」(舞浜河探検隊)
や、20数年前当時の古豪「津奈木海龍」や「坊勢酔龍会」
(いずれも天神大会優勝経験あり)と現代の「日本選手権」
で世代を超えて対戦するような事になれば、とても興味深い。
それはもう、ほとんど良く出来た「ドラマ」の世界であろう。
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さて、閑話休題、新規参入はチームのみならず、選手も居る。
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こちらは、超ベテランチーム「Rスポーツマンクラブ」に
新規加入した若手美人選手。
R[ウチの新人の美人選手です」と紹介されて。
匠「え~っ!、Rさんには勿体無いなあ(笑)
いやまあ、これでRさんの平均年齢がガクンと下がったら、
”・・ああ、Rさんは現役最年長チームなのです”
(と、新人美人選手に説明)
平均年齢が下がったら、年齢ハンデ戦の「グランドシニア」
で優勝できなくなりますよ(笑)」
R「あはは、そうですね・・」
匠「まあでも、グランドシニアで勝つよりも、若手美人選手が
入った方が、Rさんにとっては嬉しいかも知れませんね!」
ちなみに、本大会の「Rスポーツマンクラブ」の戦績は
「B決勝」進出なるも、そこでの入賞は無かった。
さて、まだ新規参戦チームとして、海外チームがある。
![c0032138_16434317.jpg]()
上の「B-CROSS」については、前記事、混合の部のところで
既に紹介済みだ。こちらのオープンの部とのダブルエントリー
となっている。前記事でも書いたが、両チームとも準決勝
進出なるも、そこで順位戦で敗退。なお、仮にここで好タイム
を出したとしても、国内決勝戦には進出できない規定となって
いて、海外チームは本大会ラストの「国際チャレンジカップ」
に進出するレースフローとなっている。
それから、もう1つの海外チーム。
![c0032138_16434379.jpg]()
こちらは「極(きわみ)」という、香港から参戦のチーム
である、日本風の名前であるし、ユニフォームには日本語も
書いてある。
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良く見ると、木津川市の住所が入っている、いったいこれは
何なのだ? 日本語は通じないので、英語で話をしよう。
匠「キワミさんは、日本に住んでいらっしゃるのですか?
ユニフォームにアドレスが書いてありますが」
極「いえ、このユニフォームは、日本でのスポンサーの
カンパニー(注:会社?)に作ってもらいました」
匠「ああ、スポンサー会社さんがいらっしゃる。
それは凄いですね! すると、相当速いのかな?
では、レースの方も頑張ってくださいね」
と、その時点では、スポンサーカンパニーというイメージは、
何か、商社かメーカーか? という感じを想像していて、
まあ、「すると香港支社とかがあるのかな? 国際的な企業
なんだな」と思っていたのだが・・
大会が終わって数日後、撮った写真のユニフォームにあった
住所を調べてみると、なんと、木津川市の「ラーメン店」の
「まがり」という店名だった、という事がわかった。
そして、その店の名物ラーメンに担々麺の「極み~kiwami~」
があり、博覧会などでも好評価を得たらしい。
その担々麺からのチームのネーミングなのだろう。
まあ、スポンサーが何処なのかは、良~くわかったのだが、
では何故、香港のチームに日本のラーメン店がスポンサーに
なるのだろうか? う~ん、謎が謎を呼んで、良くわからない、
彼らと話をした際に詳しく聞いておけば良かった、と後悔。
まあ、そのラーメン屋さんに行って、話を聞いてくるという
方法もあるが・・ でも行列が出来るような人気店だったら
話を聞く暇も無いか。(ちなみにJR木津駅の近くで、
まあ殆ど京都府と奈良県との県境である)
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さて、あちらこちらの新規参入チームからの情報収集は
なかなか忙しい。色々廻っていると、相生の「ヤンググリーン」
の選手達から声をかけられた。
匠「あ、ヤンググリーンさん、お疲れ様です。
先月のKIX大会での初入賞の記事、読みましたか?」
ヤ「読みましたよ、面白かったです、ありがとうございます」
匠「記事でも書きましたが、今回が正念場ですよ」
ヤ「そうですね。で、今日の我々が注意しなければならない
注目のチームは「bp」の2チーム、そして「東京龍舟」、
それから「漕遊人」「しげる」「ROA's」「池の里」
あとは海外からの2チームでしょうか?」
匠「ぐっ・・(汗) まさしくその通りです、ぴったり正解!
(ペーロンの出身なのに)いつから、そんなにドラゴン界
の実情に詳しくなったのですか?」
ヤ「匠さんのブログを読んでいたら、”試合への参戦前に、
過去の大会結果を全部調べなさい”と書いてあったので、
その通りだと思って、調べてきました。そうしたら、
だいたいそんな感じでした。あ、今日は九州のチームは
参戦していないのですね・・」
匠「いやあ、よく勉強してきましたね、たいしたものです。
そうです、そこに上げられたチームは、ヤンググリーン
と同等か、より速いチームです。その何処と敗者復活や
準決勝で当たるかが重要なポイントになります。
言っておきますが、かなりシビアな戦いになると
思いますよ、まさしくヤンググリーンさんにとっては
ここが正念場です」
ヤ「ですね・・ 頑張ります!」
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・・というやりとりがあった、「ヤンググリーン」は良く
予習してきたし、それなりに戦術もつくしたと思うのだが、
強豪チームがズラリと並ぶ準決勝戦で、惜しくも4位で敗退だ。
まあ、でも、本大会はレベルがとても高いので、なかなか
決勝まで残るのは難しいであろう。ヤンググリーンは初入賞
からは、しばらくの間、モチベーションは高いと思うので、
ここからは1歩1歩厳しい階段を上っていくしか無い。
また来シーズンも頑張っていただきたいと思う。
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さて、オープンの部も、ダブルエントリーチームが
いくつかある。混合の部との複数出場は中編記事で
紹介した通りだが、ここではオープンの部を中心とした
ダブルエントリーのチーム名をあげる。
bp:オープンx2
近畿車輛電龍:オープンx2(上写真)
小寺製作所:オープン+女子(GPOとのコラボ)
「近畿車輛電龍」については、今年の他の大会への参戦が
殆ど無かったので、いきなりのダブルエントリーで
ちょっと驚いた。まあ、良く見ると、他の大阪地区の
チームの選手達も混じっている模様である。
大阪地区の混合、オープンの各ベテランチームは今回
あまりダブルエントリーが多くなかったので、こちらの
「近車」に選手達を集合させたのかも知れない。
内、1チームは「B決勝」に進出するも、残念ながら
入賞はならず。
さて、先ほど、ヤンググリーンとの会話であった
他の注目チームだが、まず「しげる」(鳥取)がいる。
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近年の「しげる」は、だんだんと美女(応援)選手が
増えて来ている。だから強くなる、という風には直結は
しないが、男性メンバー達のモチベーションが上がる、
という、目に見えない効果はあるとは思う。
「しげる」は、本大会では2015年の「一般オープンの部」
(現在の普及の部)で優勝している。
翌年は地震の影響で不参加、2017年は、もう普及の部では
敵なしと見たのか、協会登録し(?)選手権オープンに参戦、
そこでは準決勝敗退であったが、他の大会(堺泉北)でも、
毎年好成績を上げているので注目チームである。
今回もそこそこ良いところまでは上がってくるであろう。
チームのレベルアップを目指して、美人(応援)選手の
数も増やして(笑)ハイレベルな(?)チームに育てて
頂ければ幸いだ(笑)
![c0032138_16440603.jpg]()
それから、地元滋賀県の強豪チーム、通称「琵琶湖三国志」
はどうか?「龍人」(どらんちゅ、上写真)「小寺製作所」
「池の里Lakers!」が居る。内「小寺製作所」については
女子の部で3位入賞、本大会では「入賞メダル」の協賛で
良く知られている。オープンの部はB決勝進出なるも
入賞はなし。
真夏の間の滋賀県で行われるドラゴン系大会(高島、堅田、
