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【熱い季節2017】ドラゴン・ペーロン大会告知8月~10月

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ドラゴンボート&ペーロンの熱い季節も、真っ盛りであるが、
今回の記事では、本年度下半期、2017年8月~10月の
国内各地での大会の日程をお知らせする。

同時に、私が観戦した事がある大会では、大会の模様の写真を
掲載、および、その大会の見所と評価点を示して行く。

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では、まずこの大会から。

8月6日(日) 堅田湖族まつり 湖族舟競争
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滋賀県大津市、堅田(かたた)で行われる、地元ローカル色の
強い大会。
・・とは言え、今年で大会数は第34回目を迎える事となり、
長崎や相生のペーロン競漕を除いては、ドラゴンボート系では
国内最古参と思われる大会で、長い歴史を誇っている。

ちなみに、同じく大会開催数の長さを誇る、びわこペーロン大会、
天神大会(現:日本選手権)、びわこ高島ペーロン、のいずれ
よりも僅かに初開催は古いと思う。

上写真は、地元(自治会)の部のレースの模様。
それぞれの自治会旗を船につけて颯爽と琵琶湖の湖面を滑る。

地元チームにも強豪がいくつかあって、観戦はなかなか面白い。

具体的には、「小番城」(こばき/こばんぎ)や、「柳田」
「永楽」、「堅田第一」、「今堅田」、「衣川」(きぬがわ)
あたりがなかなか速い。
なお、地元チームはコラボ編成をして、毎年「スモール選手権」
にも「堅田湖族」の名前でエントリーしている。

レースのルールはターン有りの往復500m戦、
クルー数は、12人漕ぎ+ドラマー+舵手+監督の計15名。
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艇は、幅広の通称「バスタブ艇」なので、スピードは出ないが
ターンでの安定感は高いので、「高島ペーロン」のような
転覆などのアクシデントはまず発生しない。

地元自治会チーム以外は、「一般の部」へのエントリーとなるが
参加資格は特に無く自由である。

現在、ドラゴン専業チームの参戦は少なく、昨年(2016年)の
事例を見れば、「小寺製作所」および「湖鼓Ro[こころ](GPO)」
の2チームである。
昨年の一般の部では、これら専業チームが1位、2位となったが、
「ドラゴンのチームの参加は大歓迎」と実行委員の方の話。

今年は、滋賀の専業チーム「松陽台」が参戦するとも聞いている。

なお、一般(地元以外)チームの参加料は3000円と安価である。
それで賞金(現金)や、参加賞(ビール2ケース)が出るので
専業チームの場合は、ちょっと悪い気もするカも知れない。
昨年までは、一般チームの参加も無料だったので、多少の「寸志」
等を運営側に寄付しておくチームもあったのだが、今年からは
有料なので、そのあたりは気にせず参加すれば良いであろう。

大会会場等、詳しくは、2016年9月頃の本ブログ記事を参照
されたし。

余談だが、本大会会場および、多くの「琵琶湖」でのボート系
大会会場では、快晴時には殆どの時間で強烈な「逆光」となり、
写真撮影が極めて難しい。
一般アマチュアカマラマンの方々が大会の観戦撮影をする事は、
ドラゴン等の普及には良い事だとは思うが、写真はまず綺麗に
撮れないと思うので、あまり「格好良いところを撮るぞ」等と
意気込んで来る必要は無い。
むじろ客観的に、レースの展開とか、チームや選手の心理状態を
色々と考えながら(想像しながら)観戦する方がずっと楽しい
事であろう。

では最後に本大会の評価を示しておく。

競技志向  :★★☆
大会環境  :★★★★
エンジョイ度:★★★☆
観戦の楽しさ:★★★☆
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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さて、次の大会

8月6日(日) 京丹後ドラゴンカヌー選手権大会 

通称「久美浜大会」と呼ばれる伝統ある大会だが、
残念ながら私は未観戦だ(他の大会と日程がかぶり易い)

ドラゴンボート専業チームでは、ここを「ホーム大会」とする
「すいすい丸」を始めとし、多数が参戦していると聞いている。

まあ、専業チームの選手の方達には、お馴染みの大会であり、
私の方から説明する必要は無いであろう。

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8月6日(日) 九頭龍ドラゴンボート大会

こちらも残念ながら未観戦、まだ比較的歴史の浅い大会であり、
専業チームでは「打艇龍舟倶楽部」が毎年のように参戦していて
過去2連覇を遂げた、と聞いている。
(今年は「打艇」は不参加と聞いている)

