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【熱い季節2018】第6回スモールドラゴンボート日本選手権大会(後編)

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2018年10月21日(日)に滋賀県大津市びわこボートレース場
(びわこ競艇場)にて行われた、正式名称「第6回スモール
ドラゴンボート日本選手権大会」(以下、スモール選手権)の
模様より。
c0032138_16432500.jpg
大会当日の天候は珍しく晴れ、前身の「びわこスプリント」
と合わせて15回の開催の内、晴天になったのは数回しか無い。
気温は10月下旬にしてはやや高目、日中は23℃くらい迄
上がり、長袖では暑いくらいだが、朝晩は急速に冷え込む。

レース撮影条件は、午前中は完全な逆光、そして夕方には
競艇場の巨大な観覧席の影が入り、とても撮り難い・・

レギュレーションは200m直線、「スモール」の名の通り
10人漕ぎ+陀手+鼓手による12人が1チームである。
レースフローは、予選→敗者復活→(B決勝)→
準決勝→決勝戦→(国際決勝)となっている。

カテゴリーは、普及、選手権女子、選手権混合、
選手権オープンの4つであるが、カテゴリーによっては
上記のレースフローにならない場合もある。

----
さて、今回後編記事では「(選手権)オープンの部」の
模様を紹介する。
言うまでも無いが「オープンの部」とは、10人の漕手の
性別や男女比などは無制限である、という意味である。
(まあ、たいていの場合、男子漕手が中心となる)

また「選手権の部」とは、簡単に言えば「公式レース」
という意味である。参加資格は事前に協会に登録を行う事、
ここでA登録となる場合には、世界戦への代表選考の対象
チームとなり、各選手権大会で好成績であったチームが、
世界戦代表出場権を与えられる事となる。
また、B登録の場合には、世界戦の代表選考対象外だ。

この点が、本大会にある「普及の部」(協会未登録チーム
が対象)との差であり、また、加えて「選手権の部」では
入賞などにおける賞品も豪華だ。
c0032138_16432589.jpg
それでは、「(選手権)オープンの部」の見所であるが、
これはもう単純に、本大会の「花形カテゴリー」であるから
ここで優勝したチームが「真の日本一である」と言える。

ただし、現状では、このカテゴリーは「bp(軍団)」が
3連覇中だ。

ここで過去数年間の本大会のオープンの部の決勝順位を
述べておこう。

<2014年:第2回大会>(晴れ)
1位:津奈木海龍A(熊本)
2位:bp(大阪・兵庫)
3位:津奈木海龍B(熊本)
4位:怒涛飛沫(どとうしぶき、熊本)

<2015年:第3回大会>(雨)
1位:bp(大阪)
2位:bpジュニアB(大阪)
3位:bpジュニアA(大阪)
4位:池の里Lakers!(滋賀)

<2016年:第4回大会>(曇り)
1位:bpネクスト(大阪)
2位:東京龍舟ワイルド(東京)
3位:伊佐龍舟(熊本等)
4位:bp(大阪)
5位:東海龍舟(愛知)

<2017年:第6回大会>(台風)
1位:bp(大阪)
2位:津奈木海龍(熊本)
3位:東京龍舟ワイルド(東京)
4位:bp next(大阪)
5位:伊佐龍舟(熊本等)

となっている。
c0032138_16432488.jpg
なお「bp」は、2012年末に結成され、上表以前の2013年
に本大会に初参加したが、磯風と津奈木(つなぎ:これは
熊本県の地名である)に決勝進出を阻まれた。その後は
毎年決勝進出。2014年には「津奈木」に負けているが、
2015年以降は「bp」、又は「bp軍団」のサブチーム
(注:サブチーム名は毎年変わる)が必ず優勝している。

圧巻は2015年の「ワンツースリーフィニッシュ」であろう。
「bp軍団」の入賞独占は、南港ATC大会でも前例があるが、
それはローカル大会だ。国内最高峰のスモール選手権で
入賞独占をやられてしまったら、もう手のつけようが無い。

で、本大会で唯一bpを倒した、「津奈木」だが、熊本県
からの遠距離参戦につき、毎年参戦できるものでは無い。
2017年に両雄は当たっているが、ここは僅かにbpの勝利、
(同大会ラストの「国際チャレンジカップ」では、津奈木は
bpに勝ってはいるが、これは公式戦では無いレースだ)