キッズ、びわこペーロン、1000m)記事では、「三国志」は
主役としての活躍を魅せるのであるが、この「スモール」は、
例年あまりいいところが無い。「池の里」に至っては、
池「レベルが高すぎて、まったく入賞に絡めない、
これは、もうどうしようもない」と諦めムードだ。
![c0032138_16440612.jpg]()
まあ、例えば2015年、「池の里」は絶好調であり
「高島ペーロン」で初優勝した他、「キッズ」も制し、
「びわペー」でも4年ぶりの2回目の優勝を遂げた。
その勢いで自信満々で本大会にも臨んだのであるが、
決勝まで進んだは良いものの、「bp軍団」3チームと
当たり、ここで屈辱の「ワンツースリーフィニッシュ」
を目の前で実現されてしまったのだ。
本大会では、ちょっと、この事がトラウマになって
いるのかも知れない(?)
今年、「池の里」は「B決勝」に進み、そこで1位となった。
匠「池の里さん、(B)優勝おめでとう!」
池「あはは・・(汗) 来年は頑張ります」
それと、他にも色々と紹介したいチームはあるのだが、
オープンの部は参加チームが多く、残念ながら全てを
紹介する事は出来ない。他の大会記事等で紹介している
チームは、申し訳無いが、今回は割愛させていただくが
悪しからず了承あれ。
![c0032138_16440619.jpg]()
さて、敗者復活戦を終えて準決勝ともなると、もう非常に
ハイレベルである。
以下にオープン準決勝戦の順位とタイムを紹介しておこう。
で、ここから決勝に進めるのは、海外チームを除き、
2位までは確定、それと3位はタイム順のどちらかだ。
決勝進出チームには◎印をつけておく
なお、全て1分を切っている為、タイムは秒以降表記だ。
<オープンの部準決勝第1組結果>
1位:53秒77:bp◎
2位:55秒73:漕遊人(異地区コラボ)◎
3位:56秒07:極(海外)
4位:57秒22:ROA'S
5位:59秒09:龍人
<オープンの部準決勝第2組結果>
1位:54秒13:bp next◎
2位:54秒38:東京龍舟ワイルド◎
3位:56秒84:しげる◎
4位:57秒44:ヤンググリーン
5位:57秒80:B-CROSS(海外)
両レースとも接戦と言えたが、やはり「bp軍団」が
頭1つ抜け出ている感じた。
ただ、タイムからすると「bp」が主力チームであり
「bp next」は新人を乗せたサブチームという感じか?
前月のKIX大会では、bp軍団は多数の新人メンバーを乗せて
育成段階であった。早くもそれらの新人が実戦投入
されているという事だろうか?
「漕遊人」(磯風、津奈木を含む)は、bpと約2秒差、
決勝で一発勝負をかけるという戦術だろうか?
いや、もし「磯風」のテイストが入っているのであれば、
そういう半端な漕ぎはせず、いつでも全力であろう・・
まあ、即席のコラボチームであるので、毎回のバラツキは
あるだろう、決勝で「良い方」にバラつけば面白いが・・
「打倒bp」を虎視眈々と狙う「東京龍舟ワイルド」は
不気味な存在である、「bp next」とは殆ど差が無い
状態なのだ。そして「東京龍舟」は百戦錬磨である、
2016年や2018年の日本選手権混合決勝で、「東ドラ」が
大外(端)のレーンから、いつのまにか、するすると
上がってきて優勝したのは、とても印象に残っている。
最後の最後で、実力を集中する能力に優れるのであろう。
![c0032138_16440621.jpg]()
(上写真は、今回参戦の東ドラ3チーム)
匠「東ドラさん、今日も新幹線は7時半?
昨年は大変でしたね」
東「ああ、そのくらいの時間だったと思いますよ」
昨年と言うのは、昨年の本大会は、ちょうど台風が
通過している最中だったのだ。で、東京への新幹線の
予約時刻は7時半、もし予選で敗退してしまうことが
あったら、午後2時位に終わり、電車も丁度台風で
止まっている時間帯だったので、5時間半も、やる事が
なくて暇を持て余してしまう、だから絶対に決勝に
残って、かつ表彰式にも出ないとならなかった訳だ。
今年も7時半の新幹線であれば、「絶対に表彰台に
上がるぞ」、という覚悟なのであろう。
(まあ、既に混合の部で優勝(連覇)をしているので
閉会式までは確実に居る事になっている)
---
なお、準決勝に進出できなかったチームによる
「B決勝」が行われたが、ここもなかなか凄い!
参戦チームと最終順位を上げておこう。
<オープンの部B決勝成績>
1位:池の里Lakers!
2位:IHI相生
3位:近畿車輛 電龍
4位:Rスポーツマンクラブ
5位:小寺製作所
他のマイナーな大会であれば、これがそのまま決勝戦と
言っても良い程の、強豪チーム揃いの豪華でハイレベルな
レースであった。なお、B決勝は、1位(B優勝)のみ
賞品が出る。
----
さて、では、いよいよオープンの部決勝戦の模様だ。
中盤、100m強地点の写真を掲載しておこう。
![c0032138_16440637.jpg]()
手前よりレーン順で
1レーン:bo
2レーン:bp next
3レーン:漕遊人
4レーン:東京龍舟ワイルド
5レーン:しげる
となっている。
1、2レーンが出遅れているように見えるが、これは
左に角度がついた撮影なので、大差は無い。
だが、それにしても3レーンの「漕遊人」は速い!
![c0032138_16442217.jpg]()
さすがに「磯風」と「津奈木」のメンバーが乗って
いるだけある、私の見ている範囲でのメジャー大会
では、過去、その2チームだけが、「bp(軍団)」に
勝利した事があるのだ。
だが、勿論「bp」も盛り返す、手前の1レーンが後半に
速く見える視覚的な錯覚と合わせて、急速に1レーンの
「bp」が、追いつき、追い越すように見える。
![c0032138_16442234.jpg]()
終盤戦は両者譲らず、もつれ合ったまま、ほぼ同時に
ゴールしたように見えた!
結果は本部の集計待ちという形になる。
・・しばらくして結果が出た。最終順位は以下の通り。
参考にタイムも上げておこう(分単位省略)
1位:53秒43:bp
2位:53秒73:漕遊人
3位:54秒08:東京龍舟ワイルド
4位:54秒81:bp next
事前に予想していたよりも僅差の戦いとなった、トップ
から4位まで、僅かに1秒強しか差が無い。
なお、5位「しげる」は「着外」となっていた。
コースアウトでもあったのだろうか?
(遠くの5レーンにつき、よくわからなかった)
まあこれで、「bp」軍団の4連覇という結果になった。
![c0032138_16442228.jpg]()
さて、全レース終了後に前述の海外チームを混ぜた
「国際チャレンジカップ」が行われる。
参加チームは以下の通り(レーン順)
1レーン:極(香港、オープンの部)
2レーン:漕遊人
3レーン:東京龍舟(混合の部)
4レーン:bp
5レーン:B-CROSS(香港、オープンの部)
まあ、ここは勝敗は殆ど無関係な「エキシビジョン戦」
である。ちなみに「bp」は、この国際決勝では例年、
新人を中心としたチーム編成としている模様であり、
レース経験を積ませる「育成」戦略であろう。
![c0032138_16442265.jpg]()
国際決勝の優勝チームは「漕遊人」となった。
さて、これで全レースが終了だ。
![c0032138_16442274.jpg]()
上写真は、「漕遊人」の表彰式の模様。
本大会で印象に残ったチームは「東京龍舟」であった。
混合の部優勝、オープンの部3位は、昨年の本大会と全く
同じ結果であるが、これは日本選手権なので、かなり凄い
戦績である。ちなみに今年の大阪の「日本選手権」でも
「東ドラ」は、混合の部で優勝している。お見事でした!
![c0032138_16442292.jpg]()
実況の「DJ西尾」さん(写真右)も、お疲れ様でした!
また、本大会での沢山の「入賞メダル」を手作りして
協賛いただいた「小寺製作所」の小寺社長(写真左)も、
大変お疲れ様でした。
時刻は午後5時半を廻り、辺りはすっかり暗くなって来た、
気温も下がり、少し寒い。
さて、暖かいラーメンでも食べて帰るとするか・・
(同じ事を考えた選手達も居た模様であり、ラーメンを
食べ終わって、最寄駅に行くと数名の選手達の姿が。
彼らも、やはりラーメンを食べてきたそうな・・)
---
では本記事はこのあたりまでで、本年度の公式戦は
これにて終了だが、まだ若干のドラゴン関連のイベント
が控えている。
次回ドラゴン関連記事に続く。
(びわこ競艇場)にて行われた、正式名称「第6回スモール
ドラゴンボート日本選手権大会」(以下、スモール選手権)の
模様より。

