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【熱い季節2018】第8回ツナカップ中止のお知らせ

本日2018年9月30日に、静岡県・静岡市清水区の
エスパルス・ドリームプラザにて開催が予定されていた
「第8回静岡ドラゴンボート大会ツナカップ」だが、
台風24号の襲来により、残念ながら中止となって
しまった。(関係者には既に3日前の段階で通知済み)
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特に今年の大会は、静岡DB協会では、様々な事前の
「仕込み」を行っていて、万全の準備をして頂いて
いたので中止は非常に残念だが、まあ、やむを得ない。

今年の台風は、逆走台風12号、ダブル台風19/20号、
最強台風21号などが各地で猛威を振るい、大きな
被害が出ている。(各地のドラゴンチーム保有艇等も
同様だ、本件はまた別途述べる事とする)

旧来は、世間においても、台風に慣れ過ぎていて、
軽んじてしまっていた様相もあったが、これら近年の
強力な台風の被害を目の当たりにした事で、だいぶ
世間でも意識が変わってきていると思う。
まあ、自然の猛威には絶対に逆らう事は出来ない。
様々な事前対策は慎重にならざるを得ないであろう。

特に、本大会は遠距離参戦チームがとても多く、大会の
間は恐らくは風雨は強く無いだろうが、各チームの帰路に
新幹線が止まったり高速道路が通行止め、あるいは危険と
なる事を想定しての大会中止の判断であると聞く。
まあ賢明な予測・判断と措置であろう。早めの中止決定後に
実際にも、急激に、そういう状況になっていったからだ。

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いきなり余談であるが、私は今回の大会観戦撮影の為に
新幹線の切符を予約していたものをキャンセルしたが
当然、直前のキャンセルは若干の手数料が発生する。
しかし、仮に、JRが事前に当該列車の運行休止を予告して
いる場合は、キャンセル手数料は発生しない(全額返金)
これはまあ、電車が動かない事が確定しているのだから、
当然であろう。

で、先の台風の時、JRが事前運休予告をしている事に
対して、その是非を討論しているTV報道番組があった。
しかし、このキャンセル料発生の有無については全く
討議されていなかった。つまり、まるっきり世間知らずの
的外れな論議なのだ。事前運休予告で大量のキャンセルが
発生する事での、手続きや費用の問題を知らずして、何の
討議であろうか?恐らく自分自身では切符を買った事すら
無い人達の無駄話だ、こういう討議は全く価値が無い。

それから、最強台風21号で関西圏に様々な大きな被害が出た
際にも、東京のキー局の報道番組で「関空の安全対策は
ちゃんと考えられていたのか?」など、まるっきりの
第三者目線で他人事のように持論を語っている人が居て
これも極めて不愉快になった為、すぐさまチャンネルを
変え、もう二度とその報道番組を見る事は無かった。
まったくの見当外れの議論だ、その時点では「いかにして
復旧を速やかに行うべきか?」が最も重要な事だろう。
他人事でしか物事を見られず、責任を誰かに押し付けようと
する視点の話に共感する視聴者は誰も居ない。

さらに不条理な事実を・・ 最強台風21号の際の近畿圏では、
前日から殆どの交通機関が当日午前を目処に運休する事が
予告されていた、つまり、そうした非常事態なのだ。
しかし、いくつかの企業や組織などにおいては、上司が
その事の重要性や危険性を、全く理解や予測をしておらず、
前日等に関係者に何も連絡や決断をする事もなく、部下達を
台風当日に普通に出勤させたという事例を、いくつも聞いた。

特に「お役所仕事的」な組織でそういう事が多かった模様だ。
当日の台風での風速数十mの超強風では、街中にある物
全てが「空を飛ぶ凶器」になる。例えば、それで出勤を
させた部下に事故や怪我があったりしたらどうするのか?
まあ、そういう危険性をまったく予想もできない鈍感さは
褒められた話では無いし、自身の裁量で臨機応変な決断が
出来ない、責任感や決断力の無さも、部下を持つ身としては
失格であろう。単に年功序列で管理職になったというだけの
能力不足の人達は、一般の企業であれば「リスク管理力ゼロ」
として、降格等の措置は間違いない。

