
今年も行われるという事で、知人の応援撮影に向かった。
2018年2月24日(土)、当日の最高気温は14℃くらいと
この時期にしては、かなり暖かい。
私は昨年の本大会も観戦していたが、昨年は最高気温6℃で
ときたま雪が降っていたという厳しい環境であった。
なお、未観戦であるが一昨年2016年は雨模様だったとの事。
観戦については、今年はずいぶんと楽であるが、果たして
選手達にとってはどうなのだろうか? 本大会はイベントの
域を超え 「階段を駆け上がるタイムを競う」という立派な
スポーツであり、この1戦に賭け、一年間の厳しい練習を積んで
きている選手やチームも多い。
彼らにとって、この気温の高さはアスリートとしての運動能力を
発揮できるのか否か?そのあたりの詳細は私は良くわからないし、
選手による個人差もあるかも知れない。
まあ、順次、タイムなどを見て行こう・・
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大会当日、昼休憩の時間帯に会場の京都駅ビルに到着。
まあ、本来ならば開会式から全て観戦しても良かったのだが、
応援対象の2チームが午後の部からの出場であった事がひとつ、
もう1つは個人的な理由だが、大会の前日に虫歯を抜歯して、
結構ヘロヘロな体調だったからだ(汗)
たかが抜歯とは言え、体全体に与えるダメージは意外に大きい、
奥歯などの抜歯では2~3日熱が出て寝込む事すらあったが、
まあ幸い今回はそこまで酷くは無い。
到着後、会場をウロウロしていると知人を見つけ、さらに
「本大会での一番の美女アスリートです」という事で近くに
居た選手を紹介された。

美人で小柄、まるで「アイドル」のような風貌で、およそ本格的な
アスリートには見えないが、実際に走り出してみると、びっくり!