と合わせて15回の開催の内、晴天になったのは数回しか無い。
気温は10月下旬にしてはやや高目、日中は23℃くらい迄
上がり、長袖では暑いくらいだが、朝晩は急速に冷え込む。
レース撮影条件は、午前中は完全な逆光、そして夕方には
競艇場の巨大な観覧席の影が入り、とても撮り難い・・
レギュレーションは200m直線、「スモール」の名の通り
10人漕ぎ+陀手+鼓手による12人が1チームである。
レースフローは、予選→敗者復活→(B決勝)→
準決勝→決勝戦→(国際決勝)となっている。
カテゴリーは、普及、選手権女子、選手権混合、
選手権オープンの4つであるが、カテゴリーによっては
上記のレースフローにならない場合もある。
----
さて、今回後編記事では「(選手権)オープンの部」の
模様を紹介する。
言うまでも無いが「オープンの部」とは、10人の漕手の
性別や男女比などは無制限である、という意味である。
(まあ、たいていの場合、男子漕手が中心となる)
また「選手権の部」とは、簡単に言えば「公式レース」
という意味である。参加資格は事前に協会に登録を行う事、
ここでA登録となる場合には、世界戦への代表選考の対象
チームとなり、各選手権大会で好成績であったチームが、
世界戦代表出場権を与えられる事となる。
また、B登録の場合には、世界戦の代表選考対象外だ。
この点が、本大会にある「普及の部」(協会未登録チーム
が対象)との差であり、また、加えて「選手権の部」では
入賞などにおける賞品も豪華だ。