まあ、そんな鈍感な人達も、さすがに当日の台風21号の
超強風で、目の前で、ありとあらゆるものが宙を舞ったり
建物が次々に崩壊していく惨状を見て、やっとその
重大な危険性に気づいた模様だが、それでは全然遅すぎる。
で、それでもまだ「自分(達)にだけは、そういう被害
には巻き込まれたりはしない」と思い込んでいるという、
とんでもない楽観論者か寝ぼけた人も居る模様だ。

まあ、台風や災害に限らず、すべての物事で同様だが、
自分で様々な事を体験をしていない限り、何もリスクや
対策を想像や判断すら出来ない人達があまりに多い、
それで何かがあったら、誰かへの責任のなすりつけだ。
とても情けない状況だが、それが世の中での現状だ。

---
さて、いきなりの余談が長くなったが、まあ、それらは、
とても重要な事であるし、どうしても言いたい事でもある。

今回「ツナカップ大会専用SNS」での、台風24号発生直後
での情報収集と進路予測(実に、襲来の9日前の段階と早い。
これは米国の海軍用サイトからの予測情報を入手している。
ちなみに、さらに加えて、ヨーロッパや中近東の軍事用
気象予報サイトも参考にした、と聞いている)
国内の気象庁等では、ある程度進路が確定的にならない限り、
何も報道はしていない(できないのであろう)状態だ。

この情報収集能力と速さに加え、それからの小まめな
大会関係者への情報提供や危険性の告知、そして、早めの
中止判断は、とても褒めるべきポイントだ。

安全性の面のみならず、大会準備の為の労力や資金等が
全て無駄になる為、なかなか大会中止は決断しずらい。
他の世の中一般での各種イベントだったら、下手をすれば、
「当日に警戒警報が出たら中止にする」などと、運営側では
何も決断ができない場合が大半なのだ。
(まあ、独断で中止したら、「では責任者のお前が全ての
費用を負担するのか?」等と周囲に言われてしまうのだろう。
これもまた、的はずれな議論である)

では、本記事では、中止になってしまったツナカップの
見所を、昨年(2017年)の大会写真等を交えて、もう一度
おさらいしておこう。

まず、今年の「仕込み」であるか、地元スポンサー企業
や店舗などの協賛により、豪華な賞品が全チーム分、
用意されていた。

さらには、大会記念品としての「ツナカップ手ぬぐい」
を手配済み。(参加賞として、後日参加予定者に送付
予定と聞く)
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(写真提供:静岡DB協会)

また、面白いのは「ツナカップ・オリジナル・ネイル」
が準備されていた。
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(写真提供:静岡DB協会)

まだまだ多数の「隠し玉」があった、と聞いているのだが、
恐らくそれらの企画・仕込みは来年の大会に引き継がれる
事であろう。まあ来年大会での「お楽しみ」としておこう。

さて、以降は昨年大会の模様をおさらいして行こう。

まず、ツナカップの楽しみ方は大会前日から始まる。
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こちらは、前日夜の「懇親会」の模様である。
毎年100名程度の全国の選手・関係者が集まる。

ツナカップの参加チームは、例年8割程度が静岡県外
からの参戦であり(この比率は他大会では例が無い)
「遠方からでも参加したい」という当代随一の人気大会と
なっている。

滅多に会う事はなく、あまり話もしないであろう関東と
関西のチーム等の交流が進む事で、非常に好評だ。

この懇親会を元に、「異地区コラボチーム」の編成が
水面下で進行する事もあるのだ。

また、懇親会の食事はバイキング型式の、食べ放題&
飲み放題であり、多種多様の好きな食事の選択は勿論、
好みのカクテルを自分で作る事も出来るし、極め付きは
スイーツの食べ放題や、自分でドーナツを焼く事も出来る
等で、女性選手のみならず「スイーツ男子」にも大人気だ。
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「監督会議」を兼ねた懇親会であるので、翌日のレース
のレーン抽選も行われるが、それもまた「マグロの
一本釣り」のゲーム型式で、大いに盛り上がる。