と言いながら、シャッターを切り続ける。
美しいフォームである、被写体としてはバッチリだ、
紹介していただいて、ありがたい限りである。
彼女のゴールタイムは28秒台。
女性選手で30秒を切れるケースは稀であり、大会全体を通して
恐らく数名しか居ない事であろう、本大会は基本的にはチーム戦
ではあるが、各カテゴリーでの個人の部の表彰もあるので、
このタイムだと「女子の部」での上位入賞は固いところだ。
「女子の部」の激戦については、追ってまた紹介しよう。
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さて、本大会の環境やルール等については、昨年の本大会の
観戦記事でも述べているので詳しくは割愛するが、
その概要だけ簡単に説明しておけば・・
*JR京都駅新装開業(1997年)から始まったスポーツイベント で、
同駅の171段の大階段を駆け上がるタイムを競う競技である。
*1チームは4人構成、シニア(45最以上)、女子、オープン
(年齢性別無関係)x2名からなり、この順番で個々に走る。
*4チームが同時に出走、順次4名が次々に走り、チーム戦と
しては、メンバー4名の合計タイムで競う。
*80~100チームが参加、20~25レースが行われる。
*シニア、女子、オープン、それぞれカテゴリー別で上位
タイム者への個人表彰がある。
*チーム戦と個人戦では上位入賞表彰のみならず飛び賞もある。
という感じである。
昨年は、きりの良い第20回大会で、100チームが出場したが、
今年の大会は通常大会であり、若干少なめの80チームの参戦と
なっている(計20レース)
ちなみに、希望エントリー数は多く、毎年抽選となっている
模様である。昨年の大会では、あるビギナーチームが、それまで
申し込みを続けたが外れていて、昨年いきなり当選となって
「さあどうしようか・・」という状況になったとも聞いている。
(そのビギナーチームの戦績は散々だったそうだが・・)
なお、連覇者(5連覇だったか?、5勝だったか?)のチーム又は
個人は「殿堂入り」となり、チームの場合は、同一メンバー
での翌年からの出場はできない。(長い本大会の歴史の中で、
実際にそのケースは数回あって、チームを再編して出場している)
今回の大会観戦における見所だが
1)オープンの部の昨年最速タイムは20秒00、今年は前人未到の
19秒台が出るか?
2)女子の部連覇中のKさんが、今年もまた優勝できるか?
3)今年もチーム戦は激戦区となると予想できる、どこが勝つか?
となっている。
撮影上の注意点ではあるが、選手達には当然肖像権が存在する、
よって見知らぬ選手の写真掲載はできない、今回の掲載写真は
いずれもチームや個人の許可を貰っての掲載となる。
これがもし大会公式カメラマンのような立場であれば、大会の
記録として「写真やビデオ撮影を行い、公開する場合がある」と
参加申し込み書に但し書きがあるので、肖像権の問題は無視
できるのであるが、応援撮影、あるいは単なる個人の趣味での
撮影では肖像権は意識する必要がある。
まあでも、公式カメラマンでは、最初からラストまで漏れなく
全て撮影する義務が生じるので大変だ。さらには公式ビデオ班
は(主催の)TV局なので、後日のTV放映用に全てのレースの
模様を確実に抑えておく必要があり、数カメラ体制で本格的だ。
そのあたり、こちらは今回はプライベート撮影なので気楽だ。
とは言え、依頼された以上は、知人のチーム達の写真は確実に
抑えておく必要はある。撮りそびれは許されない。
そして、この競技は結構高難易度の撮影である。
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撮影機材は抜歯後の体調を考えて軽量な物をチョイス、また、
昨年の経験から本競技に適したレンズを新調、具体的なシステムは
高速連写機NIKON D500にTAMRON AF18-270mm/f3.5-5.6
(B008)の組み合わせとなっている。
レンズは2010年発売と、やや古いが、フルサイズ換算画角で
約27mm~約405mmの高ズーム比で、この競技の撮影距離には適し、
ピエゾモーター内蔵、手ブレ補正内蔵とフル武装スペックで、
おまけに軽量かつ中古が安価で、雪や雨等の厳しい撮影環境に
なったとしても何ら問題無い。
ただし、描写力はスペシャルという要素はあまり無く普通だし、
回転式ズームであるので、選手が階段を駆け上がる数秒~十数秒
の間に撮影側も速やかにズーミング操作を望遠側から広角側まで
行う必要があり、操作性も含めてやや難易度の高い撮影となる。
カメラ側は秒10コマで最大200枚まで連写速度が落ちずに撮れる
ので問題無い、昨年も高速連写機を使用したが、雪の為、古い
時代の機体を持ち出したので、バッファメモリー不足で途中で
連写速度が低下する問題があったが、今回はそのあたりは大丈夫だ。
毎秒あたりでの階段上がり数は、速い選手では8段以上にもなる、
秒8コマ以上のトップクラスの性能を持つカメラ(一眼レフや
ミラーレス機)で無いと苦しい。加えてAF追従性や、被写体ブレを
起こさないようにするシャッター速度維持等も必須であり、ここは
機材や技法面から初級中級層では困難であり、上級者向けの撮影と
なる事であろう。
ただしD500とB008の組み合わせでは、何故か露出計がアンダー
になるという問題点(バグか?いずれレンズ関係記事で検証する)
があるので、適宜露出補正の設定が必須だ。
まあでも、本競技の撮影にはこれが最適のシステムであろう。
加えて、サブ機として、ミラーレス機に大口径単焦点中望遠を
つけてきている、これは前述の美女選手のような個人の撮影が
あった場合での予備機材であるが、これを持ってきて正解だ。
(注:本会場は選手や観客がとても多く、背景に被写体以外が
入るのは避けられず、背景を大きくボカしてしまう必要がある)