これはもう単純に、本大会の「花形カテゴリー」であるから
ここで優勝したチームが「真の日本一である」と言える。
ただし、現状では、このカテゴリーは「bp(軍団)」が
3連覇中だ。
ここで過去数年間の本大会のオープンの部の決勝順位を
述べておこう。
<2014年:第2回大会>(晴れ)
1位:津奈木海龍A(熊本)
2位:bp(大阪・兵庫)
3位:津奈木海龍B(熊本)
4位:怒涛飛沫(どとうしぶき、熊本)
<2015年:第3回大会>(雨)
1位:bp(大阪)
2位:bpジュニアB(大阪)
3位:bpジュニアA(大阪)
4位:池の里Lakers!(滋賀)
<2016年:第4回大会>(曇り)
1位:bpネクスト(大阪)
2位:東京龍舟ワイルド(東京)
3位:伊佐龍舟(熊本等)
4位:bp(大阪)
5位:東海龍舟(愛知)
<2017年:第6回大会>(台風)
1位:bp(大阪)
2位:津奈木海龍(熊本)
3位:東京龍舟ワイルド(東京)
4位:bp next(大阪)
5位:伊佐龍舟(熊本等)
となっている。

に本大会に初参加したが、磯風と津奈木(つなぎ:これは
熊本県の地名である)に決勝進出を阻まれた。その後は
毎年決勝進出。2014年には「津奈木」に負けているが、
2015年以降は「bp」、又は「bp軍団」のサブチーム
(注:サブチーム名は毎年変わる)が必ず優勝している。
圧巻は2015年の「ワンツースリーフィニッシュ」であろう。
「bp軍団」の入賞独占は、南港ATC大会でも前例があるが、
それはローカル大会だ。国内最高峰のスモール選手権で
入賞独占をやられてしまったら、もう手のつけようが無い。
で、本大会で唯一bpを倒した、「津奈木」だが、熊本県
からの遠距離参戦につき、毎年参戦できるものでは無い。
2017年に両雄は当たっているが、ここは僅かにbpの勝利、
(同大会ラストの「国際チャレンジカップ」では、津奈木は
bpに勝ってはいるが、これは公式戦では無いレースだ)
同様に九州勢としては、2014年決勝進出の「怒涛飛沫」や、
2016~2017年に決勝進出した、熊本近郊の混成チームである
「伊佐龍舟」が居る。
まあつまり、九州から参戦があった場合には、それらのチーム
が活躍する大会であると言えるし、「九州勢は強い!」とも
言い換える事も出来るであろう。