ただ、近年は相生等の各地から強豪チームもエントリーして
来ている模様であり、だんだんと競技志向の強い大会に変わって
きているかも知れない。

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8月19日(土) びわ湖ドラゴンキッズ選手権大会
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今年2017年で、早くも第12回目を迎える、小学生選手を中心
とした全国でも珍しいドラゴンボート大会だ。

滋賀県・琵琶湖はマリンスポーツ環境に恵まれ、小学生の大会だ
と言っても、非常に本格的な大会となっている。

競技志向が強い理由だが、主に3つのドラゴン専業チームの
「龍人」(どらんちゅ)、「小寺製作所」、「池の里Lakeres!」
の実子の子供達が、父母からの一子相伝によりドラゴンボートの
秘術(?笑)を習い、高いスキルを持って戦うからだ。

そのタイムは、親子の部(大人10人、小学生10人)では
200m戦で(重たい琵琶湖ペーロン艇で)1分少々というタイム
にまで進化してきている、このタイムは、下手をすると中堅の
ドラゴン専業チームでも負けてしまうかも知れない(汗)

前述の3つの専業チームの「代理戦争」の様相も示してきていて
ともかく「お互いに負けられない」という緊張感のある状況だ。
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そういう状況であるので当然、父兄達の応援合戦も必死となる。

でもまあ、夏の風物詩としてほぼ定着した感のある大会だ。

もう数年したら、他地区のドラゴン専業チームの選手子供達も
小学生位の年齢になり、チームを編成できる可能性があると
聞いている、そうなったら、さらに「代理戦争」が厳しく
なるのかも知れないが、それはそれで非常に楽しみだ。
各専業チームは、是非、本大会への参戦をご検討あれ。

本大会の評価点である。

競技志向  :★★★★
大会環境  :★★★★
エンジョイ度:★★★☆
観戦の楽しさ:★★★☆
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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8月20日(日) 東郷湖ドラゴンカヌー大会
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こちらも残念ながら未観戦の大会だ。
この時期、各地でドラゴンやペーロン大会があり、どうしても
日程が被ってしまう。

鳥取県の強豪ドラゴン専業チーム「しげる」がホームとする
大会であり、いつか観戦に行きたいと思っている大会だ。

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8月20日(日) びわこペーロン大会
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長い歴史を誇る「びわこの夏の風物詩」
「ペーロン」と言うものの、ルールは完全にドラゴンボートであり
中距離、400mの直線でレースが行われる。

地元ビギナーチームとドラゴン専業チームのエントリー比率は
約8対2だ。
なので専業チームと地元チームの実力差を回避する必要があるが、
「準実力別カテゴリー分け」のように自然になりつつづある。

上写真の「10人漕ぎ一般」ではほとんどが地元チームであるが
「10人漕ぎ混合」や「20人漕ぎ一般」は、専業チームの比率が
ぐっと増えて競技志向もかなり高まる。
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現在では、ドラゴンの20人漕ぎも、そのカテゴリーがある大会が
だんだん少なくなってきている。また、短距離戦(200m)ばかり
にもなってきている。

そういう意味では、本びわこペーロンの400m戦、20人漕ぎという
のは貴重な大会と言えるであろう。

専業チームとしては、「吹田龍舟倶楽部」と「池の里Lakers!」が
それぞれ複数回のカテゴリー優勝を誇っている。

そろそろ「チャンピオンリーグ」とか「実力別カテゴリー分け」
の採用など、大会のシステムを変更する時期にさしかっている
かも知れない。

ただ、最近では、地元企業系チームの「日立建機テイアラ」や
「シンコーメタリコン」「東レ」「パナソニック」(複数ある)
「不二ドラゴン」「トヨタ紡織」等の本気度が上がってきていて、
カーボンパドルを導入したり、事前練習を繰り返している模様だ。
今後のこうした地元チームの成長もまた楽しみな大会である、

なお、今年2017年は「琵琶湖周航の歌」が作られて丁度100年
にあたる為、滋賀県各地で「琵琶湖周航の歌100周年記念」と
してイベントが行われている模様だ。
7月に行われた「高島ペーロン」も「琵琶湖周航の歌100周年記念」
となっていて、例年より若干賞品が良かったように思える。
本「びわこペーロン」も、何らかの記念大会になるかも知れない。