とても楽しい懇親会であるが、飲みすぎるのは禁物だ、
静岡の酒豪メンバーに、2次会、3次会まで連れ廻され(笑)
二日酔いで、翌日の大会で漕げなくなってしまった選手も
かつては居た(汗)

で、前述のように、ツナカップは、その8割が県外参戦で
ある為、殆どの選手が前泊となる事が普通である。
また、この懇親会は夕刻7時頃から行われるので、
前日昼間は、チーム毎、あるいは個人個人で、静岡近郊を
観光するのも通例となっている。
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静岡は風光明媚な観光地である他、海産物や農産物の
「グルメ」も非常に多い。

それから、最近亡くなった「さくらももこ」先生の
「ちびまる子ちゃん」ゆかりの土地である為、
関連施設や、その舞台となった場所の見学も人気の模様だ。
サッカーファンであれば「清水エスパルス」関連施設等
の見所は勿論多い。

さらには観光名所、ローカル鉄道、史跡の類、古戦場・・
と、見所は多いが、私は、過去十数回静岡の大会を
訪れている為、有名所は殆ど行き尽くし、近年はちょっと
マニアックなスポットばかりを訪れている。
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上写真は、「宇津ノ谷」(うづのや)と呼ばれる
「旧東海道」の古い町並みである。現在は新しい国道と
トンネルが出来ているので、もうこの旧東海道の山越え
の道は殆ど使われていない。地元の人達でも殆ど知らない
と思うし、観光ガイドにも出ていない隠れた名所であろう。
(昨年の本ブログ「遠州駿州紀行」記事参照。また
同シリーズ記事では、隠れた名所を様々紹介している)
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さて、以下はツナカップ大会当日の模様だ。
前述の「前夜懇親会の飲みすぎ禁物」は、大会当日朝に
行われる準備体操、通称「静岡名物・地獄のエアロビ」
もあるからだ、これは実に15分~20分もの長丁場で
激しい準備運動を行う為、二日酔い等では、この時点で
大変厳しく、ヘロヘロになってしまう事であろう(汗)
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大会ルールは、150mの超短距離戦、二艘建てマッチレース
(カテゴリーに拘らない、バトル・ロイヤル制)で、
レースフローは予選(2回戦制)タイム上位チームが、
順位決定戦・決勝戦に進出する。

(注:かつて、この無差別対戦方式を、本ブログでは
「バトル・ロワイア(ヤ)ル」と記載していたが、これは、
元々はプロレス用語の「フランス語読み」である模様だ。
2つの記法があるのはややこしいし、世間でも「ロイヤル」
が一般的になってきているので、本ブログでも、今後は
簡便な読み方の「バトル・ロイヤル」に統一して行こう。
ちなみに、コーヒーで、角砂糖にブランデーを浸み込ませ、
火をつけてから混ぜて飲む「カフェ・ロワイヤル」は
カフェ・ロイヤル等とは呼ばれない、これはフランス皇帝
ナポレオンが愛飲した事で、歴史の重みがあるからだ)

「8人漕ぎ」であるので、派遣舵制度を利用すれば、
最小人員は少なく済み、遠方からの参戦を容易にする。
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全国各地から様々なチームが参戦するのだが、
各大会の中でも、いち早く「実力別カテゴリー分け」
(チャレンジの部、混合の部、チャンピオンの部)
を採用した本大会である為、チームの実力値に応じた
エントリーが可能で、「楽しさと競技性」を両立した
秀逸なレギュレーションである。
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また、超強豪チームの参戦もとても多い。