「東京龍舟」であるが、実際のところは「pp]にあと少しの
位置まで毎年迫っていて、2016年は、0.5秒差であった。
今年もまたオープンの部の「東京龍舟ワイルド」は、漕げる
選手達を揃えてきていて「打倒bp」を虎視眈々と狙っている。
で、今年は「津奈木」も「伊佐龍舟」も不参加となっている。
そうなると「bp」の連覇は固いような気もするが、東京龍舟
に頑張ってもらうか、あるいは、今年は国内外でいくつかの
新規参戦チームがある。まず、それらの新鋭チームの様子を
見に行き、情報を仕入れるところから始めるとするか・・・

となるチームだ。沖縄にもドラゴンボート類似の競技である
「ハーリー」があり、強いチームもいくつかあると聞いては
いたが、遠距離につき、関西圏のドラゴン大会への参戦は
皆無に近い。確か10年近くも前に、KIX(関空)大会に
沖縄の航空会社チームが参戦していたように記憶しているが
他では殆ど前例は無いし、ましてや本大会でも同様だ。
匠「え~と、こちらが沖縄からの”漕遊人”さん?」
漕「はい、そうですよ」
匠「あれっ?? 見た顔の人達が多いですね!
え~と、そちらは「磯風漕友会」の方ですよね、
それから、こちらは確か「津奈木海龍」さん、
あ、相生の半田病院の「ハンダーズ」の院長先生も居る
いったい何ですか、これはドリームチームなのですか?」
漕「あはは、バレましたか」
この時点では私は知らなかったのだが、後で本部に行って
大会パンフレットを貰うと、そのチーム紹介のところに
「磯風と津奈木の協力を得て、沖縄からの初参戦が実現」
といった旨が書かれていた。
・・う~ん、でも、チーム紹介のところに、それを書いて
しまうと、他チームからマークされてしまうのは必至だ。
もしかすると、これは戦術的には、黙っておいた方が良い
事だったかも知れない。他がノーマークであった状況で
「滅茶苦茶速い!」ともなったら、他チームを文字通り
「出し抜ける」かも知れない訳だ。
だけどまあ、「面が割れている」(見た顔の選手ばかり)
という状況であれば、私以外でも、他でも気づく選手達は、
いくらでもいるだろうから、秘密にしても無駄か(笑)
それに、もしかすると「漕遊人」も、「(磯風)漕友会」
とのコラボ名であったのかな? だとすると、もうやはり
バレバレですわな・・・(汗)
さて、他の新規参入チームだが、「ROA'S」が居る
こちらも初参戦だ(下写真)

R「はいそうです」
匠「え~と、確か今年のツナカップに初参戦予定だったのが
台風で中止になってしまったのですよね。
噂は聞いております、お会いしたいと思っていました。
確か千葉の「舞浜河探検隊」の関連チームですよね?
東京近郊の大会では活躍していると聞き及んでおりますが
関西の大会には初参戦でしたよね?」
R「はい、はい、よくご存知で・・」
匠「強いとも聞いていますよ、今日は頑張って下さいね」
まあつまり、「舞浜河探検隊」の後継の若手チームという
事であろう。ちなみに「舞浜河探検隊」は、2000年前後に
大阪の「天神大会」(現:日本選手権大会)で、3回ほど
オープンの部で優勝した往年の古豪チームだ。
私が丁度ドラゴン大会の撮影を始めた頃に、実質的に勇退
していった形となっている伝説的チームであり、そこから
既に約15年、ついに新世代のチームが出て来た事となる。
これはまた、楽しみなチームの新規参入である。
さらに余談、当時の天神大会で混合の部で連覇を続けて
いたのは、相生地区の「陸(くが)ペーロン」である。
「陸(くが)」も2000年代中頃には代替わりで勇退した
形となり、私が数年前に「相生ペーロン競漕」を見学に
行ったら、「陸ペーロン」は、中学生選手が混じった
超若手チームに世代交替していて、ちょっと驚いた。
しかし、そこから数年、今年の「相生ペーロン競漕」では、
「陸ペーロン」は「Ⅱ部」(準上位カテゴリー)で優勝した
と聞く。これだと「Ⅰ部」(最上位カテゴリー)への昇格の
可能性もある。また、さらに数年後には、この伝説のチーム
「陸ペーロン」が、装いも新たにドラゴン界でも復活するかも
知れない(?) もしそうなって「ROA'S」(舞浜河探検隊)
や、20数年前当時の古豪「津奈木海龍」や「坊勢酔龍会」
(いずれも天神大会優勝経験あり)と現代の「日本選手権」
で世代を超えて対戦するような事になれば、とても興味深い。
それはもう、ほとんど良く出来た「ドラマ」の世界であろう。
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さて、閑話休題、新規参入はチームのみならず、選手も居る。