同様に九州勢としては、2014年決勝進出の「怒涛飛沫」や、
2016~2017年に決勝進出した、熊本近郊の混成チームである
「伊佐龍舟」が居る。
まあつまり、九州から参戦があった場合には、それらのチーム
が活躍する大会であると言えるし、「九州勢は強い!」とも
言い換える事も出来るであろう。
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また、「混合の部」での連覇等の活躍に目を奪われやすい
「東京龍舟」であるが、実際のところは「pp]にあと少しの
位置まで毎年迫っていて、2016年は、0.5秒差であった。
今年もまたオープンの部の「東京龍舟ワイルド」は、漕げる
選手達を揃えてきていて「打倒bp」を虎視眈々と狙っている。

で、今年は「津奈木」も「伊佐龍舟」も不参加となっている。
そうなると「bp」の連覇は固いような気もするが、東京龍舟
に頑張ってもらうか、あるいは、今年は国内外でいくつかの
新規参戦チームがある。まず、それらの新鋭チームの様子を
見に行き、情報を仕入れるところから始めるとするか・・・
c0032138_16432590.jpg
まずは「漕遊人」(そうゆうじん)、沖縄県からの初参戦
となるチームだ。沖縄にもドラゴンボート類似の競技である
「ハーリー」があり、強いチームもいくつかあると聞いては
いたが、遠距離につき、関西圏のドラゴン大会への参戦は
皆無に近い。確か10年近くも前に、KIX(関空)大会に
沖縄の航空会社チームが参戦していたように記憶しているが
他では殆ど前例は無いし、ましてや本大会でも同様だ。

匠「え~と、こちらが沖縄からの”漕遊人”さん?」
漕「はい、そうですよ」
匠「あれっ?? 見た顔の人達が多いですね!
  え~と、そちらは「磯風漕友会」の方ですよね、
  それから、こちらは確か「津奈木海龍」さん、
  あ、相生の半田病院の「ハンダーズ」の院長先生も居る
  いったい何ですか、これはドリームチームなのですか?」
漕「あはは、バレましたか」

この時点では私は知らなかったのだが、後で本部に行って
大会パンフレットを貰うと、そのチーム紹介のところに
「磯風と津奈木の協力を得て、沖縄からの初参戦が実現」
といった旨が書かれていた。

・・う~ん、でも、チーム紹介のところに、それを書いて
しまうと、他チームからマークされてしまうのは必至だ。
もしかすると、これは戦術的には、黙っておいた方が良い
事だったかも知れない。他がノーマークであった状況で
「滅茶苦茶速い!」ともなったら、他チームを文字通り
「出し抜ける」かも知れない訳だ。

だけどまあ、「面が割れている」(見た顔の選手ばかり)
という状況であれば、私以外でも、他でも気づく選手達は、
いくらでもいるだろうから、秘密にしても無駄か(笑)
それに、もしかすると「漕遊人」も、「(磯風)漕友会」
とのコラボ名であったのかな? だとすると、もうやはり
バレバレですわな・・・(汗)

さて、他の新規参入チームだが、「ROA'S」が居る
こちらも初参戦だ(下写真)
c0032138_16432563.jpg
匠「ROA'Sさん? こちらはロワーズと読むのですか?」
R「はいそうです」
匠「え~と、確か今年のツナカップに初参戦予定だったのが
  台風で中止になってしまったのですよね。
  噂は聞いております、お会いしたいと思っていました。
  確か千葉の「舞浜河探検隊」の関連チームですよね?
  東京近郊の大会では活躍していると聞き及んでおりますが
  関西の大会には初参戦でしたよね?」
R「はい、はい、よくご存知で・・」
匠「強いとも聞いていますよ、今日は頑張って下さいね」

まあつまり、「舞浜河探検隊」の後継の若手チームという
事であろう。ちなみに「舞浜河探検隊」は、2000年前後に
大阪の「天神大会」(現:日本選手権大会)で、3回ほど
オープンの部で優勝した往年の古豪チームだ。

私が丁度ドラゴン大会の撮影を始めた頃に、実質的に勇退
していった形となっている伝説的チームであり、そこから
既に約15年、ついに新世代のチームが出て来た事となる。
これはまた、楽しみなチームの新規参入である。

さらに余談、当時の天神大会で混合の部で連覇を続けて
いたのは、相生地区の「陸(くが)ペーロン」である。
「陸(くが)」も2000年代中頃には代替わりで勇退した
形となり、私が数年前に「相生ペーロン競漕」を見学に
行ったら、「陸ペーロン」は、中学生選手が混じった
超若手チームに世代交替していて、ちょっと驚いた。