上写真のINO-Gをはじめ、bp、東京龍舟、関西龍舟、
東海龍舟、IHI相生、Bon Oyage、そして勿論地元の
海猿火組も参戦していて、日本選手権クラスの豪華な
顔ぶれである。(この為、私は「第三の日本選手権」
=日本選手権、スモール選手権に匹敵、と、本大会を
称する事もある)

これらのチームは概ね「チャンピオン」のカテゴリーで
あるのでビギナーチームとの直接の順位対決は無いのだが、
ただし前述の「バトル・ロイヤル制」により、予選の間に、
これら強豪チームと対戦の可能性もあり、この事はビギナー
チームにとっては、レース経験上、極めて価値があり
貴重な体験となるであろう。

で、かつては決勝で「bp」対「INO-G」の異カテゴリー
での「日本一チーム対決」が行われた事も2度あり、
これは、この類稀なる頂上決戦を観戦するだけでも、
静岡まで、わざわざ足を運ぶ価値は十分にある。
(オープンの部と混合の部の、各勝者(日本一)は、
他の大会では絶対に対戦する事は無い)
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昼食もまた楽しみだ。上写真は大会本部から支給の
「海鮮丼」弁当なのだが、「足の早い」この手の鮮魚の
弁当は、他地区大会では猛暑もあって、まず出せないが、
まず、ここ清水が全国屈指の漁港である事、それと涼しい
季節である事からの、本大会ならではの特権と言えよう。

新鮮で非常に美味であるが、課題はちょっと量が少ない
事だ(汗)ただ、これは「確信犯」である可能性が高く、
「足りない分は各自で好きなグルメを、ご堪能あれ」
という運営側の意図が隠されていると思われる。

本大会の会場は、かつては清水漁港の魚市場のすぐ近く、
現在はエスパルス・ドリームプラザの複合商業施設で
ある為に、近隣に飲食店はいくらでもあり、選手達は
思い思いに、好きな物を食べ歩く事ができるのだ。
(以前食べた、焼きマグロサンドイッチは逸品であった)
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大会の運営は、極めてスムースである。

地元静岡協会には、海猿火組、鈴与龍舟、中電龍舟
漕げるんです、等、ベテランチームが多数参画し、
見事な熟練の運営手腕を発揮する。

海上保安庁現役職員の方も多数居るので、万が一の
アクシデント等(かつて沈没事故が1度あった)への
対応も迅速で見事で、安心・安全が確保されている。
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「チャレンジ」の部は、中堅チームにも優勝の可能性が
ある為に、人気のカテゴリーだ、
本大会でドラゴンでの「初優勝」を遂げたチームも多い。

ただ、下位カテゴリーで勝ち続けてしまうのも大人げ無い
ので、1~2回勝ったら、上位カテゴリー(チャンピオン)
へ挑戦するのも、大会全体の競技性から見てバランスの
良い選択かも知れない。

それと上写真右端は、名解説者「スナオ」さんである、
軽妙な語り口と、豊富なドラゴンボート知識により、
本大会や近隣大会での名物解説者だ。

本大会では、旧会場、現会場ともに、観光地である為に
一般観戦者が非常に多い。
それらのドラゴンを知らない人達からでも「実況放送が
わかりやすく、面白い」という感想を聞く事も、多々あり
評判が良い。

なお、スナオさんには、私からは
「実況放送の際にチームの出身県を読み上げてください」
とリクエストしている。

すると、東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、滋賀、
大阪、兵庫、静岡・・ などの各地名がズラリと並び、
この大会が「全国規模の大会」である事を観戦客に
強くアピールする事が出来、さらには、観客の中では
観「私は滋賀県出身だ。滋賀のチーム、頑張れ!」
などの地元贔屓も出てきて、観戦への興味が出て来るのだ。
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レース終了後の楽しみは、豪華な入賞賞品である。
上位入賞者への「冷凍マグロ」の話は、本大会開始時
から有名であるのだが、現在ではスポンサーさんが
増えていて、そのご厚意により、何と参加全チームに
賞品が用意されている!