新規加入した若手美人選手。
R[ウチの新人の美人選手です」と紹介されて。
匠「え~っ!、Rさんには勿体無いなあ(笑)
いやまあ、これでRさんの平均年齢がガクンと下がったら、
”・・ああ、Rさんは現役最年長チームなのです”
(と、新人美人選手に説明)
平均年齢が下がったら、年齢ハンデ戦の「グランドシニア」
で優勝できなくなりますよ(笑)」
R「あはは、そうですね・・」
匠「まあでも、グランドシニアで勝つよりも、若手美人選手が
入った方が、Rさんにとっては嬉しいかも知れませんね!」
ちなみに、本大会の「Rスポーツマンクラブ」の戦績は
「B決勝」進出なるも、そこでの入賞は無かった。
さて、まだ新規参戦チームとして、海外チームがある。

既に紹介済みだ。こちらのオープンの部とのダブルエントリー
となっている。前記事でも書いたが、両チームとも準決勝
進出なるも、そこで順位戦で敗退。なお、仮にここで好タイム
を出したとしても、国内決勝戦には進出できない規定となって
いて、海外チームは本大会ラストの「国際チャレンジカップ」
に進出するレースフローとなっている。
それから、もう1つの海外チーム。

である、日本風の名前であるし、ユニフォームには日本語も
書いてある。

何なのだ? 日本語は通じないので、英語で話をしよう。
匠「キワミさんは、日本に住んでいらっしゃるのですか?
ユニフォームにアドレスが書いてありますが」
極「いえ、このユニフォームは、日本でのスポンサーの
カンパニー(注:会社?)に作ってもらいました」
匠「ああ、スポンサー会社さんがいらっしゃる。
それは凄いですね! すると、相当速いのかな?
では、レースの方も頑張ってくださいね」
と、その時点では、スポンサーカンパニーというイメージは、
何か、商社かメーカーか? という感じを想像していて、
まあ、「すると香港支社とかがあるのかな? 国際的な企業
なんだな」と思っていたのだが・・
大会が終わって数日後、撮った写真のユニフォームにあった
住所を調べてみると、なんと、木津川市の「ラーメン店」の
「まがり」という店名だった、という事がわかった。
そして、その店の名物ラーメンに担々麺の「極み~kiwami~」
があり、博覧会などでも好評価を得たらしい。
その担々麺からのチームのネーミングなのだろう。
まあ、スポンサーが何処なのかは、良~くわかったのだが、
では何故、香港のチームに日本のラーメン店がスポンサーに
なるのだろうか? う~ん、謎が謎を呼んで、良くわからない、
彼らと話をした際に詳しく聞いておけば良かった、と後悔。
まあ、そのラーメン屋さんに行って、話を聞いてくるという
方法もあるが・・ でも行列が出来るような人気店だったら
話を聞く暇も無いか。(ちなみにJR木津駅の近くで、
まあ殆ど京都府と奈良県との県境である)
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さて、あちらこちらの新規参入チームからの情報収集は
なかなか忙しい。色々廻っていると、相生の「ヤンググリーン」
の選手達から声をかけられた。
匠「あ、ヤンググリーンさん、お疲れ様です。
先月のKIX大会での初入賞の記事、読みましたか?」
ヤ「読みましたよ、面白かったです、ありがとうございます」
匠「記事でも書きましたが、今回が正念場ですよ」
ヤ「そうですね。で、今日の我々が注意しなければならない
注目のチームは「bp」の2チーム、そして「東京龍舟」、
それから「漕遊人」「しげる」「ROA's」「池の里」
あとは海外からの2チームでしょうか?」
匠「ぐっ・・(汗) まさしくその通りです、ぴったり正解!
(ペーロンの出身なのに)いつから、そんなにドラゴン界
の実情に詳しくなったのですか?」
ヤ「匠さんのブログを読んでいたら、”試合への参戦前に、
過去の大会結果を全部調べなさい”と書いてあったので、
その通りだと思って、調べてきました。そうしたら、
だいたいそんな感じでした。あ、今日は九州のチームは
参戦していないのですね・・」
匠「いやあ、よく勉強してきましたね、たいしたものです。
そうです、そこに上げられたチームは、ヤンググリーン
と同等か、より速いチームです。その何処と敗者復活や
準決勝で当たるかが重要なポイントになります。
言っておきますが、かなりシビアな戦いになると
思いますよ、まさしくヤンググリーンさんにとっては
ここが正念場です」
ヤ「ですね・・ 頑張ります!」