しかし、そこから数年、今年の「相生ペーロン競漕」では、
「陸ペーロン」は「Ⅱ部」(準上位カテゴリー)で優勝した
と聞く。これだと「Ⅰ部」(最上位カテゴリー)への昇格の
可能性もある。また、さらに数年後には、この伝説のチーム
「陸ペーロン」が、装いも新たにドラゴン界でも復活するかも
知れない(?) もしそうなって「ROA'S」(舞浜河探検隊)
や、20数年前当時の古豪「津奈木海龍」や「坊勢酔龍会」
(いずれも天神大会優勝経験あり)と現代の「日本選手権」
で世代を超えて対戦するような事になれば、とても興味深い。
それはもう、ほとんど良く出来た「ドラマ」の世界であろう。

----
さて、閑話休題、新規参入はチームのみならず、選手も居る。
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こちらは、超ベテランチーム「Rスポーツマンクラブ」に
新規加入した若手美人選手。

R[ウチの新人の美人選手です」と紹介されて。
匠「え~っ!、Rさんには勿体無いなあ(笑)
  いやまあ、これでRさんの平均年齢がガクンと下がったら、
  ”・・ああ、Rさんは現役最年長チームなのです”
  (と、新人美人選手に説明)
  平均年齢が下がったら、年齢ハンデ戦の「グランドシニア」
  で優勝できなくなりますよ(笑)」
R「あはは、そうですね・・」
匠「まあでも、グランドシニアで勝つよりも、若手美人選手が
  入った方が、Rさんにとっては嬉しいかも知れませんね!」

ちなみに、本大会の「Rスポーツマンクラブ」の戦績は
「B決勝」進出なるも、そこでの入賞は無かった。

さて、まだ新規参戦チームとして、海外チームがある。
c0032138_16434317.jpg
上の「B-CROSS」については、前記事、混合の部のところで
既に紹介済みだ。こちらのオープンの部とのダブルエントリー
となっている。前記事でも書いたが、両チームとも準決勝
進出なるも、そこで順位戦で敗退。なお、仮にここで好タイム
を出したとしても、国内決勝戦には進出できない規定となって
いて、海外チームは本大会ラストの「国際チャレンジカップ」
に進出するレースフローとなっている。

それから、もう1つの海外チーム。
c0032138_16434379.jpg
こちらは「極(きわみ)」という、香港から参戦のチーム
である、日本風の名前であるし、ユニフォームには日本語も
書いてある。
c0032138_16434400.jpg
良く見ると、木津川市の住所が入っている、いったいこれは
何なのだ? 日本語は通じないので、英語で話をしよう。


匠「キワミさんは、日本に住んでいらっしゃるのですか?
  ユニフォームにアドレスが書いてありますが」
極「いえ、このユニフォームは、日本でのスポンサーの
  カンパニー(注:会社?)に作ってもらいました」
匠「ああ、スポンサー会社さんがいらっしゃる。
  それは凄いですね! すると、相当速いのかな?
  では、レースの方も頑張ってくださいね」

と、その時点では、スポンサーカンパニーというイメージは、
何か、商社かメーカーか? という感じを想像していて、
まあ、「すると香港支社とかがあるのかな? 国際的な企業
なんだな」と思っていたのだが・・

大会が終わって数日後、撮った写真のユニフォームにあった
住所を調べてみると、なんと、木津川市の「ラーメン店」の
「まがり」という店名だった、という事がわかった。
そして、その店の名物ラーメンに担々麺の「極み~kiwami~」
があり、博覧会などでも好評価を得たらしい。
その担々麺からのチームのネーミングなのだろう。

まあ、スポンサーが何処なのかは、良~くわかったのだが、
では何故、香港のチームに日本のラーメン店がスポンサーに
なるのだろうか? う~ん、謎が謎を呼んで、良くわからない、
彼らと話をした際に詳しく聞いておけば良かった、と後悔。
まあ、そのラーメン屋さんに行って、話を聞いてくるという
方法もあるが・・ でも行列が出来るような人気店だったら
話を聞く暇も無いか。(ちなみにJR木津駅の近くで、
まあ殆ど京都府と奈良県との県境である)