さて、本大会の評価点である。

競技志向  :★★☆
大会環境  :★★★★
エンジョイ度:★★★☆
観戦の楽しさ:★★★
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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8月27日(日)KIX国際交流ドラゴンボート大会 
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気が付けば今年で第14回目を迎える老舗の大会だ、私は全大会
を観戦しているが、途中2年連続で台風による中止の不運に
見舞われた。

本大会は、関西空港の水路という好環境がまず特徴にある。

そしてビギナーチームも多いのだが、専業チームもバランスの
良い参加率であり、今の所「実力差」については、あまり問題
にはなっていない。
20人漕ぎオンリー、という今では貴重な大会である。
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水路の横幅は約200mと、とても広く、5艘建てから最大では
7艘建てまでも可能だ、20人漕ぎとあいまって迫力のある
レースが観戦できる。

それと、本大会の特徴は、国内空港関係チームに美人の選手が
とても多い事、さらには「国際交流」と銘打つだけあって、
海外からもエラライン系の美人選手が沢山集まってくる。
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昨年の本大会では、日本の強豪専業チームの選手達に、
彼女達からも「カッコイイ~!」と声援が飛び、ちょっと鼻の下
を伸ばした選手達も居たようだ(笑)

まあ、なかなか楽しい大会である。
近年では、ちょっと競技志向が減ってきているのだが、それも
また本大会においては、大会の別の新しい方向性を模索する意味
においては良い傾向かも知れない。

つまり、勝敗よりも大会そのものを楽しむというやり方だ・・
その点については、本大会は成功しつつあり、今後の発展が
非常に楽しみである。

本大会の評価点である。

競技志向  :★★
大会環境  :★★★★
エンジョイ度:★★★★☆
観戦の楽しさ:★★★
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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9月17日(日)静岡県ドラゴンボート大会御前崎なぶらカップ
(旧:御前崎市長杯)
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静岡県御前崎市で、例年6月末に行われていた大会であるが、
昨年より御前崎市一帯で「南海トラフ地震」対策による
「防潮堤」(津波を防ぐ)の大規模な工事が行われている。
その為、昨年の本大会は中止、今年においても、会場を移す
都合があり、会場と開催月が変更された。
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御前崎は風光明媚な環境で、温暖な気候が特徴だ。
海の幸にも恵まれ、ちょっとした旅行気分でのエントリーも
良いかも知れない。

風がやや強い土地なのであるが、そのおかげで夏場のドラゴン
大会でも、あまり灼熱の暑さを感じる事が無い。
なお、この土地柄から「風力発電」の風車が非常に多いのも
特徴である。

ここをホーム大会とする地元強豪チームは、専業チームでもある
「中電龍舟」と「遠州舸(はやぶね)会」がある。

大会運営は「静岡ドラゴンボート協会」により行われ、
こちらは、「海猿火組」や「鈴与龍舟」などの強豪ベテラン
チームのメンバーが多数居るので、スムースな運営だ。
c0032138_07201577.jpg
毎回の大会には写真の「御前崎市キャンペーンレディー」や
御前崎市長さんも応援に駆けつけて下さる。

注意点は、公共交通機関でのアクセスは大変困難な事であり、
車の利用がベストであろう。

なお、本大会は今年は滋賀の他大会と開催日が被ってしまい、
もしかすると観戦が出来ないかも知れない、ただ、そればかりは
いたしかたない、日程はそれぞれの会場の都合もあるからだ・・

本大会の評価点である。

競技志向  :★★★
大会環境  :★★☆
エンジョイ度:★★★☆
観戦の楽しさ:★★★
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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9月~10月 猪名川大会
c0032138_07201547.jpg
前回、第1回目の開催が2014年であった本大会が、3年ぶりの
復活との事である。
正確な日程はまだ入ってきていないので、エントリーする場合は
日程の決定の情報に注意する必要があるだろう。

本大会は、大阪府池田市の猪名川をせき止めて行われる。

京都宇治大会のように2艘建てのマッチレースであるが、
特にその点で不都合は無い。
オープンの部に参戦するチームはドラゴン専業チームばかりで
あるので、競技志向はそこそこ強くなると思う。
c0032138_07201661.jpg
気候がよければ、なかなか気持ちよく参戦、観戦ができる大会だ。
なお、最寄駅からは若干距離があるので、その点のみ要注意だ。