予習してきたし、それなりに戦術もつくしたと思うのだが、
強豪チームがズラリと並ぶ準決勝戦で、惜しくも4位で敗退だ。
まあ、でも、本大会はレベルがとても高いので、なかなか
決勝まで残るのは難しいであろう。ヤンググリーンは初入賞
からは、しばらくの間、モチベーションは高いと思うので、
ここからは1歩1歩厳しい階段を上っていくしか無い。
また来シーズンも頑張っていただきたいと思う。

いくつかある。混合の部との複数出場は中編記事で
紹介した通りだが、ここではオープンの部を中心とした
ダブルエントリーのチーム名をあげる。
bp:オープンx2
近畿車輛電龍:オープンx2(上写真)
小寺製作所:オープン+女子(GPOとのコラボ)
「近畿車輛電龍」については、今年の他の大会への参戦が
殆ど無かったので、いきなりのダブルエントリーで
ちょっと驚いた。まあ、良く見ると、他の大阪地区の
チームの選手達も混じっている模様である。
大阪地区の混合、オープンの各ベテランチームは今回
あまりダブルエントリーが多くなかったので、こちらの
「近車」に選手達を集合させたのかも知れない。
内、1チームは「B決勝」に進出するも、残念ながら
入賞はならず。
さて、先ほど、ヤンググリーンとの会話であった
他の注目チームだが、まず「しげる」(鳥取)がいる。

増えて来ている。だから強くなる、という風には直結は
しないが、男性メンバー達のモチベーションが上がる、
という、目に見えない効果はあるとは思う。
「しげる」は、本大会では2015年の「一般オープンの部」
(現在の普及の部)で優勝している。
翌年は地震の影響で不参加、2017年は、もう普及の部では
敵なしと見たのか、協会登録し(?)選手権オープンに参戦、
そこでは準決勝敗退であったが、他の大会(堺泉北)でも、
毎年好成績を上げているので注目チームである。
今回もそこそこ良いところまでは上がってくるであろう。
チームのレベルアップを目指して、美人(応援)選手の
数も増やして(笑)ハイレベルな(?)チームに育てて
頂ければ幸いだ(笑)

はどうか?「龍人」(どらんちゅ、上写真)「小寺製作所」
「池の里Lakers!」が居る。内「小寺製作所」については
女子の部で3位入賞、本大会では「入賞メダル」の協賛で
良く知られている。オープンの部はB決勝進出なるも
入賞はなし。
真夏の間の滋賀県で行われるドラゴン系大会(高島、堅田、
キッズ、びわこペーロン、1000m)記事では、「三国志」は
主役としての活躍を魅せるのであるが、この「スモール」は、
例年あまりいいところが無い。「池の里」に至っては、
池「レベルが高すぎて、まったく入賞に絡めない、
これは、もうどうしようもない」と諦めムードだ。

「高島ペーロン」で初優勝した他、「キッズ」も制し、
「びわペー」でも4年ぶりの2回目の優勝を遂げた。
その勢いで自信満々で本大会にも臨んだのであるが、
決勝まで進んだは良いものの、「bp軍団」3チームと
当たり、ここで屈辱の「ワンツースリーフィニッシュ」
を目の前で実現されてしまったのだ。
本大会では、ちょっと、この事がトラウマになって
いるのかも知れない(?)
今年、「池の里」は「B決勝」に進み、そこで1位となった。
匠「池の里さん、(B)優勝おめでとう!」
池「あはは・・(汗) 来年は頑張ります」
それと、他にも色々と紹介したいチームはあるのだが、
オープンの部は参加チームが多く、残念ながら全てを
紹介する事は出来ない。他の大会記事等で紹介している
チームは、申し訳無いが、今回は割愛させていただくが
悪しからず了承あれ。

ハイレベルである。
以下にオープン準決勝戦の順位とタイムを紹介しておこう。
で、ここから決勝に進めるのは、海外チームを除き、
2位までは確定、それと3位はタイム順のどちらかだ。
決勝進出チームには◎印をつけておく
なお、全て1分を切っている為、タイムは秒以降表記だ。
<オープンの部準決勝第1組結果>
1位:53秒77:bp◎
2位:55秒73:漕遊人(異地区コラボ)◎
3位:56秒07:極(海外)
4位:57秒22:ROA'S
5位:59秒09:龍人
<オープンの部準決勝第2組結果>
1位:54秒13:bp next◎
2位:54秒38:東京龍舟ワイルド◎
3位:56秒84:しげる◎
4位:57秒44:ヤンググリーン
5位:57秒80:B-CROSS(海外)
両レースとも接戦と言えたが、やはり「bp軍団」が
頭1つ抜け出ている感じた。
ただ、タイムからすると「bp」が主力チームであり
「bp next」は新人を乗せたサブチームという感じか?
前月のKIX大会では、bp軍団は多数の新人メンバーを乗せて
育成段階であった。早くもそれらの新人が実戦投入
されているという事だろうか?
「漕遊人」(磯風、津奈木を含む)は、bpと約2秒差、
決勝で一発勝負をかけるという戦術だろうか?
いや、もし「磯風」のテイストが入っているのであれば、
そういう半端な漕ぎはせず、いつでも全力であろう・・
まあ、即席のコラボチームであるので、毎回のバラツキは
あるだろう、決勝で「良い方」にバラつけば面白いが・・
「打倒bp」を虎視眈々と狙う「東京龍舟ワイルド」は
不気味な存在である、「bp next」とは殆ど差が無い
状態なのだ。そして「東京龍舟」は百戦錬磨である、
2016年や2018年の日本選手権混合決勝で、「東ドラ」が
大外(端)のレーンから、いつのまにか、するすると
上がってきて優勝したのは、とても印象に残っている。
最後の最後で、実力を集中する能力に優れるのであろう。