----
さて、あちらこちらの新規参入チームからの情報収集は
なかなか忙しい。色々廻っていると、相生の「ヤンググリーン」
の選手達から声をかけられた。

匠「あ、ヤンググリーンさん、お疲れ様です。
  先月のKIX大会での初入賞の記事、読みましたか?」
ヤ「読みましたよ、面白かったです、ありがとうございます」
匠「記事でも書きましたが、今回が正念場ですよ」

ヤ「そうですね。で、今日の我々が注意しなければならない
  注目のチームは「bp」の2チーム、そして「東京龍舟」、
  それから「漕遊人」「しげる」「ROA's」「池の里」
  あとは海外からの2チームでしょうか?」

匠「ぐっ・・(汗) まさしくその通りです、ぴったり正解!
  (ペーロンの出身なのに)いつから、そんなにドラゴン界
  の実情に詳しくなったのですか?」
ヤ「匠さんのブログを読んでいたら、”試合への参戦前に、
  過去の大会結果を全部調べなさい”と書いてあったので、
  その通りだと思って、調べてきました。そうしたら、
  だいたいそんな感じでした。あ、今日は九州のチームは
  参戦していないのですね・・」

匠「いやあ、よく勉強してきましたね、たいしたものです。
  そうです、そこに上げられたチームは、ヤンググリーン
  と同等か、より速いチームです。その何処と敗者復活や
  準決勝で当たるかが重要なポイントになります。
  言っておきますが、かなりシビアな戦いになると
  思いますよ、まさしくヤンググリーンさんにとっては
  ここが正念場です」
ヤ「ですね・・ 頑張ります!」
c0032138_16434361.jpg
・・というやりとりがあった、「ヤンググリーン」は良く
予習してきたし、それなりに戦術もつくしたと思うのだが、
強豪チームがズラリと並ぶ準決勝戦で、惜しくも4位で敗退だ。

まあ、でも、本大会はレベルがとても高いので、なかなか
決勝まで残るのは難しいであろう。ヤンググリーンは初入賞
からは、しばらくの間、モチベーションは高いと思うので、
ここからは1歩1歩厳しい階段を上っていくしか無い。
また来シーズンも頑張っていただきたいと思う。
c0032138_16434340.jpg
さて、オープンの部も、ダブルエントリーチームが
いくつかある。混合の部との複数出場は中編記事で
紹介した通りだが、ここではオープンの部を中心とした
ダブルエントリーのチーム名をあげる。

bp:オープンx2
近畿車輛電龍:オープンx2(上写真)
小寺製作所:オープン+女子(GPOとのコラボ)

「近畿車輛電龍」については、今年の他の大会への参戦が
殆ど無かったので、いきなりのダブルエントリーで
ちょっと驚いた。まあ、良く見ると、他の大阪地区の
チームの選手達も混じっている模様である。

大阪地区の混合、オープンの各ベテランチームは今回
あまりダブルエントリーが多くなかったので、こちらの
「近車」に選手達を集合させたのかも知れない。
内、1チームは「B決勝」に進出するも、残念ながら
入賞はならず。

さて、先ほど、ヤンググリーンとの会話であった
他の注目チームだが、まず「しげる」(鳥取)がいる。
c0032138_16440615.jpg
近年の「しげる」は、だんだんと美女(応援)選手が
増えて来ている。だから強くなる、という風には直結は
しないが、男性メンバー達のモチベーションが上がる、
という、目に見えない効果はあるとは思う。

「しげる」は、本大会では2015年の「一般オープンの部」
(現在の普及の部)で優勝している。
翌年は地震の影響で不参加、2017年は、もう普及の部では
敵なしと見たのか、協会登録し(?)選手権オープンに参戦、
そこでは準決勝敗退であったが、他の大会(堺泉北)でも、
毎年好成績を上げているので注目チームである。
今回もそこそこ良いところまでは上がってくるであろう。

チームのレベルアップを目指して、美人(応援)選手の
数も増やして(笑)ハイレベルな(?)チームに育てて
頂ければ幸いだ(笑)
c0032138_16440603.jpg
それから、地元滋賀県の強豪チーム、通称「琵琶湖三国志」
はどうか?「龍人」(どらんちゅ、上写真)「小寺製作所」
「池の里Lakers!」が居る。内「小寺製作所」については
女子の部で3位入賞、本大会では「入賞メダル」の協賛で
良く知られている。オープンの部はB決勝進出なるも
入賞はなし。