おまけに参加賞が選手全員に出るし、さらには、入賞賞品
以外にも賞品やグッズ等が沢山あって、それらを争奪する
為の「全員ジャンケン大会」が何度も行われる。
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もう、「至れり尽くせり」と、頭が下がる大会である。

本ツナカップ大会は、現在での大会コンセプトは
「おもてなし大会」となっている。

全国の遠くから、年に1度、ここ静岡に集まってきた
参加選手達に、最高の「おもてなし」を行う。
これは単に賞品の豪華さ等に留まらず、競技性や
参戦の面白さ、観戦の楽しさ、大会の運営、会場立地、
多彩なスポンサードなども全て含めての事であり、
ドラゴンボートと静岡県を知り尽くした静岡DB協会による
秀逸な企画とアイデアと運営手腕の賜物であろう。


選手達の満足度は高く、「日本一満足度が高い大会」
である事は、私がそう言っているのみならず、参加した
全チーム・選手から聞く賞賛の言葉である。

この声を聞いて、さらに大会の企画運営側でも、
「さらなる優れたおもてなし」を目指して、毎年様々な
新企画が生まれてくるし、「スポンサード」も、どんどんと
増えてくる、という好循環が生まれている。
ここに、ドラゴン大会運営の1つの理想形が見えるような
気もしてならない。
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だからまあ、「リピーター」となるチームもとても多いし
あまりの人気で、大会申し込み期間はごく短期しか無く、
それでも毎年募集オーバーで「抽選による参加」となる
恐らくは、全国で唯一の「狭き門」の大会だ。
この大会に参戦できるだけでも、選手達には喜ばしい
事なのかも知れない。

まあ、本大会が今年は中止になってしまったのは残念だし
本ブログ恒例の年末の「ベスト大会編」でのランクインも
毎年の常連大会ではあるが、今年はそれも見合わせざるを
得ない。まあでも、本記事でまた、本「ツナカップ」の
魅力を再度認識していただき、来年また、全国の各チーム
においては、こぞって参戦の申し込みをして頂きたく思う。

ちなみに、例年は10月の体育の日の三連休の中日に、本大会
が行われるのが通例だったが、今年に関しては、その日程は
「マグロック」というロックのイベントが同会場近辺で
行われ、うるさいだろう事や、宿泊施設が取れない事で
今年は9月30日に一週間早めてあった。例年の日程だったら
台風には当たらなかったかも知れないが、まあ上記の状態
であったら、あまり開催したく無いだろう。
それに三連休の日程では新幹線の予約が困難だ。昨年も予約が
可能となる1ヶ月前の日の朝一番にチケットを買いにいったら、
「もう満席だ」と旅行社に言われ、
「それは業者の買占めが入っているのだろう? 不条理だ!」
と、旅行社と喧嘩になった事もあったのだ。

つまり、現代での一極集中化現象(=皆が同じ事をする)を
見込んで、席の買占めだとか、そういう不条理な事が起こって
しまう(例:「ぷらっとこだま」は通常料金よりも数千円も
安価なので、その席を定価で売れば、1つで数千円儲かる訳だ)
まあ、そうした事をやる方も悪いが、皆、同じように行動
する方にも多々問題があると思う。

飲食店で行列に並んで食べるのも、全く理解不能な心理だし、
それをSNSに上げてイイネを押す方もおかしい。
仮にそれが美味しい料理だったとしても、それは料理人の
手柄であり、食べた本人には、何の手柄も無いでは無いか。
カメラ等でのブランド品の中古買い等も同様だ、それを高値で
売る方も悪いが、「誰かが良いと言ったから」などの極めて
希薄な理由で、高くても買おうとしてしまう客の方が、
もっと大きな問題だと思っている。

まあ、私としては、本大会は、そういう風に旅客が集中する
日程では無い方が(つまり9月末等の方が)ずっとありがたい。

最後に、静岡DB協会の新サイトのURLを紹介しておこう。
静岡ドラゴンボート協会


では、次回ドラゴンボート関連記事に続く

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