写真は、本大会最年長、「階段の守り人」チームのIさんだ。
Iさんは「ドラゴンボートチーム」の選手でもある。60歳代と高齢
なのだが、日頃から様々なスポーツを行っているアスリートであり、
シニアの部(45歳以上)でもチームとしても、好順位が期待される。
もし「60歳代以上」の部があれば優勝は確実であろうが、あいにく
45歳以上はもう年齢無関係の均一のカテゴリーだ。
なお、チーム戦は4人の合計タイムによる戦いだ。
まあ見ている感じでは、オープンの部の若手選手達の上位タイム
は20秒台前半で頭打ちである。結局、シニアと女子の選手達が
どれだけタイムを稼ぐかでチーム戦の勝敗が決まってしまうのだ。
シニア、女子選手が体力的に厳しいと、レース後半の階段の
上の方で、足がもつれたり、転倒したり、止まる程にまで
ペースダウンしてしまう。
そうなると数秒から十秒以上のロスタイムは避けられない・・
チーム戦としては、このペースダウンが発生すると致命的だ。
上記Iさんは、本大会への参戦が15回以上の超ベテランだ。
シニアの部の「レジェンド」と言っても過言では無く、
上写真のように、主催TV局からの取材も受けている状況だ。

60歳代とは思えない軽やかさだ、これはなかなかの好タイムが
期待できそうだ。
ただ問題は後半戦だ、昨年もゴール前のあたりで足がもつれ
1~2秒のタイムロスをしてしまったのだ。

シニアの優勝ラインだが、これもまた凄く、23~24秒という
感じである。それに今年は遠方から強豪チームが初参戦して
いる模様で、なんと21秒台が出ている、まあその選手は
45歳以上のレギュレーションぎりぎりという年齢との事だが、
それにしても凄いタイムだ。
Iさんはそのタイムには及ばないであろうが、27~28秒くらい
でフィニッシュできれば、ベスト10入りの期待はできる。
最終的にIさんのタイムは27秒90、これは60歳代であれば勿論
トップのタイムなのだが、シニアカテゴリーでは11位という
結果となった、しかし、かなりの大健闘と言えるであろう。
さすが「レジェンド」だ。
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シニアの部が頑張ってくれたので、チーム「階段の守り人」も
好成績が期待できる。
同チーム「オープンの部」の若手選手は、本競技最速クラスの
20秒台をマークできると予め聞いていた、さて、どうだろうか?

速い速い・・ これは凄いタイムが出そうな感じだ。
結果だが、驚異の20秒52。
ご本人は「(前人未到の)19秒台が目標」という事だったので
不満足な結果かも知れないが、まあこの時点で暫定トップである。
後は、終盤レースのあたりに超強豪選手が何人か居るので、
それらの方々とのコンマ秒を争うタイム勝負となる事であろう。
まあでも「階段の守り人」は総合タイムも良さそうだ。
チーム戦の最終順位にも期待が持てるところだ。

紹介は避けるが、大手ホテルチェーンのチームの応援の方だ。
本大会は京都近郊の企業とか店舗、施設などのチームの参加が
多い、まあ、他のアマチュア競技、たとえばドラゴンボート等
でもそういう感じであるが・・
一般的に、ドラゴンボートにおける企業等のビギナーチームと、
その競技専門で日常的に猛練習を繰り返すチームとの実力差は
とても大きい。ドラゴンでは後者を「専業チーム」と呼んでいて
まあ、そうした専業チームのビギナーチームに対する勝率は
100%、つまりビギナーチームは絶対に歯が立たない状態だ。
本「大階段駆け上がり大会」でも同様だ、後半戦に出場する
常連の強豪チームは、まさしく「専業チーム」であって、
普段から、たとえば京都市伏見区の「明治天皇伏見桃山陵」の
230段の大階段で猛練習を続けていると聞く。
(ただし、階段のステップ(高さと幅)が本会場とはだいぶ
違うので”若干の違和感を感じる”とも選手達から聞いている)

本競技には初参加であるが、さすがに非常に速い!