真夏の間の滋賀県で行われるドラゴン系大会(高島、堅田、
キッズ、びわこペーロン、1000m)記事では、「三国志」は
主役としての活躍を魅せるのであるが、この「スモール」は、
例年あまりいいところが無い。「池の里」に至っては、
池「レベルが高すぎて、まったく入賞に絡めない、
  これは、もうどうしようもない」と諦めムードだ。
c0032138_16440612.jpg
まあ、例えば2015年、「池の里」は絶好調であり
「高島ペーロン」で初優勝した他、「キッズ」も制し、
「びわペー」でも4年ぶりの2回目の優勝を遂げた。
その勢いで自信満々で本大会にも臨んだのであるが、
決勝まで進んだは良いものの、「bp軍団」3チームと
当たり、ここで屈辱の「ワンツースリーフィニッシュ」
を目の前で実現されてしまったのだ。
本大会では、ちょっと、この事がトラウマになって
いるのかも知れない(?) 

今年、「池の里」は「B決勝」に進み、そこで1位となった。
匠「池の里さん、(B)優勝おめでとう!」
池「あはは・・(汗) 来年は頑張ります」

それと、他にも色々と紹介したいチームはあるのだが、
オープンの部は参加チームが多く、残念ながら全てを
紹介する事は出来ない。他の大会記事等で紹介している
チームは、申し訳無いが、今回は割愛させていただくが
悪しからず了承あれ。
c0032138_16440619.jpg
さて、敗者復活戦を終えて準決勝ともなると、もう非常に
ハイレベルである。
以下にオープン準決勝戦の順位とタイムを紹介しておこう。

で、ここから決勝に進めるのは、海外チームを除き、
2位までは確定、それと3位はタイム順のどちらかだ。
決勝進出チームには◎印をつけておく
なお、全て1分を切っている為、タイムは秒以降表記だ。

<オープンの部準決勝第1組結果>
1位:53秒77:bp◎
2位:55秒73:漕遊人(異地区コラボ)◎
3位:56秒07:極(海外)
4位:57秒22:ROA'S
5位:59秒09:龍人

<オープンの部準決勝第2組結果>
1位:54秒13:bp next◎
2位:54秒38:東京龍舟ワイルド◎
3位:56秒84:しげる◎
4位:57秒44:ヤンググリーン
5位:57秒80:B-CROSS(海外)

両レースとも接戦と言えたが、やはり「bp軍団」が
頭1つ抜け出ている感じた。
ただ、タイムからすると「bp」が主力チームであり
「bp next」は新人を乗せたサブチームという感じか?
前月のKIX大会では、bp軍団は多数の新人メンバーを乗せて
育成段階であった。早くもそれらの新人が実戦投入
されているという事だろうか?

「漕遊人」(磯風、津奈木を含む)は、bpと約2秒差、
決勝で一発勝負をかけるという戦術だろうか?
いや、もし「磯風」のテイストが入っているのであれば、
そういう半端な漕ぎはせず、いつでも全力であろう・・
まあ、即席のコラボチームであるので、毎回のバラツキは
あるだろう、決勝で「良い方」にバラつけば面白いが・・

「打倒bp」を虎視眈々と狙う「東京龍舟ワイルド」は
不気味な存在である、「bp next」とは殆ど差が無い
状態なのだ。そして「東京龍舟」は百戦錬磨である、
2016年や2018年の日本選手権混合決勝で、「東ドラ」が
大外(端)のレーンから、いつのまにか、するすると
上がってきて優勝したのは、とても印象に残っている。
最後の最後で、実力を集中する能力に優れるのであろう。
c0032138_16440621.jpg
(上写真は、今回参戦の東ドラ3チーム)

匠「東ドラさん、今日も新幹線は7時半?
  昨年は大変でしたね」
東「ああ、そのくらいの時間だったと思いますよ」

昨年と言うのは、昨年の本大会は、ちょうど台風が
通過している最中だったのだ。で、東京への新幹線の
予約時刻は7時半、もし予選で敗退してしまうことが
あったら、午後2時位に終わり、電車も丁度台風で
止まっている時間帯だったので、5時間半も、やる事が
なくて暇を持て余してしまう、だから絶対に決勝に
残って、かつ表彰式にも出ないとならなかった訳だ。


今年も7時半の新幹線であれば、「絶対に表彰台に
上がるぞ」、という覚悟なのであろう。
(まあ、既に混合の部で優勝(連覇)をしているので
閉会式までは確実に居る事になっている)