匠「東ドラさん、今日も新幹線は7時半?
昨年は大変でしたね」
東「ああ、そのくらいの時間だったと思いますよ」
昨年と言うのは、昨年の本大会は、ちょうど台風が
通過している最中だったのだ。で、東京への新幹線の
予約時刻は7時半、もし予選で敗退してしまうことが
あったら、午後2時位に終わり、電車も丁度台風で
止まっている時間帯だったので、5時間半も、やる事が
なくて暇を持て余してしまう、だから絶対に決勝に
残って、かつ表彰式にも出ないとならなかった訳だ。
今年も7時半の新幹線であれば、「絶対に表彰台に
上がるぞ」、という覚悟なのであろう。
(まあ、既に混合の部で優勝(連覇)をしているので
閉会式までは確実に居る事になっている)
---
なお、準決勝に進出できなかったチームによる
「B決勝」が行われたが、ここもなかなか凄い!
参戦チームと最終順位を上げておこう。
<オープンの部B決勝成績>
1位:池の里Lakers!
2位:IHI相生
3位:近畿車輛 電龍
4位:Rスポーツマンクラブ
5位:小寺製作所
他のマイナーな大会であれば、これがそのまま決勝戦と
言っても良い程の、強豪チーム揃いの豪華でハイレベルな
レースであった。なお、B決勝は、1位(B優勝)のみ
賞品が出る。
----
さて、では、いよいよオープンの部決勝戦の模様だ。
中盤、100m強地点の写真を掲載しておこう。

1レーン:bo
2レーン:bp next
3レーン:漕遊人
4レーン:東京龍舟ワイルド
5レーン:しげる
となっている。
1、2レーンが出遅れているように見えるが、これは
左に角度がついた撮影なので、大差は無い。
だが、それにしても3レーンの「漕遊人」は速い!

いるだけある、私の見ている範囲でのメジャー大会
では、過去、その2チームだけが、「bp(軍団)」に
勝利した事があるのだ。
だが、勿論「bp」も盛り返す、手前の1レーンが後半に
速く見える視覚的な錯覚と合わせて、急速に1レーンの
「bp」が、追いつき、追い越すように見える。

ゴールしたように見えた!
結果は本部の集計待ちという形になる。
・・しばらくして結果が出た。最終順位は以下の通り。
参考にタイムも上げておこう(分単位省略)
1位:53秒43:bp
2位:53秒73:漕遊人
3位:54秒08:東京龍舟ワイルド
4位:54秒81:bp next
事前に予想していたよりも僅差の戦いとなった、トップ
から4位まで、僅かに1秒強しか差が無い。
なお、5位「しげる」は「着外」となっていた。
コースアウトでもあったのだろうか?
(遠くの5レーンにつき、よくわからなかった)
まあこれで、「bp」軍団の4連覇という結果になった。

「国際チャレンジカップ」が行われる。
参加チームは以下の通り(レーン順)
1レーン:極(香港、オープンの部)
2レーン:漕遊人
3レーン:東京龍舟(混合の部)
4レーン:bp
5レーン:B-CROSS(香港、オープンの部)
まあ、ここは勝敗は殆ど無関係な「エキシビジョン戦」
である。ちなみに「bp」は、この国際決勝では例年、
新人を中心としたチーム編成としている模様であり、
レース経験を積ませる「育成」戦略であろう。

さて、これで全レースが終了だ。

本大会で印象に残ったチームは「東京龍舟」であった。
混合の部優勝、オープンの部3位は、昨年の本大会と全く
同じ結果であるが、これは日本選手権なので、かなり凄い
戦績である。ちなみに今年の大阪の「日本選手権」でも
「東ドラ」は、混合の部で優勝している。お見事でした!

また、本大会での沢山の「入賞メダル」を手作りして
協賛いただいた「小寺製作所」の小寺社長(写真左)も、
大変お疲れ様でした。
時刻は午後5時半を廻り、辺りはすっかり暗くなって来た、
気温も下がり、少し寒い。
さて、暖かいラーメンでも食べて帰るとするか・・
(同じ事を考えた選手達も居た模様であり、ラーメンを
食べ終わって、最寄駅に行くと数名の選手達の姿が。
彼らも、やはりラーメンを食べてきたそうな・・)
---
では本記事はこのあたりまでで、本年度の公式戦は
これにて終了だが、まだ若干のドラゴン関連のイベント
が控えている。
次回ドラゴン関連記事に続く。