圧勝、タイムは驚異の24秒台、女子としては大会レコードである。

コートの女子選手、そう、昨年、一昨年優勝で2連覇中のKさん
である。
すでに顔見知りとなっていて、彼女のチーム「のだがわ~ず」
の応援撮影も、今回の大会での私のミッションだ。
前述の陸上代表の選手を見て、放送席からは「さすがに日本
代表ですね、彼女に勝てる選手は他には居ないでしょう」
という解説が入る。
まあそれはそうだ、毎日のように練習を繰り返すアスリートには
一般人は歯が立たない。
たけど、この競技は通常の陸上競技では無いのだ、身体能力や
錬度は確かに重要だ、しかし、この競技独特のストライド
(歩幅、足の運び)もあるだろうし、こうした専門性が高い分野
での競技の経験値は、常連選手と陸上選手では、まるで違う。
だから勝負はやってみるまでわからない、経歴だけで決めて
かかる訳には行かないのだ。
で、これらの本競技専業のアスリートを「カケアガリスト」と
選手達は呼んでいる模様だ。

昨年まで2連覇の「カケアガリストの絶対女王」だ、ここでは
負けられない。
すでに午前中の部で遠方から初参戦の強豪チームの女子選手が
26秒台を出している・・
Kさんの昨年の優勝タイムは、27秒00、ただしそこではラストで
ちょっと足がもつれるロスタイムがあった。
ちなみに、それまでの過去大会での女子レコードは25秒台だ。
出走前に彼女と話をしていたが・・
匠「今年は26秒台が目標ですか?」
K「26秒では勝てないのですよ、すでに前半戦で26秒台が
出ているので、今日は25秒台が目標となります」
ところが、前述の陸上日本代表女子選手も、少し前に24秒台を
出している、Kさんとしては、さらに目標値が上がってしまった。
スタートの直前、Kさんの物凄い緊張感が、カメラのレンズ
越しに伝わってくる。表情がやや固い、数十mも離れているが
心臓の鼓動まで聞こえてきそうで、雰囲気としては、まるで
オリンピックの決勝戦だ・・
「パン」と火薬ピストルの号砲が鳴ってスタート!

が、正直24秒台は厳しいだろう、Kさんの自己ベストを超えている。
でも初参戦の選手達には負けられない、「カケアガリストの女王」
としても、このレースは絶対に負けられない戦いなのだ。

大きなストライド、流れる華麗なフォーム、昨年、本大会で私は
Kさんの走りを初めて見て、衝撃と感動を受けた事を思い出す。

ペースダウンか?
ゴールまでもう少しだ、苦しいだろうが、ここが正念場だ。

21,22・・と、カウントが進む、こうなれば優勝は難しくても
せめて26秒台前半、そこまでに入ってコンマ差での2位争いを
期待したいところだ。
「ゴ~~ル!!」、倒れこむようにしてゴールラインに到達、
まあ、体のどこか一部(指でも)が入れば、そこでゴールだ。
放送席からの速報は「27秒台」であった。
後ほど確定タイムの正式発表は27秒07、これは「銅メダル」
である。
残念だが、こういう場合には掛ける言葉も無い、ともかくそっと
しておくしか無いのだ、スポーツ関連でのアスリート心理に弱い
報道関係者等は、こういうケースにまで突撃取材を掛ける場合も
あるだろうが、それはちょっと可哀想だ。
3位は決して悪い成績では無いが、彼女の目標には及んでいない、
レース後、しばらく時間がたって、彼女自身の気持ちの整理が
ついて、また来年に向けてのモチベーションが出てくるまでは、
他の周囲の人からは安易に声をかけるべきでは無いのだ。
結局、女子の部の個人戦結果は、
1位が陸上日本代表選手、2位が遠方から初参戦の強豪チームの
女子選手(未観戦、しかし、チームとしての結果は見事優勝)
そして3位が上記「のだがわ~ず」のKさん。
さらに4位が、冒頭で紹介した美人選手のSさんとなった。
なかなか見ごたえのある「女王の戦い」であった。
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さて、後は、オープンの部の個人戦の上位争いが気になる所。