競技志向  :★★★☆
大会環境  :★★★
エンジョイ度:★★★
観戦の楽しさ:★★★
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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9月~10月 大阪府民体育大会

旧来、大阪北港ヨットハーバーにて、ODBA(大阪府ドラゴン
ボート協会)を中心として、大阪府のイベントの一環として
行われていた大会である。
で、ご存知のように北港ヨットハーバーは廃止となってしまい、
現在は滋賀県大津市の「オーパル」で行われる場合が多い模様で
あるが、今年の開催場所、開催日程は未定だ。
c0032138_07202348.jpg
琵琶湖での開催となると、大阪のチームの他、滋賀のチームも
多数参戦してくるので、なかなか賑やかな大会となる。

旧来、北港で行われていた際には、試合後「BBQ大会」があって
選手達の交流、親睦に、とても良い効果があった。
オーパルで行う場合は、BBQが出来ないのであるが、まあ
その点も含めて、今年はODBAの方で何か考えていただいている
かも知れない・・

競技志向  :★★
大会環境  :?(未定)
エンジョイ度:★★★★
観戦の楽しさ:★★★
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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9月17日(日) びわ湖ドラゴンボート1000m選手権大会

早くも今年で11回目を迎える長寿大会だ、
国内唯一の長距離ドラゴン大会は、将来的に海外の長距離戦でも
通用するチームを育てる、という目的で設立されたと聞く。
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その事もあってか?近年においてはエントリーするチームの
中では、長距離を苦手とするチームと、得意とするチームに
綺麗に2分される。

上写真は、長距離が得意なチームの代表格の「IHI相生」だ。
なんと3連覇中である。

勿論相生ペーロンの常連強豪チームであるが、相生の艇の構造と
ドラゴン艇はずいぶんと異なり、それが理由か、漕ぎ方もずいぶん
と異なってくる、しかし、いわゆるその「ペーロン漕ぎ」が特に
超距離戦にマッチしているようにも思われ、かつ、相生ペーロン
の決勝は、900m戦であるので、本大会とさほど距離が変わらず、
その点でも、相生のチームは長距離戦に慣れていると言えるで
あろう。

今年は、他のドラゴン専業チームが「IHI相生」の牙城を
崩せるのであろうか? その点が観戦の1つの楽しみだ。

地元チームでは「小寺製作所」は、かつて「長距離がとても
苦手なチーム」と呼ばれていた、他の滋賀県内の短距離大会では
殆どで優勝経験があるのに、本1000mだけは手も足も出なかった
のだ。
が、その「小寺」も、近年、中距離600m戦の「高島ペーロン」と
500m戦「堅田・湖族舟競争」で優勝し、かつ本1000m大会でも
昨年は3位という実績である、「長距離もいける”小寺”」に
なれるかどうかは、今年の本大会にかかっている(?)

なお、琵琶湖の「瀬田漕艇場」は、風光明媚で極めて良い環境で
ある事は特筆するべき点であろう。

競技志向  :★★★
大会環境  :★★★★☆
エンジョイ度:★★★☆
観戦の楽しさ:★★☆
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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9月17日(日) ドラゴンボート・グランドシニア大会

上記「1000m大会」と併設されて行われる大会だ。
通常、「1000m戦」の後に本大会が行われるので、被って
出場するチームも多いし、本大会のみに出場するチームもある。

本大会の特徴は、唯一の「年齢ハンデ戦」を採用している事だ。
この為、年齢層が高い現役チームが有利となる。
例えば「Rスポーツマンクラブ」が、毎年優勝候補となっている。
「R」には、つい先年まで70歳台後半の選手も居た位だ。

ルールは、20人艇を利用した10人漕ぎで、200mの短距離戦だ。
漕手達の年齢合計が500歳以上の場合は、マイナスハンデ(秒)
となり、若い場合は、プラスハンデがつく。
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上写真のように、風光明媚な「瀬田漕艇場」の環境で行われる。

競技志向  :★☆
大会環境  :★★★★☆
エンジョイ度:★★★☆
観戦の楽しさ:★★
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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10月? 東大島ドラゴンボート大会(東京・東大島)

残念ながら未観戦の大会だ。
勿論、観戦には行きたいが、関西からはなかなか距離がある・・

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10月?中川運河ドラゴンボートレース(愛知・名古屋市)