---
なお、準決勝に進出できなかったチームによる
「B決勝」が行われたが、ここもなかなか凄い!
参戦チームと最終順位を上げておこう。

<オープンの部B決勝成績>
1位:池の里Lakers!
2位:IHI相生
3位:近畿車輛 電龍
4位:Rスポーツマンクラブ
5位:小寺製作所

他のマイナーな大会であれば、これがそのまま決勝戦と
言っても良い程の、強豪チーム揃いの豪華でハイレベルな
レースであった。なお、B決勝は、1位(B優勝)のみ
賞品が出る。

----
さて、では、いよいよオープンの部決勝戦の模様だ。
中盤、100m強地点の写真を掲載しておこう。
c0032138_16440637.jpg
手前よりレーン順で
1レーン:bo
2レーン:bp next
3レーン:漕遊人
4レーン:東京龍舟ワイルド
5レーン:しげる
となっている。

1、2レーンが出遅れているように見えるが、これは
左に角度がついた撮影なので、大差は無い。

だが、それにしても3レーンの「漕遊人」は速い!
c0032138_16442217.jpg
さすがに「磯風」と「津奈木」のメンバーが乗って
いるだけある、私の見ている範囲でのメジャー大会
では、過去、その2チームだけが、「bp(軍団)」に
勝利した事があるのだ。

だが、勿論「bp」も盛り返す、手前の1レーンが後半に
速く見える視覚的な錯覚と合わせて、急速に1レーンの
「bp」が、追いつき、追い越すように見える。
c0032138_16442234.jpg
終盤戦は両者譲らず、もつれ合ったまま、ほぼ同時に
ゴールしたように見えた!

結果は本部の集計待ちという形になる。

・・しばらくして結果が出た。最終順位は以下の通り。
参考にタイムも上げておこう(分単位省略)
1位:53秒43:bp
2位:53秒73:漕遊人
3位:54秒08:東京龍舟ワイルド
4位:54秒81:bp next

事前に予想していたよりも僅差の戦いとなった、トップ
から4位まで、僅かに1秒強しか差が無い。

なお、5位「しげる」は「着外」となっていた。
コースアウトでもあったのだろうか?
(遠くの5レーンにつき、よくわからなかった)

まあこれで、「bp」軍団の4連覇という結果になった。
c0032138_16442228.jpg
さて、全レース終了後に前述の海外チームを混ぜた
「国際チャレンジカップ」が行われる。
参加チームは以下の通り(レーン順)

1レーン:極(香港、オープンの部)
2レーン:漕遊人
3レーン:東京龍舟(混合の部)
4レーン:bp
5レーン:B-CROSS(香港、オープンの部)

まあ、ここは勝敗は殆ど無関係な「エキシビジョン戦」
である。ちなみに「bp」は、この国際決勝では例年、
新人を中心としたチーム編成としている模様であり、
レース経験を積ませる「育成」戦略であろう。
c0032138_16442265.jpg
国際決勝の優勝チームは「漕遊人」となった。
さて、これで全レースが終了だ。
c0032138_16442274.jpg
上写真は、「漕遊人」の表彰式の模様。

本大会で印象に残ったチームは「東京龍舟」であった。
混合の部優勝、オープンの部3位は、昨年の本大会と全く
同じ結果であるが、これは日本選手権なので、かなり凄い
戦績である。ちなみに今年の大阪の「日本選手権」でも
「東ドラ」は、混合の部で優勝している。お見事でした!
c0032138_16442292.jpg
実況の「DJ西尾」さん(写真右)も、お疲れ様でした!
また、本大会での沢山の「入賞メダル」を手作りして
協賛いただいた「小寺製作所」の小寺社長(写真左)も、
大変お疲れ様でした。

時刻は午後5時半を廻り、辺りはすっかり暗くなって来た、
気温も下がり、少し寒い。

さて、暖かいラーメンでも食べて帰るとするか・・
(同じ事を考えた選手達も居た模様であり、ラーメンを
食べ終わって、最寄駅に行くと数名の選手達の姿が。
彼らも、やはりラーメンを食べてきたそうな・・)

---
では本記事はこのあたりまでで、本年度の公式戦は
これにて終了だが、まだ若干のドラゴン関連のイベント
が控えている。
次回ドラゴン関連記事に続く。


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