詳しくは聞きそびれたが、確か4連覇中、そして20秒00(昨年)
の記録ホルダーでもある。
もし今回5連覇となると、「殿堂入り」となる。
H氏は「今年で引退かも・・」と言っていた。
しかし、殿堂入りであれば、まあ歴史に名を残す事も出来る。
前人未到の19秒台を出して、堂々と「勇退」するのも有りだろう。
チーム「上昇気竜」は本大会の優勝候補ではあるが、あまり
面識が深くないので、ご紹介いただいた方のみの掲載だ。
チームとしては、第三走、第四走に強力な20秒台コンビの
超強豪選手を揃え、あわよくば両者19秒台を狙える立場にある。
本大会ではすでに「階段の守り人」チームの第四走のM氏が
20秒52をマーク、そして前に走った「上昇気竜」の第三走の
S氏が20秒24の暫定1位となっている。
これらに勝つには、いよいよ19秒台を狙うしか無い。

確かに速いが、問題はタイムだ。
併走する隣の第三レーンのアンカー選手も、とても速い!
中盤、両者はほぼ同時に見えた、この分では両者20秒を切れる
という劇的なフィニッシュか?

第四レーンのH氏が突き放す、あとはタイムだ、17,18・・・
と会場のストップウォッチの秒数表示が進む。
結果、H氏のゴールタイムは、20秒56、
トップ(同じ「上昇気竜」のS氏)からは0.32秒差
2位(「階段の守り人」のM氏)からは、0.04秒差で、
3位に甘んじる事となった。
う~ん、ここも上記女子のKさんと同様、連覇中の優勝候補が
銅メダルという結果だ、タイムも昨年の記録に僅かに及んで
いない、これは今日の気温がやや高く、「カケアガリスト」に
とっては不利な条件であったのだろうか??
あるいは、連覇のプレッシャーもあるだろう、なにせこの大会は
「1発勝負」だ、予選も準決勝も何も無い、いきなりで走って
その1本だけで勝敗が決まる厳しい競技なのだ。
メンタル面での結果への影響も決して小さくは無い。
スタート前の選手達の緊張感は、カメラのレンズ越しにも
はっきり伝わってくる、強豪選手であればある程だ。
ちょうとこの時期、「平昌オリンピック」が行われていたので
そのTV中継等を見ていた視聴者においても、メダル候補の強豪
選手達の緊張感は伝わって来たことであろう、まさしくそれと
同じ状況だ。
オリンピックは4年に1度だが、本競技は毎年行われている
今年頑張った選手も、悔しい思いをした選手も、また明日から
来年の大会に向けての準備が始まるのだ・・・
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さて、最後に知人チーム達の集合写真と戦績を上げておく。。

本大会最年長の「レジェンド」I氏を含むチームであり、
背の高いM氏は個人戦「銀メダル」の好成績。
女子選手は静岡県からの参戦で、こちらも女子の部8位と好調。
チームしての総合順位は「8位」となり、この順位で入賞か否かは
聞きそびれたが、まあ大健闘と言えるであろう。

女子の部連覇を逃し3位となったKさんも、思ったよりも落ち込んで
はいない、もう気持ちの整理ができて、来年に向けての女王奪回を
誓っている事であろう。
シニアの部の選手も5位入賞、オープンの部の若手男性2名も6位と
12位という全体としてかなりの好成績であり、結果としてのチーム
順位も3位の「銅メダル」である。お見事でした。
しかし、微妙に悔しい順位だ、2位の「上昇気竜」との合計
タイム差は1秒に満たない、ここは来年、各メンバーが、もう
ほんの少しづつ、コンマ何秒でもタイムを縮める事ができれば
2位、あるいは優勝を当然狙えるポジションである。
今日の大会の結果は、もう済んだ事である。Kさん達の戦いは
また明日から、来年にむけての準儀が始まるのだ。
終了後に「カケアガリスト達の打ち上げ」に誘われたが、
申し訳無いが断った。抜歯後の体調不良に加え、物も食べられず、
短時間の撮影とは言え、2000枚を超える写真の選別編集の作業が
丸々と残っている(汗)撮った後、ほったらかしにする訳には
いかず、すぐに編集を終えてチーム達に送らなければならない。
まあでも、来年の本大会の観戦が、今から楽しみである・・