こちらも残念ながら未観戦の大会だ。
こちらを観戦に行こうとすると、他の大会と日程が被りやすい。

専業チームの「東海龍舟」や「闘龍者」(とうりゅうもん)が
ホームとする大会である。

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さて、次の大会
10月8日(日) 静岡県ドラゴンボート大会
         マグロ祭りツナカップ(静岡・清水)

最も「参加選手満足度が高い大会」と呼ばれ、全国のドラゴン
チームからも大人気の大会だ。

その人気は、地元(静岡)のチームよりも、関東、中部、関西
等の「県外チーム」の方が参加数が多い、という特徴を持つ
全国でも唯一の大会となってきている。

まあ、「おもてなし大会」というコンセプトであるので、
そうした人気も高まってくるのであろう。
c0032138_07202316.jpg
「ツナカップ」の楽しさは、写真の「前夜祭」から始まる。

全国各地から前泊で強豪チームが集まってくる為、この交流会は
選手同士の親睦を高める他、さまざまな情報交換とか、
強豪チームの強さの秘訣を聞き出す場としても有効だ。

会場への好アクセス、好環境はもとより、グルメに観光などの
エンジョイ度も非常に高い大会である。
c0032138_07202344.jpg
いったんレースが始まると、競技志向全開となる。
「これは日本選手権か?」と思えるほどの強豪チームが多数
集まり、激戦が繰り広げられる、

特に、ここ数年決勝戦で見られる「bp」(オープン)と、
「INO-G」(混合)の異カテゴリー対決は必見であり、
このレースを見るだけでも静岡まで来る価値がある。
c0032138_07202251.jpg
毎年10月の3連休の中日に行われる大会の為、
前泊、後泊の選択も自由であり、観光がてらの参戦・観戦が
おすすめである。

なお、少ないチーム数(最大20数チーム)での限定大会であり
エントリーしても毎年抽選になってしまう模様である。

毎年の年末に本ブログで掲載している「ドラゴン総集編」の
「ベスト大会編」では、例年1位か2位の屈指の好大会だ。

競技志向  :★★★★☆
大会環境  :★★★★☆
エンジョイ度:★★★★★
観戦の楽しさ:★★★★
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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10月18日~10月23日 
IDBF世界ドラゴンボート選手権大会(中国雲南省・昆明市)

こちらは大会情報のみの掲載。

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さて、次の大会
10月?日 南大隅町ねじめドラゴンボートフェスティバル
(鹿児島)

こちらも残念ながら未観戦の大会。
関西から専業チームも参戦していて、特に「関西龍舟」や
「Team 河童」が優勝等の好成績を数多く残している模様だ。

昨年(2016年)の日本選手権大会には同大会の実行委員の方が
観戦に来ていて、色々話をしたが、なかなか面白そうな大会だ。

昨年は「スモール選手権」と同一日程でかぶってしまったが、
今年はどうなのか?まだ正式な日程の情報は無い。

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10月29日(日) スモールドラゴンボート日本選手権大会 

こちらが、本年のシーズン最後の大会になる予定だ。

10月末は、やや寒いのであるが、昨年より、このあたりの日程に
なってから、本大会や前身の「びわこスプリント」において、
「極めて雨に見舞われる確率の高い大会」という点が解消されて
きている兆しがある。
c0032138_07202244.jpg
本大会は「選手権」大会であり、全国から強豪チームが集まる。

7月に行われる「日本選手権」とは異なり、本大会は10人漕ぎ
であるから、遠方からの参戦チームも多い。

その点においては、ある意味「日本選手権」よりも、本大会の
方が競技志向は強いと言えるであろう。
c0032138_07202234.jpg
会場は、「びわこ競艇場」である、恵まれた水上競技用環境は、
4年後に行われる「ワールドマスターズゲーム関西2021」での
ドラゴンボートを含む水上競技の会場にも指定された。

先ほど「雨が降りやすい」と書いたが、この会場では、広大な
「屋内観戦デッキ」もある為、実のところ、あまり雨は問題には
ならない、その点でも優れた会場環境であると思う。

こちらも、本ブログ年末の「ベスト大会編」では、毎年上位に
ランクインする好大会だ。

競技志向  :★★★★★
大会環境  :★★★★☆
エンジョイ度:★★★
観戦の楽しさ:★★★★☆
(★=1点、☆=0.5点、各項目5点満点)

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さて、今年下半期の「ドラゴンボート&ペーロン大会」の情報は
以上である、この中の多くの大会は観戦する予定であるので、
個々の大会の模様は、また個別に観戦記事を書いていくとしよう。

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